「甲子園に出て完全に野球をやめた」。元球児が日本一のチームでコーチを始めたワケ:家、ついて行ってイイですか?(明け方)

公開: 更新: テレ東プラス

たけださんのお仕事部屋にお邪魔しました。本棚には、コーチを担当するようになってからのチームの記事をまとめたファイルが並んでいます。たけださんがコーチをするようになったのは、長女の入部がきっかけ。たまたまコーチが抜けたタイミングで、野球経験者のたけださんに声がかかりました。

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高校時代、センターを守るレギュラーメンバーとして甲子園に出場するも1回戦で敗退。しかし、「そんなに悔しくもなくて、むしろやり切った感がすごくあって」、完全に野球をやめようと決意。それ以来、野球にはほとんど触れてこなかったといいます。

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そんなたけださんに、心境の変化が…。「子どもとこういった時間を過ごすのって中々できないから」との思いでコーチを引き受けたところ、青春時代がよみがえったといいます。「昔はお金を稼ごうとかあったんですけど…物欲とか金欲とか。子どもと一緒にソフトボールをやるようになって、子どもの目標ってお金に関係なく設定するじゃないですか。その目標を一緒にやっていくことが、ものすごく人生を有意義にするための手段の1つなんだと感じました」。

「甲子園に行ったとか、ソフトボールで優勝したとかは、最終的にはどうでもよくて。そこへいくまでの過程が評価されるほうが僕としてはすごく嬉しい」。

将来の夢は「国際大会、オリンピック。銀メダルはいらないです。1位にこだわりたいから」と、力強く語る娘さん(次女)ですが、そう遠くない将来、姉妹の活躍を画面で見る日が来るかもしれません。これからも親子で楽しみながら頑張ってください! 応援しています!

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