アダルトグッズに尿を仕込む?覚醒剤犯罪を繰り返すあきれた人々の実態…

公開: 更新: テレ東プラス

3月30日(木)に放送された「じっくり聞いタロウ~スター近況㊙報告~」(毎週木曜深夜0時放送)は、裏社会ジャーナリストの石原行雄さんが、何度捕まっても更生の道を選ばず、再犯を繰り返す“覚醒剤事犯の実態”を大暴露! あの手この手を駆使して薬物検査をすり抜ける、薬物犯罪者の衝撃手口を明かした。

記事画像【配信終了:4月6日(木)】

番組冒頭、石原さんは「大女優の息子が5度逮捕された」例を挙げ、覚醒剤犯の再犯者率が70.1%(出展:令和3年版犯罪白書)と圧倒的な高さであることを指摘。
だが実は、残りの3割にも、再犯しているものの捕まっていない人が含まれている可能性があるという。

薬物事犯、特に覚醒剤犯は依存症なので、“厳しく罰するよりもサポートの方が必要”という声は大きいが、再犯防止・社会復帰のための仕組みとして“仮釈放制度”があるものの期間が短く、十分な地域移行ができないまま、再び違法薬物に手を出してしまうのが実情だそう。

しかし、そんな犯罪を繰り返す人の社会復帰を支援するため、新たな制度が導入された。
それは、裁判所が3年以下の懲役・禁錮を言い渡す際、1~5年の期間で刑の一部の執行を猶予できる「刑の一部執行猶予」という制度で、例えば、薬物犯罪で「懲役3年の内、1年は刑の執行を3年間猶予する」という判決が下された場合、2年間は刑務所に収監されるが、残りの1年は刑務所の外に出て、保護観察を付されて更正を目指すことになる。

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再犯させないための取り組みの一つが、「薬物乱用防止プログラム」。法務省の管轄下でミーティングが行われ、薬物検査も行うが、実は検査日を事前に告知してしまうため、取材した薬物犯の間では「検査の1週間前からシャブ抜きすれば大丈夫」というノウハウが口コミで広まっているとか。「抜き打ち検査でなければ意味がない。やめる気がないやつは、隙あらばやるし、嘘をついてでもやる」と石原さん。

さらに石原さんが、覚醒剤の使用をやめない人たちが尿検査をすり抜ける手口を大暴露!アメリカでは、一般企業の入社面接でドーピング検査を求められる場合もあるが、男性器を模したアダルトグッズに健康な人から採取した尿や化学合成した尿、冷凍した尿を仕込んでおき、検査をパスする人がいるという。

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検査官は横で見ているが、顔を近づけて凝視するわけではないので、すり抜けることができるそう。
これらは1セットで売られており、メーカーのサイトのみならず、なんと大手通販サイトでも普通に販売されており、日本でも海外通販で入手が可能だという。


また石原さんは、薬物犯罪で起訴されても、嘘をついて刑期を短くしようとあがく様を目撃したそう。石原さんが面会に行った時はヘラヘラと強気な態度を取っていた被告が、裁判になると一転、「親も高齢で刑期が長くなったら死に目に会えないかもしれない。どうぞご寛大な短気の刑期をお願いします」と泣き落としに出ることも。
一切そんな話をしたことがないにもかかわらず、「傍聴席にいつも自分をサポートしてくれている有名なジャーナリストの先生(石原さん)に来ていただいています。私には彼がいるのでスパッとやめられるはず。刑期の情状酌量をお願いします」と話す、抜け目のない被告もいるという。

番組ではこの他、「配信アプリNo.1」「元カリスマNo.1キャバ嬢」実業家にひろゆきが忖度ゼロでインタビューする。