3月28日（火）、東京・丸の内ピカデリーにて、映画『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the stage 《Bad Ass Temple VS 麻天狼》-Cinema Edit-の公開を記念した舞台挨拶が行われ、キャスト陣が登壇しました。
スクリーン一面にお尻のアップが！？
音楽原作キャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」を舞台化し、ラップバトルやダンス、ヒューマンビートボックスなど圧巻のパフォーマンスで多くのファンを魅了している『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the stage。この舞台が、映画館限定のオリジナル編集版“-Cinema Edit-”として大スクリーンに登場！2022年冬に上演された《Bad Ass Temple VS 麻天狼》の映画版で、ナゴヤ・ディビジョン“Bad Ass Temple”、シンジュク・ディビジョン“麻天狼”がラップで激しくぶつかり合う。
舞台挨拶には、廣野凌大さん、加藤大悟さん、青柳塁斗さん、鮎川太陽さん、荒木宏文さん、井出卓也さんが登場。
「3面ライブスクリーン」を備えた丸の内ピカデリーでは、舞台上の繊細な表情やダイナミックな躍動感を臨場感たっぷりに体験できる、3面ライブスクリーン用にオリジナル編集した特別版を上映。劇場の2階席から観たという鮎川さんは「本当の舞台を見ているような感覚にもなるし、見たいところにフォーカスが当たってアップになったりするのがいい」と、3面ライブスクリーンの感想を。
“四つん這いでセットの下に入っていく芝居”をした井出さんは、「それが（3画面の内の）1面に丸々映し出されて、僕のお尻がアップになるんですよ」と困惑しつつもうれしそう!? 「ピチピチのスーツのキレイなお尻なので、ぜひ見てください」とアピール！
さらに、3面あると芝居のメインどころ以外も映し出されるため、「踊ったあとちょっと息を整えているところなんかも見られちゃうんですよ」と青柳さん。自分がメインになっていないところでも気が抜けないという話でみんなが盛り上がる中、荒木さんは「それが演劇なんですよ。板の上に立っている間はずっと集中してなきゃいけない。だから、3画面の映画館と演劇はすごく相性がいいと思うんですよ」と先輩らしく熱弁。一同から「おお～」と感心の声が上がりました。
青柳塁斗の肩はまるでメロンパン!?
本作で、荒木さんは、青柳さんと17年ぶりに共演し「前は細マッチョだったのが、久しぶりに会ったらゴリマッチョになってた」と変貌ぶりに驚いた様子。「“肩がメロンパン”ってよく言うけど、本当にメロンパンみたいだよね」とマッチョぶりを称賛します。
すると、青柳さん「“パン”は要らないんですよ。パンだと柔らかいじゃないですか。“肩がメロン”って言うんですよ」と冷静に返し、場内は笑いに包まれました。
一番成長したメンバーとして名前が挙がったのは、本シリーズが初舞台だった加藤さん。同じチームの廣野さん・青柳さんは、「本読みとか稽古とかで大悟がセリフ読んでると、僕ら2人目を合わせてニヤニヤしちゃう。成長がうれしくて」と。鮎川さんも、「スタッフの皆さんもそうだったよね。大悟の成長を喜んでいた」と、異なるチームながらも加藤さんの変化を感じていたようでした。
本作品は全28公演の大千秋楽を撮影したもの。千秋楽の心境について聞かれると、とうとうと語り出し止まらない荒木さん。たまりかねた井出さんが「ブログで書け！」とツッコミを入れ、一同爆笑。
さらに、廣野さん・鮎川さん・荒木さんの3人が全公演を終えたあとに忘年会をし、高級すき焼きを食べたというエピソードも。予定の時間を越えてもキャストたちのおしゃべりは止まらない！ 6人の仲の良さとファンへのサービス精神が存分に伝わる舞台挨拶となりました。
映画『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the stage 《Bad Ass Temple VS 麻天狼》-Cinema Edit-は、3月24日（金）より2週間限定公開。「Dual 3D版」では、シーンやご自身の好みに合わせて2D・3Dの鑑賞方法を自由に選択でき、「3面ライブスクリーン版」では、細かな演技を余すことなく見られ、まるでそこにいるかのような没入感や臨場感を体験できる特別版を上映。
『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the stage 《Bad Ass Temple VS 麻天狼》-Cinema Edit-
公式HP
公開：3月24日（金）よりDual3D＆3面ライブスクリーン 2週間限定同時上映
出演：廣野凌大、加藤大悟、青柳塁斗／鮎川太陽、荒木宏文、井出卓也
原作：EVIL LINE RECORDS
演出：植木豪 脚本：亀田真二郎
音楽監督：KEN THE 390 テーマソング：井出コウジ
（取材・文／高瀬純）
