「なんでこんなに俺たちに試練が起きるんだ...」ツイてない10人にさらなる不運：Dreamer Z

Z世代のスターを発掘する「～夢のオーディションバラエティー～Dreamer Z」（毎週日曜夜9時）。2月26日（日）の放送では、LDH史上最大規模のオーディション「iCON Z～Dreams For Children～」男性部門第二章、デビューを賭けた「武者修行」4日目の模様を。ツイてない大所帯グループに、またもや波乱！？

ツイてないTJBBに最大のピンチ

「iCON Z」第二章は、ファンからの様々な応援をポイントに換算し、合計100万ポイント獲得すれば合格。

武者修行3日目までの集客ポイントはこちら。
ライバルに大きく差をつけられたTHE JET BOY BANGERZは、初日は雨、2日目は新幹線がストップして大遅刻、3日目は猛吹雪と不運が続いている。

ツイてないTJBBは策を練る。武者修行の合間に練習場に集合し、どんな悪条件でも安全にでき、かつ見応えのある別バージョンのパフォーマンスを開発。また、これまでの経験を踏まえ、様々な想定でのバージョンを考えることに。ピンチはチャンス！高みを目指し改良を重ねていく。

しかし、さらなる不運が待ち受けていた。なんと、石川晃多(21歳)、中村碧(17歳)がインフルエンザにより戦線離脱。4日目、愛知県での2公演は、急きょ、10人のパフォーマンスを8人バージョンに作り直すことに。

不測の事態に、いつも元気な古嶋滝(19歳)も「なんで俺たちにこんなに試練が起きるんだ」と。3曲分のフォーメーションや歌割りを大幅に組み直さなければならないが、本番までわずか2時間しかなく、動揺するのも無理はない。時間はあっという間に過ぎ、焦るメンバーたち。修正は間に合ったのか？

こうして迎えた本番。ステージ裏で円陣を組み、リーダーの田中彰(26歳)が「俺らはこれを乗り越えられる。いない2人を含めて10人、僕ら最強なんで」と気合を入れる。

集まった多くのファンに「晃多と碧の分も一生懸命頑張ります！」と説明し、パフォーマンススタート。ハイトーンが武器の晃多の代役をマークエイロン(23歳)が、碧のラップパートは伊東弘之助(23歳)と彰が交代でカバー、碧が務めるダンスパートのセンターは佐藤蒼虎(17歳)が担う。

なんとか最後までやりきり、ファンも「そこには2人がいた。だから10人だった！」と喜んでくれた。しかし、メンバーたちの空気は重い。本番直前の2時間で急ごしらえしたため、変更点を覚えきれず、立ち位置のミスを連発してしまったのだ。

さらに、メインボーカルの宇原雄飛(21歳)のヘッドセットが外れてしまうというアクシデントも。それを気にするあまり、ステージの中央でエイロンとぶつかってしまった雄飛は、「(本番中に)考える作業をしてしまって。パフォーマンスをちゃんとお客様に届けられたかな」と悔しさを。

佐藤陽（17歳）も「いつもより自分たちが出せるパワーが少なかったんで、それをカバーしようと大きく踊ったら体力削られちゃってラップで声が出なかった。大反省です」と。

こんなことではプロとは言えない...「ツイてない」などといい訳はできない。満足にはほど遠いステージだったが、次の会場にも大勢のお客さんが待っている...俯いている暇はない。

2公演目直前、重い空気を変えたのはリーダーの彰。「はーい、みなさん！」と明るい声で呼びかけ、「いろんな試練を乗り越えて、10人でデビューして、どんどん活躍していくんです。待っているみなさんを、めちゃめちゃ楽しませましょう！」とメンバーを鼓舞する。

果たして、満足いくステージを披露することはできたのか！？この模様は期間限定無料配信中の「ネットもテレ東」で！

ギレルメ、母の前でパフォーマンス

WOLF HOWL HARMONYの4日目、この公演にギレルメマサユケトマジ西村(25歳)は特別な思いで臨んでいた。急きょ、静岡から家族が見に来ることになったのだ。

ギレルメを誰よりも応援しているのは、ブラジルにルーツを持つお母さん。ある日、言葉が伝わらずいじめられ、仕事先から泣いて帰って来た母を見て「『母の息子は僕なんだ』と胸を張れる存在になりたい」と音楽の道を志したギレルメ。母に恩返しがしたい一心で、過酷なオーディションにも挑んできた。

夢を追いかけるためギレルメが実家を出て上京した時は、「1ヵ月ずっと泣いてた。少しずつ時間が解決したけど、あなたの歌を聴くと思い出して泣いてしまう」というお母さん。ギレルメは、両親の前で「夢がたくさんあるんだ。2人に家を買ってあげたり...」と思いを伝え「叶えるために頑張る。努力します」と決意を新たに。ギレルメのステージを見たお母さんの反応は？