離島に「何しに来たの?」驚きのワケが続々...そこには感動の理由が!:所さんのそこんトコロ!

公開: 更新: テレ東プラス

金曜夜9時からは、ゲストに上國料萌衣(アンジュルム)を迎えて「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ! 」【超巨大金庫に謎の郵便マーク&"白い金"探す秘境仕事人】を放送。

「テレ東プラス」では、2月17日に放送された番組の中から、「あなたはナゼ離島に来たんですか?」の内容をプレイバックします。

日本全国にある島の数は6,000以上。連絡船が1日数便しかない離島も多く存在しますが、そんな離島に住民以外の人は何をしに来るのでしょうか。

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今回調査するのは、熊本県の天草諸島にある牧島。周囲約24.8kmで住民は270人ほど。
民家は少なく、食料品店は1軒もありません。島への定期船はないため、交通手段は隣の御所浦島から橋を渡って行く陸路のみ。御所浦島の住民でも牧島を訪れることは少ないそうですが、実家がある熊本県菊池市から牧島に通っている人を発見!

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牧島に通っているのは、鍬崎智広さん(26歳)。仕事のため週の半分ほど牧島に来るそうで、同行させてもらうと、到着したのは普通の民家。現在リフォームをしている最中で、気軽に人が立ち寄れる交流スペースや、ワーケーションができる場所作りをしているそう。
さらに2階には、宿のスペースも。
建築士の鍬崎さん、牧島の美しさに魅せられ、2年前から移住促進や空き家を活用するプロジェクトなど、地域おこしの活動をしています。

「他の仕事もあるので、今から行きましょうか」と向かったのは、たくさん石がある場所。

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地域おこしの一環として化石発掘ガイドもしている鍬崎さん。見つけたのは、1億年前のニマイガイの化石でした。牧島には化石が多く眠っており、60cmのアンモナイトが発見されたことも。御所浦島の東側には船でしか行けない化石採掘場もあり、2つの島は知る人ぞ知る「化石の島」なのです。

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鍬崎さんによると、牧島は空き家が50軒、御所浦地域は400軒。「人口現象のスピードがすごく早くて、この推移だと30〜40年後に0人になってもおかしくない。100年後も続く地域にしたい」と、島への愛を語ります。

続いて出会ったのは、スーツ姿で牧島を訪れた櫻庭輝典さん(45歳)。仕事で週3回ほど、熊本市から3時間かけて通っています。

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仕事場に同行させてもらうと、「勇志国際高校」という名前の高校に到着。櫻庭さんは、ここで教頭先生をしています。
勇志国際高校は、千葉や福岡など、全国に5校ある通信制の私立高校。こちらの天草校は、廃校になった小学校を使って2005年に開校したそうですが、通信制とはいえ、なぜわざわざ離島に学校を? この後、その理由が明らかに!

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櫻庭さんが向かったのは、学校から100mほどの場所にある船着場。小型船がやって来て、生徒たちが続々と降りてきました。この日は、数カ月に1度の「スクーリング」と呼ばれる登校日。北海道や兵庫県など、全国から12人の生徒が集まりました。

3泊4日で島の民宿に寝泊まりしながら学ぶスクーリングでは、座学の他、島の自然を生かした多くの体験授業を実施。この日はみかん農園へ向かいます。

「通信制高校の生徒たちは、さまざまな事情を抱えて来る。自然豊かな場所での非日常体験が、コミュニケーションを育むきっかけになる。それが離島の醍醐味」と語る櫻庭さん。
外出する機会が少ない生徒たちのために、大自然で校外学習できる場所に学校を作りたい! そんな思いで先生たちが4年かけて見つけたのが、牧島だったのです。

「体験したことないことがいっぱいで、刺激になりました」「解放感があって、笑う機会もできて楽しいです」と話す生徒たち。離島を訪れる人を探したら、牧島の豊かな自然を愛する人々に出会えました。


金曜夜9時からは、ゲストに上國料萌衣を迎えて「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」【超巨大金庫に謎の郵便マーク&"白い金"探す秘境仕事人】を放送。

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どうぞお楽しみに!