往復6時間の遠距離通学！親孝行な19歳が目指す一攫千金が狙える職業：所さんのそこんトコロ！

金曜夜9時からは、ゲストに馬場ふみかを迎えて「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ！」【1都4県行く遠距離通学＆あなたはナゼ離島に？】を放送。

「テレ東プラス」では、2月10日に放送された番組の中から、「驚きの遠距離通学なぜそんな遠くから通っているんですか？」の内容をプレイバックします。

リポーターの別府ともひこ(エイトブリッジ)がやって来たのは、東京・江戸川区北葛西。こちらの籾山くんが、驚きの場所から通っているそう。何やら急いでいるらしく、走って駅まで向かいます。

走ること7分、東京メトロ東西線の西葛西駅から中野方面へ。この電車を逃すと、乗り換えの際、長時間待つことになるため、いつも駅まで走っています。
茅場町駅で下車し、東京メトロ日比谷線の北千住行きに乗り換え。隅田川を越え、北千住駅で下車、東武スカイツリーラインの久喜行きに乗り換えます。
荒川を越えて埼玉県に突入、終点の久喜駅で下車しますが、まだ最寄り駅ではなく、東武伊勢崎線の館林行きに乗り換え。すると今度は利根川を越えて群馬県に突入。別府は「1都2県、ほぼ旅行だね」と驚きます。

終点の館林駅で下車し、やっと最寄り駅...と思いきや、なんと本日4回目の乗り換え！
同じ東武線の伊勢崎行きに乗車します。実は西葛西で走っていたのは、この駅での乗り換えをスムーズにするため。タイミングが悪いと、30分待つこともあるそう。

栃木県に突入し、足利市駅で下車。ここが籾山くんの最寄り駅です。気になる交通費は、6ヵ月分で約5万8000円！すべてご両親が負担しています。
北千住駅から足利市駅までは「特急りょうもう」が通っており、それに乗れば約30分早く着きますが、片道1000円以上の差額が。籾山くんは節約するため、在来線で通っています。

駅からは車で帰りますが、停めているのは徒歩5分ほど離れた場所。駐車場代が1日200円と格安なため、わざわざ離れているところを利用しています。ここでも節約！
車で走ること20分、ようやく自宅に到着。片道3時間、往復6時間、1都3県を渡る遠距離通学です。

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5人家族の籾山くん、帰宅時間が遅いため、夕食はいつも1人。実は学校には寮があり、そこで1人暮らしをしていた時期もありましたが、寮費と生活費の仕送りで両親に負担をかけてしまうため、遠距離通学を選んだそう。親孝行！

学費は奨学金で賄っているため、卒業後は自分で返済しなければなりませんが、「自分がなろうとしているのは、一攫千金といいますか、奨学金が1回で返せるようなチャンスがある仕事なんです」と籾山くん。
ご両親は「もしかしたらプロ野球選手になるよりも難しい」「その学校を卒業したら絶対なれるというわけではないので、心配はありますね」と話しますが、プロスポーツ選手よりもなりにくい一攫千金の職業とは？

翌朝、今度は登校に密着。早朝5時40分に自宅を出発し、再び3時間かけて学校最寄りの西葛西駅へ。授業をのぞいてみると...なんと籾山くん、ゲームをしていました！

籾山くんが通っているのは、「東京アニメ・声優＆eスポーツ専門学校」。アニメ制作や声優などの学科があり、籾山くんは7年前に新設された「eスポーツ学科」に通っています。
そもそも「eスポーツ」とは、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、パソコンやゲーム機を使って世界各国のプレーヤーと対戦できるオンラインスポーツ競技のこと。
海外の大きな大会になると、賞金が億単位になることもあるというから驚きです。将来的には、オリンピックの競技になる可能性も。

プロゲーマーを目指している籾山くん、「やっぱりゲームが好きで、好きなことを仕事にできたら最高だと思って、この学校を選びました」と目を輝かせます。
eスポーツを学べる専門学校は他にもありますが、この学校に決めた理由は、現役プロゲーマーとして活躍するAvadoN選手(Meteor所属)が教えてくれるから。世界で活躍するプロゲーマーを目指し、籾山くんは今日も遠距離通学を続けています。