ダウ90000・蓮見翔、大活躍にも「テレビに自信がない」意外に捻くれた一面も:あちこちオードリー

公開: 更新: テレ東プラス

achikochi_20230215_01.jpg【配信終了:2023年2月22日(水)】

あちこちオードリー」(毎週水曜夜11時6分放送)2月8日(水)の放送は、「劇団を率いていた人」小籔千豊と、「劇団を率いている人」蓮見翔ダウ90000)が来店。2人のリーダーから人を率いる面白さや難しさを聞き出すが...若干25歳にして劇団を率いる蓮見の葛藤が爆発!?

コンビ芸人だった蓮見が芸人を諦めたワケ

結成3年にしてチケット即完売の8人組「ダウ90000」を主宰する蓮見翔。さらに漫才、コント、ドラマの脚本までこなす注目のクリエイターだ。

実は、大学時代はコンビで漫才を。同時に演劇サークルを作って活動しており、そのメンバー40人のうちの8人で組んだのが今の「ダウ90000」。

学生お笑い界でもさぞかし活躍していたのかと思いきや、「漫才はずっとスベってました」と蓮見。小学生の頃からお笑いが大好きで、芸人になりたい気持ちはあったが、「ザ・イロモネア」(TBS系)で、ネタだけではなく、フジモン(FIJIWARA藤本敏史)のように平場もこなす芸人たちの姿を見て「僕にはできないな」と諦めたという。

こうしたお笑いへのリスペクトから、自身の肩書にもこわだりが。ダウ90000は演劇もお笑いもこなすが、"劇団"と位置付けるのは、「芸人さんに"劇団がやる人のコント"として見られるのが嫌だった」と。"8人組"がベストだが、わかりづらいため"コントユニット""コントグループ"と表現しているという。

ダウ90000は、2021年「M-1グランプリ」準々決勝進出で注目を集め、2022年には「ABCお笑いグランプリ」準決勝、「キングオブコント」準々決勝に進出、さらに「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)や冠番組放送などテレビにも出演し、劇団の枠に収まらない活躍を見せている。

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しかし、賞レースでは、「これはお芝居だ」という反応も。2021年「M-1」に出場した時は、「M-1に出られる人生だと思ってなかったんで」とうれしかったそうだが、準々決勝で"君らの来るところじゃないよ"という空気になり、「ここまでなんだろうな」と感じたという。意外にネガティブ!?

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現在25歳、これからの活躍に期待が高まるが、「最終的には劇場に引っ込みたい」と蓮見。テレビでの立ち回りに自信がないそうで、「バラエティに出られないと思ってたからコントと演劇の真ん中でウロウロやっていたのに、ひっぱり出されて出てみたら、全然上手いことできなくて。『ほらね!』って思いました」と自虐。やはりちょっと捻くれてる!?

それでもテレビに出る理由は、自分の劇場を作りたいから。これを聞いた若林は、「自分だけのことじゃないよね。これが大人になるってことだよ!」と、自分のことばかりの春日に説教!?

春日は当て書きの究極体!?

ダウ90000の主宰として脚本を書く上で、メンバーへの配役には気を使うという蓮見。また、メンバーに当て書き(演じる人を決めてから脚本を書く)しすぎて、「みんな(将棋の)香車みたいな役者になってて」という悩みも。香車のように、その道に真っ直ぐにしか行けなくなってしまっているという。

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これを聞いた若林は、「分かるわ。春日当て書きだもん」と共感。春日は「香車芸人」!?

オードリーのことが大好きな蓮見にとって、春日は「当て書きの究極体」。これが上手くいっているのは、ひとつは、根底には若林の愛があり、同級生じゃないとできない当て書きだということ。そして、春日に対しては「それを20年以上ずっとやっている春日さん、怖すぎる」と、感心や尊敬を越えて畏怖も。経験により武器も増え、結婚もし、もう貧乏でもないのに「あのキャラを貫くって、普通の人間じゃ無理」と蓮見。

実は、若林も春日に対し危機感を。ピンクベストのキャラを作ったのは若林だが、ラジオのイベントの際、春日が「私服じゃ人前に出られない」とスタッフと揉めたという。当て書き人生が長すぎて、春日本人も「何が本当の春日なのかわかんない」という、とんでもない状態になっている!? 蓮見は、このままいくとダウ90000は「7人、春日さんになる可能性がある」と、怖さを感じているのだという。

というのも、ダウ90000は、某芸人から「こんなキレイな1トップ見たことない」と言われるほど全てが蓮見の采配によるもの。蓮見は危機を感じているが、他の7人は役者志望のためバラエティなどでは蓮見に任せきりで、準備をしようとも、どうにかしようと考えようともしない。蓮見は「いつまでもダラダラ実家いたりとか...意識変わんねぇぞ、お前ら」「ここ2、3年チャンスなのに、何をダラダラやってんだよ」と不満が爆発!

そして、今はメンバー7人が横並びだが、ここから個人の仕事が増え格差が生まれてしまった時に、「各々が腐らないように」と心配も。そのため蓮見は、メンバーに対し「無責任に褒めてくる大人から遠ざける」という対応をしているという。そんな蓮見に、吉本新喜劇で16年間座長を務めてきた小籔が、経験からのアドバイスを!
また、上の世代から「若い人は怖い」と言われるが、若い世代の蓮見からすれば「テレビに出ているおじさんの方が怖いに決まってる」と反論! ここから蓮見の本音が大爆発!?

次回の放送は、陣内智則とコットン(西村真二、きょん)が来店! 陣内が大物MCにハマり続ける理由とは? コットン西村の今後の野望が明らかに!