真夜中の「マッチョ理容店」は誰のため? 深夜0時、住宅街に明かりがポツリ:有吉の世界同時中継

公開: 更新: テレ東プラス

なぜ深夜に営業を?誰のため?

それにしても、なぜ深夜営業を始めたのか。聞けば、太郎さんは3年前の2020年まで横須賀米軍基地の理容店で勤務していたが、コロナ禍の影響で基地内の店が営業停止になり、突然無職に。それを機に、実家の山口理容店で働くことになったという。

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しかし、店内のシャンプー台は1つのみ。父と息子が一緒に接客すると、どちらかのお客を待たせてしまうことになる。それを避けるための決断だったそうだ。

深夜営業を始めた当初は住宅街ということもあり、お客が来るか不安だったが、要らぬ心配だった。夜にやってくるお客は「仕事が忙しく、子どももいたりして土日に髪を切りに行くのは難しいのでありがたい」と話す。日中が忙しいお父さんたちにとって、ありがたい存在となっているようだ。

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順風満帆だが、太郎さんには心配事がある。それは、父・昌男さんが体調不良のため、心臓に人工弁を埋め込んでいることだ。太郎さんは「76歳なので、普通なら引退」と不安がる。ところが昌男さんは「お客さんから『早く息子に技術を』と言われるが『教えてくれ』って言わない限りは教えねえ」と元気そうに笑う。また「自分で努力して、もまれた方が自分のものになる」とも。

すると、太郎さんは「期待しておいてください」とはにかむ。深夜も営業している老舗理容室には二人三脚で頑張る親子がいた。

次回の放送は、

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