1月16日(月)に放送した「家、ついて行ってイイですか?(明け方)」(毎週月曜深夜)では、東京のJR中野駅前で出会った、多才な女性のお家について行きました。
JR中野駅前でお仕事帰りの女性に声をかけました。「今日は無理...」と、いったん断られましたが、「後日なら」と取材させていただけることに! ようこさん(43歳)は、人気テレビアニメの脚本や構成なども手掛ける脚本家で、「舞台作品の手話通訳」というお仕事をされているとのこと。
実は、舞台の手話通訳を始めたのは、幼少期のあることがきっかけだったことが明らかになります。
舞台の手話通訳とは、演劇作品を、舞台上で演者の間に入ったり、横に立ったりして手話で通訳する仕事だそうで、「全国で50人前後」(ようこさん)いるそうです。
タクシーでお仕事について伺ったところで、3階建ての一軒家に到着しました。2世帯で住んでいるそうで、1階にはご両親が。ようこさんは夫と子どもと暮らしています。
ようこさんは他にも女性4人で劇団もやっているそうで、壁にはチラシがたくさん貼られています。ちなみに、ようこさんは脚本と演出を担当しているとのこと。
手話はどこで覚えたのかを伺うと、なんと「ネイティブ」とのこと。ご両親に聴覚障がいがあるため、「生まれつき手話ができます」と、ようこさん。お話を伺っているところへ、夫のたけしさん(46歳)がご帰宅。お2人の出会いも演劇だそう。もともとは、たけしさんも舞台の脚本家でしたが、結婚を機に就職したといいます。
ようこさんが作る晩ごはんのメニュー、「鶏のネギ塩だれ」のイイ匂いがしてきたところで、今度は息子さん(13歳)がご帰宅。たけしさんが「遺伝子の奇跡。妻の良いところと俺のマシなところが奇跡の融合を果たした」と表現するとおりのイケメンくんです!
息子さんは演劇部に所属。ご両親の影響なのは明らかな気もしますが、「なぜか演劇が好きで入った」と、ふんわりした入部理由しか言ってくれませんでした。「思春期の照れがあって素直に言えないんだよ」と、たけしさんがフォローします。
ようこさんの仕事部屋、兼寝室へ案内してもらいました。そこで、もう少しご両親と手話のことについてお話を伺いました。ようこさんも弟さんも耳が聞こえるのに、ご両親は聞こえないということについて、苦労したことはなかったのでしょうか...。