「もしも自分がデスゲームに参加したら...」伊野尾慧が出した意外な答え:ダ・カーポしませんか?

公開: 更新: テレ東プラス

――運が人生を左右する物語ですが、伊野尾さんは運が良い方だと思いますか?

「どうだろう。やはりこの世界にいるので、運がいい方だと思うようにしています。Hey! Say! JUMPに入れたことや15年間続けられていることもひとつの運。今もこうして活動できていることに関しては、間違いなく"自分は運がいい!"と思います。
実は今まで、運気を上げるとか占いや迷信みたいなものにあまり興味がなかったんですけど、最近は"そういうものを取り入れたら楽しいのかも...?"と思えるようになりました。今まで見ていなかったことが見える面白さがあるんじゃないかと。もしかしたら今後は、めちゃくちゃ占いを信じるようになるかもしれません(笑)」

――もしも伊野尾さんが今回のデスゲームに参加したら、勝ち抜いていけそうですか?

「いけないと思います。というより、怖くて参加すらできないかも。例え賞金をゲットできても、そこまでうれしくないし...。だってあぶく銭ですよ? もしもゲットしたら、競馬で1点買いするなど、ギャンブルで一気に使っちゃうかな~(笑)」

――実際、くじ引きなどで当てた経験は?

「小学生の頃、近所のスーパーの福引きを当てたことがあります。いくらか買うとガラガラを回すことができて、ほとんどティッシュしか当たらないんですけど(笑)、僕は食事券とスケートの無料券を当てました! 家族でスケートを滑りに行ったことを今でも覚えています」

――伊野尾さんから見て、太一は運が悪いと思いますか?

「"運が悪い人だったんだろうな"とは感じます。それが今後どう変わっていくのか...楽しみですね。すべてが終わった時、太一は運が良かったのか悪かったのか、分かるんじゃないかなと思います」

――登場人物は、それぞれ苦しい現状を抱えています。伊野尾さんにとって、今も忘れられない苦しかった出来事は?

「基本的に、悲しいことや苦しいことは忘れようと努力するのであまり覚えていませんし、登場人物たちとは比べものになりませんが、大学時代は大変でした。満員電車で学校に行き、レポートを作成して出さなければならない。レポートの数もかなり多く、4年間で卒業しなければいけないというのもプレッシャーで、今思い返すとハードな毎日でした。ただ、そのハードな大学時代を経験したことで、卒業後は、ドラマの撮影などで寝不足でも、まだまだだなと思えるようになりました。
苦しい中、頑張ったことや乗り越えたことが、5年後、10年後に芽が出るケースは多いと思います。30代後半、40~50代をハッピーに過ごしたいので、今やれることを頑張っていきたいですね」

伊野尾さんが出演する、ドラマプレミア23「ダ・カーポしませんか?」は、1月16日(月)夜11時6分スタート! どうぞお楽しみに!

伊野尾慧 プロフィール】
1990年6月22日生まれ、埼玉県出身。2007年、Hey! Say! JUMPとしてデビュー。俳優として、映画「ピーチガール」、ドラマ「トーキョーエイリアンブラザーズ」、「准教授・高槻彰良の推察」など多数主演。バラエティー番組や情報番組に出演するなど、幅広く活躍中。

【第1話】
人生に悲観した真澄太一(伊野尾慧)、大田原善弥(マキタスポーツ)、四門英治(迫田孝也)、前山恵理子(平田敦子)、三橋愛菜(小林涼子)、高校生・櫻木駒希(長谷川百々花)、稲葉忠康(杉本哲太)、南雲洋子(観月ありさ)――。
職業も年齢もバラバラな、今まさに命を絶とうとしている8人の前に、突然謎の男・二宮辰之助(武田鉄矢)が現れた

後日休業中のホテルに集められた8人は、二宮から、全員が借金で首が回らず自殺を図ろうとした多重債務者で、この集いの主催者は、国内外に不動産を多く所有し、金融関係でも謎の会長"ミスターX"だと説明。
「もう一度生きるチャンスを差し上げたい」と言っているといい、二宮は照れ屋な会長の代行だという。だがなかなか本題に触れない二宮。イラ立った者たちが不満を口にしていると、二宮は態度を豹変させ「地獄へ帰りたい奴は遠慮せずに帰れ!」と激怒。「それでも人生の敗者復活戦に臨みたい奴は、用意された生命保険の契約書にサインをしろ!」と言い放つ。

なんとこの集いの主旨は、自らの運で金を手に入れるという、命をかけたデスゲームだった。一人が死ぬとミスターXと生き残った者に1億円が分配されるルールで、生死を決めるのは"くじ引き"。くじ運が悪ければ命はない。あまりに不平等で運任せな方法に8人は困惑するが、デスゲームの参加を意味する契約書に、結局全員サインしてしまう。