「ゴッドタン」(毎週土曜深夜1時50分)12月17日(土)放送は、「オヤジの落とし方発表会」。「私の落とし方発表会」のスピンオフ企画として、矢作兼(おぎやはぎ)、平子祐希(アルコ&ピース)、劇団ひとりの"パパ芸人"3名が、「我が子に言われたら落ちるであろうドラマ」を自作自演。お父さんはとにかく褒められたい!?
"センスの塊"矢作が全てを捨て...
矢作の設定は、15年後の2037年、矢作が66歳、息子が高3の世界。
夕食後、夜の散歩に出かけようとする矢作を見て、息子は「お父さんって、人生何が楽しくて生きてんのかな」とポツリ。矢作の趣味といえば夜の散歩くらいで、特に高い物も買わず、芸能人なのに車も持っていない。息子は、ゴルフも上手く、カッコいい車に乗り、時計もたくさん持っている友達の多趣味な父親と比べ、「お父さんみたいな大人だけにはなりたくないな」と口走る。
見かねた母親が「いい加減にしなさい!」と一喝。母親によると、かつての矢作は趣味も持ち物も「センスの塊」と言われていたという。
気になった息子は「おぎやはぎ矢作 多趣味」で検索。すると...
・矢作はバイク6台、車4台所有
・バイクはハーレーダビットソンのショベルヘッドや~(中略)~超ハイセンスなバイクを乗りこなす
・車はポルシェ911を始め~(中略)~高級車ばかりではない、嫌味のないラインナップがお見事
・腕時計も~(中略)~時計評論家からも一目置かれる存在
・ゴルフに関しては~(中略)~現在のゴルフブームの先駆けと言われており、あの遊びの天才、所ジョージも舌を巻くほどの腕前である
・パリで二つ星を取るレストランの~(中略)~食に関する造詣も深く...
多趣味な矢作のセンスを絶賛する言葉がズラリ!趣味をすべて捨て、自分の学費にあてていると知った息子は...!?
改めて確認しておくと、これは矢作による自作自演のストーリー。これには「よく自分で書けたね、ここまで」(劇団ひとり)、「すごい褒められたいんだなあ」(小木博明)と苦笑するしかない!?
3年後、留学先のアメリカから一時帰国した息子は、「俺、大学辞めようと思って」と打ち明ける。息子の留学のために節約して頑張ってきた矢作は憤るが、息子は渡米後に起業し大成功したのだという。現在、会社の時価総額は1000億円超え!
「お父さんのように、家族のためにすべてを犠牲に出来る男になりたいです。お父さんの子供に生まれてきたことを誇りに思います」と感謝を伝える息子に、矢作は...!? 悠々自適な老後生活の夢も明らかに!?
最後に、さわやかな演技で全員から好感を持たれた息子役の俳優の正体が判明。「ヒデちゃん」こと中山秀征の長男・中山翔貴だった。ちなみに、父親・ヒデちゃんを落とすには「ちゃんとしゃべってあげるのが、一番喜ぶ」とのこと。これには一同爆笑!
その他、平子は、10年後、自身が亡くなり、幽霊になったという設定で自作自演。遺影に罵声を浴びせる長男だったが、実は理由があった。父親の芸人としての偉大さを痛感した息子が放つ「バケモノマルチタレントじゃねえかよ!」とのキラーフレーズに、スタンドマイクをセットし、まさかの展開に!?
劇団ひとりは、3年後、自身が48歳、娘が高1という設定。同級生に怪我をさせた娘を叱りつけるひとりだったが、その理由を知り...。やはり娘に褒められたい!? さらに母親・大沢あかねとの違いを強調!? 笑いどころ満載!
次回の「ゴッドタン」は、「コロナが明けたらやりたい濃厚濃密接触SP」。これまでのセクシーな密着企画から、悪ふざけ満載の企画までを一挙公開。「マジ歌選手権SP」最新情報も!