「見たらたまげる」群馬の謎の”白い川”、その正体は?:有吉の世界同時中継

公開: 更新: テレ東プラス

なぜ白くなるのか...?

「川に流しているのは石灰です」と管理人は言う。石灰を湯で溶かし、川に大量に流していたのが白い色の正体だったのだ。映像を見ていた中国の特派員は「流していいの?」と首をかしげる。

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それにしても、一体なぜ......。管理人によると「ここを流れている湯川は、日本でも有数の酸性が強い川。石灰はアルカリ性なので酸性の湯川にアルカリ性の石灰を入れて中和している」という。

実は群馬県を流れる湯川は、コンクリートを入れるとたった2ヵ月でボロボロに溶かしてしまうほどの酸性で、その水が下流に流れると、生き物が住めなくなり農業にも影響が出てしまう。

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最終的に日本一広い利根川に合流するため、さまざまな弊害を生み出す恐れがあった湯川。そこで群馬県が1964(昭和39)年、この酸性の川にアルカリ性の石灰を流す世界初の中和事業を決行した。そして、60年以上経ったいまでも1日に約50トンの石灰を365日、24時間、流し続けて川の安全を守っているのだ。

この事実に、スタジオゲストのつるの剛士は「自然の物を人工的に変えるってすごいな」と感服した様子で、有吉弘行も「大変だな、これは」と思わずうなった。

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次回の放送は、

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どうぞお楽しみに!