「~夢のオーディションバラエティー~Dreamer Z」(毎週日曜夜9時放送/※12月11日は夜9時30分放送)でお届けしている、新世代アーティスト発掘オーディション「iCON Z」男性部門 第二章。
「テレ東プラス」では、課題チェックに向け練習に励む3グループに密着。第1回は、「KID PHENOMENON」の自主練習の模様とインタビューを!
KID PHENOMENON
写真左から、佐藤峻乃介(16歳)、夫松健介(19歳)、遠藤翼空(18歳)、鈴木瑠偉(15歳)、山本光汰(15歳)、岡尾琥珀(16歳)、川口蒼真(16歳)
メンバーの振り付けを7人でパフォーマンス
全員が敗者復活メンバーの7人組「KID PHENOMENON」。「PHENOMENON」とは"現象"という意味で、グループ名には「新しい現象を起こして欲しい」という期待が込められています。
メンバーは、第一章でKIDMATICだった6人+リーダーの夫松健介くんという構成。健介くんについて、「新鮮な感じというより、最初からしっくりきています」と佐藤峻乃介くん。そこに健介くんが「新人ですけど...」と入ってくると、「一番後輩です」と峻乃介くん。こんなやり取りからも、しっくりきてる感じ、伝わってきます!
第一章では、年も近く個性が強いメンバーが集まったがゆえに、まとまるまで時間がかかったKIDMATIC。苦労しながらもリーダーを務めた峻乃介くんに、「KID PHENOMENON」のリーダーになりたい気持ちはなかったのか聞いてみると、「健介くんはCROONERZをまとめていた経験があるし、リーダーになるのは納得できました。僕はリーダーじゃないけどサポートできたらと思っています」と。この言葉に、健介くんも「頼もしい!」と満面の笑顔に。
オリジナル課題曲は、疾走感のあるパーティーチューン「C'mon」。この日は、11月27日(日)に放送された希望パート争奪戦の結果発表。希望のパートを獲得できた人、そうでない人それぞれでしたが、プロデューサーのSHOKICHIさんは、優劣ではなく「よりこのパートを良く表現できる人」を選んだと、それぞれの個性を活かしての決定とのこと。7人も納得し、自分のパートへの意欲を燃やしていました。
結果を受け、グループごとの自主練習を開始。12月4日(日)に放送された、クリエイティブ・コーディネーターNAOTOさん(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS)からの"メンバーそれぞれが考えた振り付けを全員でパフォーマンスする"という課題に取り組んでいました。
この日は山本光汰くんの考えた振り付けを練習。SHOKICHIさんは「ホントは22歳だっけ?」、NAOTOさんも「人生2周目でしょ。中身45歳のおじさんだよね」という歌声と落ち着きっぷりの光汰くん。振り付けもセクシーで大人っぽい雰囲気です。
光汰くんの指導のもと、「違う違う」「えっムズい」「そう、ナイス!」と練習を重ねる7人は楽しそう。同じ曲でも、それぞれ音の取り方が違ったり、人はこう振り付けるのか!と、新たな発見もあるようです。
「"Baby"(の歌詞の部分の振り付け)をもっとBabyって感じで」という光汰くんの超感覚的な指示も、幼い頃からダンスに打ち込んできたメンバーたちは踊りながらつかんでいきます。リーダーの健介くんは、「自己紹介なんかするよりも、踊りを共有した方が"こういうのが好きなんだ"ってお互いのことを知れる」と。なんだかステキな関係ですね。
第一章の合宿取材と日本武道館ファイナル以来、久しぶりにお会いしたKID PHENOMENONの面々は、顔つきもたくましく、大人っぽくかっこよくなっていました。悔しい思いをバネに、少年から大人へと成長していくんですね!
KID PHENOMENONの強みは?
KID PHENOMENONの現状は、「僕は何でも言うタイプだし、みんなが意見を言えているので、楽しんでやっています」と健介くん。
峻乃介くんが「このグループは全員が第一章からのメンバーでまとまりもありますし、出だしはめちゃめちゃいいと思うので、そこからどれだけ成長できるかが要。みんなが新しいことに挑戦したり、また違った色を出したりすることで成長していけたらと思います」と発言すると、メンバーから拍手が。
最年少の鈴木瑠偉くんも、「第一章の頃の欠点はみんなもわかっていて、チームワークが足りなかったので団結力や集中力が欠けていて練習量も少なかった。今回は、健介くんが入ったことでよりまとまったので、集中するときはしっかり集中して練習できていると思います」と。メンバーたちは経験を糧にして取り組んでいるようです。
「KID PHENOMENON」の持ち味やグループとしての強みについて聞いてみると、全員から共通のワードが飛び出します。
この曲の顔となるパートを任されたメインボーカルの遠藤翼空くんは、「"一体感"を見せていきたいです。それぞれに存在感を持っているメンバーの集まりで、得意なことや特徴もバラバラ。今はそれをお互いに理解できているので、変に突出することなく、グループとしてちょうどいいバランスで見せられるのが強みです」。
このグループに対して客観的な立場と主観的な立場の両方を経験している健介くんは、「これまではKIDMATICを第三者として見ていて、そして実際に入ってみた時に感じたのは、個性が引き立ちすぎていたところもあったかな、ということ。今、誰か一人のスタイルに合わせてみんなで踊るということに取り組んでいる中で、"個性を活かしつつ、グループとしての一体感も出す"という進化を目指しています。全体として揃っているけど、一人一人見たらちゃんと個性があるというのが、このチームもいいところだと思います」。
"個性"と"一体感"がKID PHENOMENONのキーワードなんですね。
そして、技術力が求められるパートを担当するメインボーカルの山本光汰くんは、「それぞれ好みや得意なスタイルが違うので、それをうまくミックスして、いいものを作り上げられたら。僕も自分の好きなスタイルや音楽をしっかり共有していきたいし、全員がお互いに理解し合えたらと思います」。
ラップ担当の岡尾琥珀くんは「このチームは、それぞれ得意なことや好きなジャンルが全然違うのに、なんか"統一感"があるなと思っています。それぞれの持っているものを活かして、もっといろいろなジャンルのものを作れるようになりたい。僕はダンスを専門にやってきてヒップホップが得意なので、このチームのひとつの新しい武器として取り入れられたらいいなと思います」、川口蒼真くんも「全員が踊れて、全員がマイクを持ってパフォーマンスできるのが強み。オールマイティなグループになりたいです」と、それぞれに自分の得意なことを取り入れながらグループの将来像を描いています。