将棋を愛するベラルーシの親娘が羽生善治九段との出会いに感激!:世界!ニッポン行きたい人応援団

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ニッポンに行きたくてたまらない外国人を世界で大捜索! ニッポン愛がスゴすぎる外国人をご招待する「世界!ニッポン行きたい人応援団」(月曜夜8時)。毎回ニッポンを愛する外国人たちの熱い想いを紹介し、感動を巻き起こしています。

今回は、「ニッポンにご招待したら人生変わっちゃった! スペシャル」をお送りします。

天童市の「人間将棋」に駒として参加! ニッポンの小学生と対局も

紹介するのは、ベラルーシに住む、「将棋」を愛するエカテリーナちゃん。

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将棋とは、81マスの盤の上で両者20の駒を交互に動かし、相手の王将ないし玉将を先に動けなくした方が勝ちとするゲーム。ヨーロッパにはチェスもありますが、将棋とチェスはどちらも「王」を詰ますという基本ルールは同じ。紀元前に古代インドで生まれたボードゲームがルーツとされています。

ニッポンで独自に進化を遂げた将棋は、取った駒を再利用できるなど、より戦術パターンが増えて高度な頭脳ゲームに。これは、戦国時代などの合戦において捕らえた敵を殺さず、自軍の戦力として活躍の場を与えていた侍の精神から生まれたという説も。

現在ニッポンでは、藤井聡太竜王が史上最年少で五冠を達成。将棋界の盛り上がりを背景に、子どもの将棋ファンが急増! 女流棋士界でも、今年の5月に鎌田美礼さん、6月に木村朱里さんが史上最年少で女流棋士に。里見香奈女流五冠が史上初の棋士編入試験に挑戦するなど、女流棋士にも注目が集まっています。

さらに将棋は、日本国内のみならず、近年は海外にも普及。競技人口が増えているそう。
エカテリーナちゃんが将棋を始めたのは5歳の時。習い事を始めようと、お母さんと青少年会館を訪れ、将棋に興味を持ったのがきっかけでした。駒の動かし方を5日で覚え、将棋道場に入ったエカテリーナちゃんは、みるみる実力をつけ、国際大会の9歳以下の部で優勝。数々のジュニア大会で好成績を収めています。

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ベラルーシでは将棋盤が手に入りにくく高価なので、使っている将棋盤はお父さんの手作り。お父さんとよく将棋を指すそうですが、お父さんは去年将棋を始めたばかりで、エカテリーナちゃんに勝てるのは10回に1回。

女流棋士になることを目標にしているエカテリーナちゃんですが、ニッポンは遠く、まだ一度も行ったことはありません。「もしニッポンに行けたら、上手な人たちといっぱい練習がしたい!」と話します。
そんなエカテリーナちゃんを、ニッポンにご招待! 4年前、お父さんのオレグさんとともに、念願の初来日を果たしました。

向かったのは、山形県天童市。毎年春に行われる「人間将棋」を観に行きます。人間将棋とは、棋士の対局を人間が巨大な駒になって戦う、1956年から続くイベント。豊臣秀吉が家来たちを駒に見立てて伏見城で行った「将棋野試合」がルーツともいわれています。

天童市に着くと、ポストの上やタクシーの屋根に将棋の駒が。天童市は、全国の将棋駒の90%以上を生産する将棋の町なのです。江戸の後期、藩の財政を立て直すため、藩士の内職として奨励されたのがその起源だとか。

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駅前広場に描かれていたのは、詰将棋。王手を続けながら王を詰ませる、パズルのようなゲームです。
早速エカテリーナちゃんとオレグさんも挑戦しますが、30分経過したところでオレグさんはギブアップ。その後もエカテリーナちゃんは奮闘し、見事正解! 初歩的な問題は三手で決着させる「三手詰み」ですが、これは「九手詰み」だったので難しかった様子。

これで気が済んだかと思いきや、エカテリーナちゃんは歩く度に歩道の詰将棋の問題を見つけてしまいます。帰国してから勉強しようと問題を撮影すると、電柱にも問題が! 「歩くだけで将棋の学校に通っているようです」とオレグさん。

詰将棋に満足し、人間将棋が行われる舞鶴山へ。約2000本の桜が見頃の時期で、満開の桜に2人は大感激。

咲き乱れる桜を抜けると、会場に到着。63回目を迎えた天童桜まつりの人間将棋は、甲冑や着物姿の大人たちが将棋の駒になって対局する一大イベントです。この年から、小学生以下の子どもが駒武者を演じる「子ども人間将棋」も行われるということで、実行委員会に話をしたところ、特別に参加させていただけることに!

「人間将棋に出られる! 信じられない!」と驚くエカテリーナちゃん。集合場所でくじを引くと、攻撃の要である飛車役に決定。まさかの大役に、「嬉しいです」と笑顔があふれます。

式典が始まると、ゲスト棋士の中に、初の外国人女流棋士になったカロリーナ・フォルタン女流初段の姿が。女流棋士が夢だというエカテリーナちゃんが、一番憧れている人です。
挨拶をさせていただきますが、緊張してうまく話せません。目も合わせられませんでしたが、カロリーナさんに「頑張ってよ」と激励されて大喜び。

いよいよ出陣の時。エカテリーナちゃんは、カロリーナさんと戦う小学生将棋名人・清野達嗣初段のチームに。対局に合わせて駒武者が移動します。「全ての駒を一度は動かす」という人間将棋ならではのルールもあるそう。

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30分後、ついに出番が訪れます。大事な終盤でもエカテリーナちゃんの飛車が活躍し、小学生名人の勝利となりました。
「面白かった! すごい!」と大興奮のエカテリーナちゃん。オレグさんは、「ただ将棋をするのではなく、壮大な演出も素晴らしいです。将棋というものは人生そのものだと思いました」。

次に向かったのは、自由対局コーナー。県内外から来た腕に覚えのある将棋ファンに混じり、一局。相手は、2歳年上の野呂田羚遠くんです。序盤は早いペースでお互いに得意な手を使い、エカテリーナちゃんが王手。相手の王将を追い詰めます。ところが、ここで迷いが生じ、形勢逆転。負けてしまい、思わず悔し涙が......。

対局を見ていた日本将棋連盟天童支部長の村岡良雄さんが、途中まで勝っていたのに、一瞬迷ったところで負けたのだと教えてくださいました。
自分のミスで負けたのが悔しくて仕方がないエカテリーナちゃんは、お父さんに泣きつきます。その様子をたまたま見ていたのが、15歳で女流棋士となった香川愛生女流四段。「私もいっぱい負けたから、子どもの時に」と声をかけてくださいました。

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香川さんは、カロリーナさんも呼んでくださいました。カロリーナさんは、「強いプレイヤーは泣く。私も泣いていたわ。実はプロの棋士もたくさん泣いてきた。なぜなら将棋が大好きだから。そういう人はもしかしたらプロになれるね。大事なこと、プロとして」と励まし、自分の帽子をプレゼント!
憧れの棋士から勇気をもらったエカテリーナちゃんは、先ほど負けた野呂田くんと再び対局。すると今度は勝つことができ、笑顔で「ありがとうございます」と挨拶をしました。

あれから4年。野呂田くんは、この春高校に進学。将棋は今も趣味で続けています。当時は外国の女の子と戦うことになって緊張してしまい、たまたま勝って泣かせてしまったので、なおのこと緊張したそう。最後に、「前回は1勝1敗だったので、また日本に来たら3回目をやりましょう。次に会える日までお元気で!」と呼びかけました。

次に2人が訪れたのは、天童市内の温泉旅館「滝の湯」。実はこちら、将棋界の最高峰ともいわれるタイトル戦「竜王戦」の会場。「滝の湯」さんにエカテリーナちゃんのことを伝えたところ、竜王戦の対局で実際に使われた部屋を見せていただけることに。

「竜王の間」は、竜王戦のために作られた部屋で、天井に将棋盤を映すカメラを設置するレールがあり、集中している対局者が驚かないよう、丸窓で入室者の気配に気づける作りに。今回は特別に、竜王戦で使う実際の将棋盤と駒、座布団も用意してくださいました。

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7回の竜王位を獲得し、永世竜王の資格を持つ羽生善治さんが対局を行った席を目の前に、「羽生サン? 羽生サン!?」と興奮ぎみ。羽生さんと同じ席に座り、「もう強くなった気分」と大満足。

さらに今回は「竜王の間」に宿泊させていただけることになり、大感激。この部屋は、実は一般の宿泊も可能で、一度は泊まりたいという将棋ファンも多いそう。初めての温泉や山形牛のすき焼きを堪能し、これまた初めての布団に入る......かと思いきや、寝る前の一局を楽しんだエカテリーナちゃん親娘でした。

伝統の将棋盤づくりに触れ、憧れの羽生九段とサプライズで対面!

エカテリーナちゃんとオレグさんは、山形県を離れて一路南へ。実は来日前、オレグさんは「将棋盤をつくる職人さんの仕事をぜひ見てみたいです」と話していました。

本物は手に入りにくいため、将棋盤を手作りしていたオレグさん。少しでも良いものをつくりたいと調べるうちに、奥深い世界に興味が出てきたそう。将棋盤には、長年受け継がれた高度な技術と様々な工夫が詰まっています。

やってきたのは、埼玉県行田市。「吉田碁盤店」の三代目、吉田寅義さんにお世話になります。吉田さんは、江戸時代の伝統の技を今に継ぐ盤師で、タイトル戦でも使われる将棋盤を手がける熟練の職人。

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早速、将棋盤を見せていただきます。次男で弟子の智士さんが覆いを取ると、美しい将棋盤が! 吉田さんに「どうぞ触ってください」と勧められ、触れてみると「すごく気持ちいい」とエカテリーナちゃん。

将棋盤に使われる「榧(かや)」は極めて成長が遅いため、木目が狭く引き締まり、硬いのが特徴。木肌の感触がきめ細かく、将棋盤に最適だそう。中でも最高級の日向榧でつくられた将棋盤のお値段は、なんと180万円!

盤面をよく見ると、木目が真っ直ぐになっています。これは「柾目(まさめ)」と呼ばれ、将棋盤の大きさを切り出すには樹齢300年以上は必要。さらに、水分が多く含まれているため、切り出した後も10年乾燥しなければなりません。100年経っても歪みが少ないのが良い将棋盤だそう。

続いて、作業を見せていただくことに。まずは駒を置く面にカンナがけ。次は、将棋盤を支える脚を、数種類のノミや小刀を使って彫り、ヤスリで仕上げます。ちなみに、脚の形はクチナシの実を型取ったもので、「勝負に口出し無用」という意味が込められています。

将棋盤には、普段見えない場所にも工夫が凝らされているそうで、裏側には「へそ」と呼ばれる窪みが。これは、駒を置いた時に音を響かせる効果があるといわれ、木の乾燥を促進する役目も。さらに吉田さんによると、榧には弾力性があり、指先の力を盤が吸収してくれるそう。良い将棋盤は、駒を指した時の指し味や指し音も重要なポイントになるのです。

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そして、将棋盤に命を吹き込む大切な作業。使うのは、神棚から下ろした日本刀。漆をきれいにして均一にのばし、日本刀の刃先に漆を均等につけ、刀の反りを生かして盤面に線を引きます。これが「太刀盛り」という技法。失敗が許されないこの技には、単に直線を描くだけではなく、ある秘密がありました。

漆には独特の粘りがあるため、刃先が盤から離れた時に、表面張力によって盛り上がりができます。これぞ、機械やペンでは絶対に描けない、美しい升目の秘密。オレグさんは「最初から最後まで一度の失敗も許されずにやることが、どれだけ大変なことかと感じました」と感動!

最高級の木材に、職人が技と魂を込めたニッポン伝統の将棋盤。その技を見せていただいた感謝の気持ちとして、吉田さんにお酒をプレゼント。すると、なんと吉田さんが太刀盛りをした榧の将棋盤と駒台のセットをくださいました。思いがけないお土産に感激するオレグさんとエカテリーナちゃん。最後に吉田さんから「頑張ってね」と激励され、握手を交わしました。

あれから4年。吉田さんは、2018年に「太刀盛り」の伝統的技法の継承が評価され、外務大臣賞を受賞。2019年には全国伝統的工芸品公募展でも入選。そして、次男の智士さんは四代目を襲名し、親子で将棋盤づくりを続けていました。

次に向かったのは、エカテリーナちゃんがどうしても行きたかった、東京・千駄ヶ谷にある将棋会館。日本将棋連盟の本部が置かれ、1階には公式グッズが買える売店、2階には将棋ファンが集う将棋道場が。上の階は関係者以外立ち入り禁止ですが、今回は特別に見学させていただきます。

対局室に案内され、棋士が使う将棋盤と駒で対局を楽しんでいると......そこに入ってきたのは、将棋界初の永世七冠・羽生善治九段! エカテリーナちゃんの話を伝えたところ、多忙な中、時間をつくってくださったのです。驚くエカテリーナちゃんとオレグさんに、羽生さんは「日本に来ていただいてとても嬉しく思っています」と声をかけます。

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将棋盤を挟み、羽生さんとお話をさせていただく2人。詰将棋の話題になり、エカテリーナちゃんが勉強していることを知った羽生さんは、直々に詰将棋の手ほどきをしてくださることに。

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問題を前にして考え込むエカテリーナちゃんに、羽生さんは「駒を取る手ではなくて、駒を捨てる手を考えてみてください」とヒントを。すると、答えがひらめいた様子。
攻める時には相手の駒を取ることを考えがちですが、あえて大事な「角」を取らせ、相手の銀を誘い出すことで詰ませることができました。これが「駒を捨てる」という発想です。

「最初は全然わからなかったのに、捨てることを考えたら見えました」。「駒を捨てる」という発想が身につくと、次々と問題を解いていきます。羽生さんは「すごいすごい」と褒めてくださり、「こういう手をいっぱい覚えておくと、最後詰ます時に役に立つので、いっぱい解いてみてください」とアドバイスをくださいました。

ここで、オレグさんから「何歳の時に将棋を始めたんですか?」との質問が。エカテリーナちゃんが聞きたかったことです。羽生さんによると、6歳の時に友達に教わり、7歳で将棋クラブに週1回通うようになったそう。
始めてから6年後には、小学生将棋名人戦で全国優勝し、その後15歳で史上3人目の中学生棋士としてデビュー。そんな天才棋士の羽生さんが、小学4年の頃からつけていたのが「棋譜ノート」です。

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「棋譜」とは、自分と相手の指した駒の位置を記録するもの。羽生さんによると、将棋は100手〜120手ぐらいかかるので最初は全部覚えるのは難しいものの、例えば途中から自然に歌詞が出てきて音楽を覚えられるように、将棋の棋譜も覚えられるそう。
対局後、100手もの駒の指し順を記憶だけで書き記すという羽生さんは、「ぜひエカテリーナさんも、将棋の棋譜をとってみてください」と勧めてくださいました。

そして、羽生さんからエカテリーナちゃんにプレゼントが。直筆で、将棋の格言「一歩千金」が書かれた扇子です。この格言には、前に一歩しか進めない「歩(ふ)」といえども、時には「金」のごとき活躍を見せるという意味が。さらに、上達のヒントをまとめた本も、目の前でサインを入れてプレゼントしてくださいました!

「通算タイトル100期達成をお祈りしています」と伝えるエカテリーナちゃんに、羽生さんも「またどこかでお会いしましょう。頑張ってね」と励ましの言葉をくださいました。

あれから4年。エカテリーナさん親娘からのビデオレターを、羽生善治九段のもとへ届けます。

あどけなかったエカテリーナさんは、中学1年に。いただいた扇子は今も大事にしています。最近「一歩千金」の意味がわかるようになってきたそうで、「対局の後半に歩の価値がとても高くなってくることで、金と同じ価値があることが理解できるようになりました」と話します。サイン入りの羽生さんの写真も、吉田碁盤店でいただいた将棋盤と駒台とともに、大切に飾っています。

ニッポンから戻った後、将棋への興味が倍に膨らんだエカテリーナさんは、今も将棋道場に週2〜3回は通い、スキルアップを図っています。「そんな頻繁に行ってるんですか、すごいですね」と羽生さん。

さらに4年前、羽生さんの「棋譜ノート」の話を聞いたことをきっかけに、対局を記録するように心がけているとか。ただし、全てを記憶することはできないので、対局中に必死で書いています。「習慣化すると棋譜の記憶が自然にできるようになると思うので、素晴らしいと思いますね」と羽生さん。大会後は、棋譜をもとに親娘で感想戦をすることも。

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そんなエカテリーナさん、実は驚きの進化を遂げていました。来日前は6級でしたが、もう少しで1級に。帰国直後に行われたヨーロッパ青少年選手権では3位になり、この4年間に大会で多くのメダルを獲得。シルバーリーグという国内の大会では有段者に勝つことができ、自信がついたそう。

番組放送後は、多くの将棋ファンから反響があり、将棋の仲間が増えたとか。暇を見つけてはインターネット将棋で世界中の仲間と対局するなど、以前にも増して熱中しています。

「羽生さんとの出会いは私にとって大きな刺激になって、これも何かのご縁だと感じているので、将棋はこれからもずっと続けていきます」。羽生さんは「すごく嬉しいですね。また直接お会いできたらさらに素晴らしいなと思います」と話します。

そんな羽生さんのために、遠く離れた絆を中継でもう一度結ぶことに!

「活動を続けられているということを知ることができて、とても嬉しく思いました」と伝える羽生さん。エカテリーナさんは聞きたいことがあるようで、「私は5年間AI(人工知能)を勉強していますが、将棋界ではAIを活用していますか?」との質問が。

藤井聡太竜王もパソコンを自作して研究するなど、AIを使った将棋ソフトで腕を磨くのも当たり前になった時代。羽生さんは、将棋を指していてわからない場面や失敗してしまった場面で、ソフトで調べるのはとても良い、人間とは違う新しいアイデアを吸収するという使い方がいいのでは、と答えてくださいました。

ここでオレグさんが、将棋道場で撮ったビデオを見せてくれました。羽生さんをリスペクトする皆さんが集まって、「羽生先生、頑張ってください!」とメッセージをくれたのです。このサプライズに羽生さんは驚き、喜んでくださいました。

羽生さんも、エカテリーナさんに夢や目標について質問。エカテリーナさんは、今年初段を獲得するという目標があり、女流棋士になるのが夢だそう。近い将来、女流王座戦の海外出場枠に挑戦したいと意気込みます。

最後に「皆さんの応援というか気持ちが伝わってきて、私自身も勇気づけられたというか元気づけられました。とても嬉しかったです。またどこかで皆さんに直接お会いできたら嬉しいなと思っています」と語る羽生さん。エカテリーナさん親娘と感謝を伝え合います。

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と、ここで、羽生さんからもエカテリーナさん親娘にサプライズ! クリアファイルに新しい扇子、実践に役立つ著書をプレゼントしてくださることに。エカテリーナさんは「どうもありがとう!」と喜び、「さらなるご成功をお祈りしています。ガンバッテ!」と日本語でエールを送りました。

エカテリーナさん親娘をニッポンにご招待したら、女流棋士になる夢に向かって、一歩一歩着実に駒を進めていました!


月曜夜8時からは、ゲストに朝日奈央、関隼汰を迎えて、月曜プレミア8「世界!ニッポン行きたい人応援団」"神社&豆腐"を愛す外国人SPを放送!

「富士山頂の"神社"にお参りをしたい!」
"スサノオノミコト"が好きなポーランドのズザンナさんは島根"出雲大社"へ。憧れのスサノオノミコトが祀られているお社を参拝。さらに、スサノオノミコトの御霊を沈めたと言われる"須佐神社"では、まさかの子孫と対面!?そして、叶えたい夢として富士山頂の"久須志神社"に参拝すべく富士登山に挑戦! 感動のご来光が! あれから4年...ズザンナさんの人生が変わっちゃった?

「美味しい"豆腐"の作り方を学びたい!」
独学で作り方を学びフランスで"豆腐"を販売するダビッドさん。全国からお客さんがやってくる富山の名店「長江屋豆富店」で貴重な"生搾りの豆乳"で作られる豆腐を初体験! さらに沖縄の宮古島へ。すぐに完売と評判の「石嶺とうふ店」で海水で作る"幻の豆腐"作りに大感激! あれから3年...ニッポンで教わったことを活かすダビッドさんの豆腐が大人気に! 売り上げがとんでもないことに!?

どうぞお楽しみに!