稲垣吾郎「5人グループの一番端っこで...」ミステリアスから饒舌キャラに変化!?

公開: 更新: テレ東プラス

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11月17日(木)都内にて、映画「窓辺にて」の公開御礼・全国生中継つき舞台挨拶が行われ、主演・稲垣吾郎さん、中村ゆりさん、今泉力哉監督が登壇。映画公開の喜びを語りました。

言い間違えもユーモアで笑いに

今泉力哉監督による完全オリジナル作品「窓辺にて」は、11月4日(金)より絶賛公開中。ある悩みを持つ主人公のフリーライター・市川茂巳を稲垣さんが演じ、市川の妻・紗衣を中村さんが演じます。

舞台挨拶冒頭には、MCが稲垣さんの"フリーライター"という役どころを"フリーター"と言い間違えてしまい、笑いを誘うという一幕も。

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自らも劇場に足を運んだという稲垣さんは、「不思議ですよね。映画館で皆さんの後頭部を見ながら映画を見るのも、すごく特別な時間でした」と新鮮な体験を。MCからの「(映画館にいて)バレませんでした?」という質問には、「"フリーター"みたいな雰囲気で行ったので、バレませんでした」と、先ほどの失敗を盛り込みながらの稲垣さんらしいユーモアで返しました。

今回の"フリーライター"の役作りに、これまでの仕事が生かされているかという質問には、「最近はMCの仕事や、ゲストの方とお話ししたり、対談する機会も増えています」と、取材力という部分で経験が役に立っているよう。また、「昔はあまりそういう仕事がなくて、5人グループの一番端っこで大人しくしてて、前髪をいつも気にしているような、ミステリアスな感じだった。最近は『意外とよく喋るね』って言われる」と笑顔を見せました。

今泉監督は「面白いところが2箇所ある」とリピーター向けの鑑賞ポイントを。パフェを食べるシーンとトランプのシーンで稲垣さんの体が静かにリズムを刻んでいるそうで、「僕はこっそり"ダンサブル吾郎"と呼んでいます」と。稲垣さんは全く意識せずナチュラルに演じていたそうで、「ええー!?」と驚きの声を上げました。

パフェのシーンについては、香取慎吾さんからも「パフェのグラスをおさえながら食べるのって、普段の吾郎ちゃんじゃん!」と指摘されたそう。稲垣さんは、"ダンサブル吾郎"に関しても「踊りが大好きなので」と付け足しながら、「そういう素の部分が自然に出ちゃうくらい、もはや演じてなかったのかも」と、自然体の芝居だったようです。

理想の夫婦像

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「形に残るものが愛情を表現する」というシーンにちなんで、ラブレターについての話題も。「若かりし頃は、ピュアな気持ちをラブレターとして綴りましたよ」と明かす中村さんに、稲垣さんは驚きの表情。稲垣さんは書いたことがないそうで、「実際に言葉で伝えた方が手っ取り早いかなって」と。しかし、もらったことはあるそうで、「ファンレターも、出してくれる人にとってはラブレターだと思うので。...ちょっとアイドルっぽい?」と照れ笑い。

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すれ違う夫婦を演じた稲垣さんと中村さん。「理想の夫婦像は?」という質問では、「友達みたいなのが良いな。何でも話せて、寄りかかり合いすぎず、お互い自立して。機嫌の悪さとかも出さず、楽しく友達みたいにいられたら」と答える中村さんに、稲垣さんは「僕もそういう形がいいな」と同意。さらに、「家族だけど良い距離感を保ちながら、同じような趣味とかがあって、友達でいられるような」と続け、「...あれ?ゆりさん、気が合いますね」とアプローチ!? 稲垣さんの軽快なトークに、大きな拍手が沸き起こりました。

映画「窓辺にて」は11月4日(金)より絶賛公開中。

「窓辺にて」
出演:稲垣吾郎 中村ゆり 玉城ティナ 若葉竜也 志田未来 倉 悠貴 穂志もえか 佐々木詩音 / 斉藤陽一郎 松金よね子
音楽:池永正二(あらかじめ決められた恋人たちへ)
主題歌:スカート「窓辺にて」(ポニーキャニオン/IRORI Records)
監督・脚本:今泉力哉
配給:東京テアトル
英語タイトル:by the window
©2022「窓辺にて」製作委員会
公式サイト

(取材・文/みやざわあさみ)