仲良いふりの裏で「ぜってぇ負けねぇ」MEGUMIが売れるために必死だった頃の本音を:あちこちオードリー

公開: 更新: テレ東プラス

裸のトークバラエティ「あちこちオードリー」(毎週水曜夜11時6分放送)。11月9日(水)の放送は、「どんな仕事でも結果を出している2人」川島明 (麒麟)と、MEGUMIが来店。過酷すぎる平成のバラエティ番組の苦労をMEGUMIが打ち明ける!

一時期の露出減少からの復活

バラエティでの切れ味抜群なコメントや、ドラマや映画での確かな演技力で存在感を示すMEGUMI。実は元々歌手志望で、18歳でニューヨークに留学するも芽が出ず、19歳で当時イエローキャブの社長だった野田義治氏と出会い、2週間後にはグラビアデビュー。その1年後には「トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜」(フジテレビ系)のレギュラーパネラーに、2005年には「虎の門」(テレビ朝日系)でMCを務めるなど、即ブレイク! 自他ともに認める「リーサルウェポン」!?

当時のバラエティ番組は今では考えられないほど過酷で、水着でバンジージャンプなど、体を張る仕事もガンガンこなしてきたMEGUMI。リアクションからMCまでできるグラドルとしてバラエティ界を席巻したが、結婚と出産により立ち位置に変化があったという。

世間からママタレントとしてのキャラクターを求められるようになり、「冷蔵庫の中を見せて」などのオファーがくるように。役者の仕事やバラエティでもキレキレでいたかったMEGUMIは、そういった仕事を断っていたため、一時期露出が減少。当時のことを、「思っているのと来る仕事にズレがあった」と振り返る。

仕事が減り、「このままだと仕事がなくなる」と危機感に襲われたMEGUMIは、「力をつけないとヤバい」と、いろんな映画を観たり、アクティングコーチを受けたりと、役者としての勉強に力を入れる。余裕で返り咲いた印象があったが、その並々ならぬ努力に一同驚く。

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また、今の芸人やバラドルは仲良し和気あいあいという印象だが、若林が「MEGUMIさん世代はライバル心ありましたか?」と尋ねると、「めちゃくちゃありましたよ!」と。「グラビアのポーズも、若槻(千夏)さんが屈むんだったら、私、脇上げるわ。全員のポーズがかぶらないように、私は脇上げで特許とる」という気持ちで、表面上は仲が良いふりはしていたものの、心の中で「ぜってぇ負けねぇ」と闘志を燃やしていたという。

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当時は、ひな壇に女性タレントが50人ほどいるようなバラエティ番組も多く、その中で目立つにはキャラ作りが重要と考えたMEGUMI。「どこかの星から来た」などの不思議ちゃんキャラの中でもなんとか注目を浴びようと「ラーメンにアイス入れて食べる」とおかしな発言をしたこともあると告白。これには若林も「すごい自首してくるな、時効切れてるから」と爆笑!

その他、MEGUMIがMCを務めていた伝説の深夜番組「虎の門」(テレビ朝日)の裏話なども。また、多忙な時の家族への接し方の話題では、「ロックミュージシャン20年以上やってると何がなんだかわかんない」!? 「生きてるだけでありがてぇな」と悟りを開くMEGUMIに、一同大爆笑!


次回の放送は、長谷川忍 (シソンヌ)と、清水ミチコが来店。清水のモノマネ作成秘話が明らかに。また長谷川が相方・じろうとコンビを結成した経緯とは?