「32歳で絶対売れるから!」俳優・和田雅成をタロットで占ってみた:夫婦円満レシピ

公開: 更新: テレ東プラス

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あの人の知られざる内面をタロットリーディングでひも解く新企画スタート! 第1回は、ドラマParavi「夫婦円満レシピ~交換しない?一晩だけ~」(毎週水曜深夜0時30分放送/テレビ東京系)に出演中の俳優・和田雅成さん。テレ東プラスの占い記事も手掛けるタロットリーダー・白川智野さんが、タロットカードを使って和田さんの深層心理を引き出します。

生まれ持った"トップ俳優"のカード!?

タロットカードを前に、「楽しみ!でも緊張するんだよな...(記事に)書けるんですか?」と和田さん。

――まず、和田さんの生年月日から導き出す生まれ持って縁のあるカード、素質・気質を表す「ソウルカード」は「戦車」になります。

「それ何番のカードですか?」

――7番です。

「うわっ! 絶対『7』だと思ってました」

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――「戦車」のカードには"戦いで勝利して凱旋する騎士"が描かれていて、「成功」「達成」「勝利」を意味します。絵柄の騎士が"天使"を見ているように、好きなことへの純粋な思いに導かれて目標を達成し、自己統制による成功を表すカードで、このカードを「ソウルカード」に持つ方は、実際に成功者や有名人も多いです。逆にいうと目標を持つことが大事ですが、和田さんは、これまで自分の道を邁進してきた感じですか?

「そうですね。何年か前までは役者に限らず自分の好きなことをやれたらいいと思っていましたが、この1、2年で"自分はこれしか出来ない""生涯をかけて役者をやりたい"という思いになりました。タイミング的には、コロナ禍で仕事を再開した夏だった記憶があります」

――これは「俳優」や「芸能人」を表すカードでもあるので、和田さんは俳優向きの素質がある方です。また絵柄の"騎士"は、日本でいうと「武将」。歴史ものを演じられるのはフィットする面があるかもしれません。

「多くの方に知ってもらうきっかけとなったのが舞台『刀剣乱舞』で、著名な武将が所有していた日本の刀剣をモチーフとした刀剣男士の話なんです。最近のターニングポイントになったもの、ミュージカル『薄桜鬼 志譚』で土方歳三を演じたことで。こう話してみると縁がありますね」

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――武将、偉人、成功者などを演じられるのは向いていますね。あとスピード感ある舞台や、レーサーの役などもいいですね。これからご自身で演じてみたい役柄はありますか?

「普通の人の役が一番やりたいですね。例えば、狂気的なキャラクターというのは、劇的な分、表現しやすいところがあって。今こうして個人が会話しているような場面の方が芝居として奥深さが必要とされます。僕が素敵だと思う役者さんは池松壮亮さんで、どんな役でも、いい意味で作品の中に"普通"に居る。ドラマ『MOZU』(TBS系/WOWOW)では狂気的な役をやっていらっしゃいましたが、それも"普通"に馴染んでいるんですよね。そういう役者を目指したいですね」

――社会的に発揮される個性、課題を表す「パーソナルカード」も見てみましょう。和田さんのカートは「吊るし」。

「うわっ!吊るし上げられてるんですか?」

――(笑) 逆さ吊りになった男が描かれていて、「視点や発想の転換」という意味がひとつあります。だから和田さんの視点は、どこか普通の人と違って面白いのかもしれないですね。

「実家に帰って親と話していたら、『あんた、どしたん』みたいに言われて。親元離れて長くなったこともあると思うのですが、今では親とほぼ逆の見方をしているかもしれません。東京に出て、いろんな人と話して、いろんな世界を見て、僕のものの見方や考え方が昔とくらべてすごく変わったのかもしれないですね」

――独自の視点を大切にされるとよいですね。ひとりで過ごす時間はお好きですか?

「好きですね。そういう時間にひとりでごちゃごちゃ考えてしまうタイプでもあります」

――経験したものを一人になって咀嚼する"一人反省会"みたいな時間ですね。

「それが、めっちゃ多いです」

――それが役に立つ人なんです。そうした内省の時間を大切にすること、焦らずじっくり経験を蓄積していくことで実力と魅力が深まる方です。

「そうですね。人としていろいろな経験をしたからこそ、"普通"の役をやりたくなったのかもしれないです。実は、この前の取材で『今、何をしたいですか?』と聞かれて『経験を積みたいです』と答えたんです。怖っ! 実は聞いてました?(笑)」

――では、今の自分をどのように捉えているかをみてみましょう。和田さんの引いたカードは「杯の騎士」。これは「トップ俳優」や「人気芸能人」も表しています。このカードが出たということは、和田さんは自覚を持たれていますね。

「自分で『トップ俳優だぞ』って思ってるってことですか? そんなヤツ、ダメですよね(笑)」

――(笑)ちゃんと俳優として周りから支持されているという意識は持たれていますよね?

「そうですね。常にそういう意識は持っています」

――近い未来の自分のありたい姿をみてみましょう。和田さんの引いたカードは「剣の女王」。学びや研鑽に関することでどんなことを思われていますか?

「自分の人生を豊かにしたいという思いがあるので、今は"なんでもしたい欲"が強いですね。世の中には自分の知らないことがたくさんあるので、まずはそれを知っていくこと。今回の役もそうですが、作品を通じて知ること、学ぶことが多いので、その役に必要なことを経験していきたいです」

――自分が得た経験や知識で、誰かをサポートしたいという意識はありますか?

「もちろん自分がやるべきことをやって結果を出すということを第一に考えていますが、ここ最近は作品全体のことを考えるようになってきたかもしれないですね。人に強要するのは嫌いなので、それを口にするわけではないのですが...。確かに、最近は『こういうやり方もあるからこうしてみても良いんじゃない』と、ちょっとしたヒントを言うようになってきたかもしれない」

――実はこれは「観察」のカードでもあって、冷静に周囲の状況を観察できる方とも読みとれますね。

「確かに、すごく様子を見ちゃうんですよ。例えば、バラエティ番組に何人かのチームで出させていただいたときに、あまり話していない人がいるとその人に話してもらった方がいいのかなとか考えすぎて、自分はそんなに話さないみたいなところがあって。でも、自分もやっぱり目立ちたい思いもあるから、そのあたりのバランスを全体的に見ているという感じかもしれないですね」