往復6時間20分の遠距離通学！睡眠時間は4時間...21歳女子学生が通う学校とは？：所さんのそこんトコロ

車を走らせること10分、ようやく自宅に到着！合計110km、往復6時間20分の遠距離通学です。

兄2人はすでに家を出ているため、今は両親と3人暮らし。帰りが遅いので、1人で晩御飯を食べます。今日のメニューは、お母さん特製の唐揚げ。
最初は一人暮らしをしようと、部屋の内見にも行った土屋さん。しかし、家賃よりも交通費の方が安く、お金の面で家族に負担をかけないため、遠距離通学を選びました。

その強い意志もあり、往復6時間20分もかかるのに、土屋さんは学校に通い始めてから2年半、なんと無遅刻無欠席！

夕食後は、電車の中で書いたレポートの下書きをパソコンで仕上げる土屋さん。課題を仕上げてお風呂に入ると寝るのは深夜1時頃ですが、朝はなんと4時半起き！平均睡眠時間は4時間ほどだというから驚きです。

翌朝、再び土屋家を訪れると、朝食後の土屋さんが、昨日の夕飯の唐揚げを弁当箱に詰めていました。少しでも家計の負担を減らすよう、毎日自分で弁当を用意しています。
土屋さんがそこまでして叶えたい夢とは、一体何なのでしょうか？

土屋さんが通うのは、桐蔭横浜大学のスポーツ教育学科。体育の先生を目指している土屋さん、この日はマット運動の授業を受けていました。
「元々運動は苦手なんですけど、中学の時にバスケ部に入ったのがきっかけで運動の楽しさが分かり、それを伝えたいなと思って」。
教員免許が取れる学校なら静岡にもありそうですが…。
この大学の魅力は、敷地内に小・中・高校が入っており、インターシップやボランティアで児童と触れ合う機会が多くあること。静岡県内の小学校の先生になることを目指し、土屋さんは今日も遠距離通学を続けています。