“謎の生き物”ぜんぶ食う!野食ハンターの異様な生態

公開: 更新: テレ東プラス

しばらく探索していると、危険な植物を発見! 「マムシグサ」というサトイモの仲間の毒草で、食べると呼吸ができなくなることもあり、最悪の場合は死に至る可能性も…。
しかし茸本さんは「実が食えるという話を聞いたので」と、解毒処理をせずに実の部分を味見。すると、恐れていた事態が!

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舌に痛みが走り、実を吐き出す茸本さん。「まだシュウ酸カルシウムが残ってる。パイナップル食べた時のピリピリ感の50倍くらい」と顔を歪めます。しかしこれも「いい体験」と、ハントを再開。マムシグサの味をさらに追求するため、根っこを確保します。

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山でのハントを終えると、食材を調理するためキッチンスタジオへ。この日のメニューは、ノラニンジンとベーコンのポトフと、アキタブキの肉詰め。ノラニンジンは細いゴボウや朝鮮人参に近い味わいで、「結構おいしい!」と笑顔に。

遠征2日目、釣りの装備をした茸本さんが向かったのは海岸。ターゲットは、淡水魚の「ウグイ」。北海道では食用に適さない"未利用魚"と呼ばれ、ほとんどの場合、釣っても捨てられてしまうそう。

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釣り糸を垂らしてわずか3分、本命のウグイをゲット! クンクンと生魚の匂いを嗅ぎ、「海水にいるのに、ちゃんと鯉科の匂いがする」とご満悦。
その後も、次々とウグイを釣り上げます。事前に海底の地形までリサーチしているため、初めての土地でもハントに成功するのだそう。
午後5時、調理開始。ウグイにお酢をたっぷりかけて独特の臭みを消し、手際よく調理します。

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作ったのは、なんとウグイのお寿司。アクセントに山わさびをのせ、皮付きの炙りも用意。コノシロに近い味わいだそうで、「はっきりうまいです! 皮目に旨味があるタイプだ。皮ごと食べた方が、明らかに強い旨味を感じます」と舌鼓。
未知の食材のおいしさを知ってもらうことが、茸本さんの喜び。野生食材を探し求める旅は、まだまだ続きます。

その他、茸本さんオススメの野食にスタジオメンバーが挑戦! ミドリガメの唐揚げ、イソギンチャクの味噌煮…果たして気になるお味は? ぜひ番組でチェックを!


次回は、動画をバズらせ、高校を激変させた先生に密着! どうぞお楽しみに!