「箸も持てない...俺の体はバイオハザード」原因不明の難病と闘うテレンス・リーのいま

公開: 更新: テレ東プラス

キャンディさんは、今だからこそ世界に飛べる人

――先ほどもお話に出ましたが、女装愛好家であるキャンディ・H・ミルキィさんの歌手活動をプロデュースされています。

「キャンディさんとは昔から知り合いだったんですよ。サウンドやビジュアルも含めて、キャンディさんだったら世界的に受けるはず…ただそれだけです。『うちの事務所に来ないか?』と誘ったら、『えっ、私が行っていいの?』と。非常に奥ゆかしい人なんです(笑)」

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――キャンディさんの一番の魅力はどこにあると思いますか?

「キャンディさんはLGBTQではなく女装家ですが、“どんな洋服を着たっていいじゃない!”という象徴だと思うんですよ。キャンディさんは、それを40年前からやっているレジェンドなので、戦国自衛隊ともいえる(笑)。ピコ太郎も目じゃない、今だからこそ、世界へ飛べる人だと思っています」

――楽しみですね。今後はプロデュースを軸に、YouTubeもという感じで活動されるのでしょうか。

「ヒモです……いや嘘(笑)。そうですね。まあ自分なりにマイペースで、のらりくらりとやっていきます」

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終始細やかな心配りを見せながら、軽快なトークを飛ばすこと2時間…。取材後は、記者に恥ずかしそうに可愛らしいブーケをプレゼントしてくれた。頭の回転の速さは衰えを知らず、時折ブラックジョークを挟み込むトークの手腕は見事。コメンテーターとして一躍人気を獲得した理由が、改めてわかったような気がした。
今回彼がプロデュースするキャンディ・H・ミルキィも、博学で優しい人。果たして、この2人のコラボがどうなっていくのか…今後の発信から目が離せない!

テレンス・リー プロフィール】
1964年生まれ。神奈川県出身。幼少時よりあらゆる武術を修練。中学生の頃から独学で古今東西の兵法、軍学を研究する。大学に進学するも、単身、渡欧して傭兵の世界に身を投ずる。中米、南米、アフリカ諸国で様々なオペレーションに参加。
帰国後は、日雇い作業員から予備校講師まで様々な職業を経験。 その経歴を週刊誌に取り上げられたことをきっかけに、さまざまなテレビ番組に出演した。
現在はプロデューサーとしも活動している。

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<取材・文/谷亜ヒロコ>