元プロボクサーが編み出した「おにぎりダイエット」21日間続けるだけでラクに痩せるってホント?

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おにぎりダイエット成功の秘訣5カ条

方法や考え方がわかったところで、小澤さんに「おにぎりダイエット成功の秘訣5カ条」を教えてもらった。

【1】ルールはあるけどシンプルに、難しく考えない
「コンビニおにぎりでもいいし、具は極論なんでもOK!(笑) 全体を考えたら、具のカロリーは誤差の範囲です。梅干しを選んで無理にカロリーを減らすより、ツナマヨで満足感をアップした方が『その分、ちょっと動こう』と考えられますよね。食べる回数も、基本は4回以上ですが、どうしても時間がない時は3回でも。ルールに縛られすぎず、シンプルに続けていきましょう」

【2】体重に一喜一憂せず、信じてやり通す
「ダイエットでは、すぐ体重が落ちることを期待しますが、どんなダイエット法も右肩下がりにはなりません。その日の代謝などで上がったり下がったりしながら、少しずつ落ちるのが普通です。体重計を見て一喜一憂せず、結果は出ると信じて21日間続けてください」

onigiri_20221011_03.jpg画像素材:PIXTA

【3】感情に流されないよう、理論を理解する
「体重が順調に落ちない時は、どうしても『本当に痩せられるのか?』と、気持ちが揺れたりします。感情に流されず、結果が出るように最後までやり通すには、理論を知ることも大切です。今回は、理論について、触れる程度の説明しかしていませんが、本などできちんと理解すると、『信じて続ければ大丈夫』というモチベーションが保てます」

【4】始めるタイミングを工夫する
「ルールに縛られすぎる必要はありませんが、継続するのが大事。飲み会が続く時期などを避け、21日間無理なく続けられるタイミングで始めましょう。また、女性の場合はホルモンの影響で、体重が落ちにくかったりむくんでしまったりする時期があります。理想としては生理が終わった直後、もしくは経血が少なくなった頃が、スタートするいいタイミングです」

【5】体重以外の変化に目を向ける
「おにぎり中心の生活を続けると、塩分や油を控えられることから、胃腸の調子が整います。『便通が良くなった』『むくみが取れた』『睡眠の質が上がった』『肌の調子が良くなった』などの声も多いです。体重の変化だけでなく、そうした変化に敏感になると、ダイエットを継続する気持ちがアップします」

厳しい食事制限や運動が必須のダイエットはハードルが高いが、「おにぎりダイエット」は、ルールも成功の秘訣も取り組みやすい印象だ。この秋はおいしいおにぎりで、ぜひ食欲とダイエットの両立にチャレンジを。

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ラクやせおにぎり』(あさ出版)

【小澤幸治 プロフィール】
埼玉県川越市出身。ダイエットトレーナー、株式会社BePLUS代表取締役、BOXPRIME代表。日本スーパーライト級のプロボクサーとして活躍し、大手スポーツジムのトレーナー経験から、ボクシングと炭水化物を利用した、パーソナルボクシングダイエットプログラムを開発。著書『ラクやせおにぎり』(あさ出版)は、わかりやすい理論とレシピが人気となっている。

(取材・文/鍬田美穂)