HIKAKIN、はじめしゃちょーを抜き日本2位なのに無名⁉謎のYouTuberの正体は?:じっくり聞いタロウ

公開: 更新: テレ東プラス

売れっ子から懐かしのスターまで、芸能人が驚きの近況を報告する番組「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告」(毎週木曜深夜0時放送)。10月6日(木)の放送ではYouTube界の超新星が、人気の秘密&驚きの月収を大暴露!

無名なのに人気のYouTuber

Sagawa/さがわの名前を聞いても多くの人がピンと来ないと思われるが、彼のYouTubeチャンネル登録者数は累計1320万人! HIKAKINはじめしゃちょーを抜いて日本人で2位の数字となる。総再生数も106億回と今年の上半期ではHIKAKINやはじめしゃちょーを抜いて3位だった。彼がチャンネルを始めたのは2020年6月で、一般人でありながら、わずか1年半で人気YouTuberとなったという。

Sagawa/さがわが住んでいるのは、UAEのドバイにある世界一高い高層ビル「ブルジュ・ハリファー」。家賃は800万円強!

jikkuri_20221007_02.jpg
バズっている動画は「無言でリアクションする」というもので、15秒以内で完結するショート動画をYouTubeやTikTokに毎日あげまくっている。実は、その内容は世界中の再生回数の多い他人の動画をマネたもの。毎日世界中のショート動画を探しまくっているため、睡眠時間3時間だという。

しかし、YouTubeの場合、ショート動画には広告が表示されないため再生回数が伸びても大きな稼ぎにはならない。TikTokも収益はゼロ。Sagawa/さがわもショート動画の収益は「生活できる分くらい」という。

では、なぜショート動画をバズらせているのか?ショート動画はスマホで気軽に見られるのが最大の特徴。10分以上の動画よりも圧倒的に再生回数が伸びる。Sagawa/さがわは、その特性を生かし、YouTubeやTikTokにショート動画をあげ、そこから広告収入を多く得られる"本チャンネル"に誘導することで、1年半で1320万人の登録者数を獲得した。

視聴者層はインド、インドネシア、アメリカ、ブラジルなどが多く、日本人は全体の再生数の1%。ターゲットにしているのは日本人ではなく世界中の視聴者なので、動画内でも日本語は一切使っていない。

そんなSagawa/さがわ見出したバズりの法則とは!?

アメリカは人気キャラクターのパロディー、インドは食べ物を使った面白動画、ブラジルはリアクションが派手なお約束動画と、お国柄によってバズり方が決まっているという。

jikkuri_20221007_03.jpg
そして、YouTubeの場合、一定秒数以上再生されると広告料の一部が動画投稿者に支払われる仕組みになっているが、国によって金額が違っている。日本はアジア全体で中の上くらい、インドやインドネシアは日本の8分の1~10分の1くらい。一方でアメリカやオーストラリアは日本より高いが、人口の多いインドやインドネシアの方が、当然再生回数も多くなるので広告料の単価は安くてもバズれば大きい。そのため、日本語は使わず、曲も海外で流行っているものを取り入れているとか。

Sagawa/さがわの月収は「ベンツのSクラスを毎月買えるくらい」だそうで、年収は億超え。元々はサラリーマンだったそうだが、いち早くショート動画に目をつけた現在登録者数1位のJunya.じゅんやが地元の中学・高校の同級生だそうで、彼の成功を知って"自分もやりたい!"と思い、即会社を辞めてYouTubeを始めたという。