伝説の占い師・暮れの酉、壮絶人生明かす「占いと出会わなかったら、グレていたかもしれません」

公開: 更新: テレ東プラス

――大阪にある老舗占い館では19年間連続で人気No.1を獲得。ご自身のオリジナリティはどこにあると思われますか?

「オリジナリティというかポリシーかもしれませんが…改名を勧めたり、開運グッズを売ったりするのは嫌だなと思います。僕のオリジナル占術『鳳凰数術』は、名前の画数と生年月日から鳳凰数を割り出しますが、名前の画数そのものに良いも悪いもないという考え方。幸せになれるかどうかは画数の良し悪しではなく、名前の属性を使いこなせるかどうか。
僕自身、占いにどっぷりハマっていますが、『名前を変えないと死ぬ!』みたいな迷信めいたことは信じられないし、なんか冷めちゃうんですよね。そういう強要をしないのが、僕のオリジナリティかもしれません」

――これまでの占い人生で、一番うれしかったことは?

「先ほども申し上げましたが、やはり占いを通じて人との関わり方を見つけられたことです。他にも、テレビに出られたこと、大勢の方と知り合えたこと、自分の占いの本を出せたことなど…うれしかったことはたくさんあります」

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――著書「暮れの酉の繊細な人のための鳳凰数術占い―名前と生年月日でわかる生きやすくなるための方法」(発行:ヨシモトブックス 発売:ワニブックス)の見どころは?

「名前を動物のキャラクターに例えた占いで、昔の姓名判断ありがちな、『この画数は大凶』というようなことは一切書いてありません。誰の名前にもつけてくれた人の思いが込められていて、自分の名前に隠されたキャラクターや、込められた願いに気づいてもらえるような本になっています。蛙亭のイワクラさんがコラムを書いてくださったので、ぜひお手にとっていただければうれしいです!」

――最後に、暮れの酉さんにとって占いとは?

「悩んでも仕方がないことに、仮の答えを出して頑張る道具。『なんでうちの親はこうなんだろう、なんで自分はこうなんだろう』とか、考えても仕方がないことってあると思うんですよ。そういう悩みを星のせいにして、楽になる道具だと思っています。
あと…もう一つ! いつか占いでギャンブルを当て、大儲けしてやる!という気持ちも実はあります。でも、こういう欲を出した途端、的中率って下がるものなんですよ(笑)」

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最後に、記者の手相を見てくれた暮れの酉さん。じっくりと手の平を見ながら「自由さや独創性があって、人が思いつかないことを大胆にやっていくタイプですね」とまずは鑑定。
しかし次の瞬間、「ただ、ちょっと気になることが…」と、絶対に誰も知らないはずのリアルな悩みを見事に言い当てられ、取材陣一同思わず鳥肌が…! 「どうして分かったんですか!?」と、前のめりで人生相談してしまいました。

暮れの酉さんのインタビューは、修験者占い師・法演さんの後に行われましたが、
「僕って雨男で、なにかっていうと曇ったり雨が降ったりするんですよ。法演ちゃんは逆で太陽の星だから、法演ちゃんのインタビュー中は晴れてたでしょ?」と、暮れの酉さん。
たしかに、法演さんの時は晴れ晴れとしていた空が、暮れの酉さんのインタビュー中、みるみる曇り空に…占い師の属性が天気にも影響!?

そんな暮れの酉さんが出演する新番組「占いなんて信じない」(MC:加藤浩次)は、10月6日(木)深夜2時(※13日(木)~は深夜1時30分)スタート! どうぞお楽しみに!
※「世界卓球2022」により放送日時を変更する可能性があります。

(取材・文/みやざわあさみ)

【暮れの酉 プロフィール】
日本の占術家、講師。オリジナル占術「鳳凰数術」の開祖。名前の画数と生年月日から鳳凰数を割り出し占う。 大阪の老舗占い館では19年間連続、人気№1であり、鑑定人数8万人以上の実績を持つ。「暮れの酉の繊細な人のための鳳凰数術占い―名前と生年月日でわかる生きやすくなるための方法」(発行:ヨシモトブックス 発売:ワニブックス)も好評発売中。
暮れの酉【鳳凰数術】公式チャンネル
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