ごはんの上に大量のあんこ!玉子サラダを寒天に!茨城&秋田&新潟県民の驚きの食事情

公開: 更新: テレ東プラス

続いては、秋田県のローカルフード。見つけたのは、「とうふカステラ」という、豆腐をカステラ状に焼いた甘いお菓子。江戸時代の庶民にとって砂糖や卵は高価だったので、代わりに豆腐を使って作られたと言われています。

惣菜売り場には、まさかのものを寒天で固めた秋田のソウルフードも。

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その名も「サラダ寒天」。地元の方によると、秋田県民にとって寒天は保存食で、何でも寒天で固める文化があり、なんと横手焼きそばの寒天まで!
ちなみに、こちらの「サラダ寒天」は、玉子と野菜にマヨネーズと砂糖を混ぜ、寒天に流し込んだもの。寒天は食物繊維などの栄養が豊富なため、デザートとしても人気があるそう。

さらに、「あさづけ」と呼ばれる新感覚デザートがあるとの情報が。漬物ではない「あさづけ」とはいったい…?

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一見、杏仁豆腐のような「あさづけ」ですが、なんと白い部分はお米。すりつぶした米に大量の砂糖を加え、ドロドロになるまで煮て、最後に酢を加えたものだそう。秋田ではこれをデザートとして食べるため、必ずフルーツをトッピングします。彩りもきれいなので、お祝いの席でも振る舞われています。

最後は新潟県のローカルフード。

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新潟県の惣菜コーナーには、赤くない赤飯が。こちらはもち米と金時豆を一緒に蒸して醤油を混ぜた長岡名物「醤油赤飯」。長岡では小豆やささげがあまり取れず、赤飯のようにお米を赤く染めることができなかったため、「醤油赤飯」が誕生したと言われています。

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アイス売り場で大量に売られていたのは、「もも太郎」というピンク色の棒アイス。実はこちら、桃味ではなくいちご味! 元々この辺りのお祭りでは、桃の形をした型にいちごシロップのかき氷を入れて売っていたそうで、それを元に作ったのが「もも太郎」。細かく砕いたかき氷を固めたバータイプのアイスで、発売から70年以上のロングセラー。新潟県民定番のアイスになっています。

さらに、地元の方から「名前は“イタリアン”だけど、イタリアンじゃない食べ物がある」との情報が。パスタではない“ある食べ物”の上にミートソースがかかっていて、専門店があるほど大人気だそうですが、いったいどんな食べ物なのでしょうか。

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こちらが噂の「イタリアン」。ミートソースがかかっているのは…なんとソース焼きそば!1959年、元々甘味処だった「三日月」が、東京で流行していた焼きそばをヒントにし、ミートソースで食べるオリジナル焼きそばを作ったのが始まり。以来、県民の名物B級グルメになり、スーパーには冷凍商品も。

以上、「日本全国、ご当地スーパーで発見!超ローカルソウルフード」でした!


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