地獄の全身網タイツシャンソン歌手「僕は紙一重の人間...音楽でぶん殴る」過激で衝撃的なライブの全貌

公開: 更新: テレ東プラス

"シャンソン歌手"といえば、シックなドレスに身を包んだ女性が、切なく愛の歌を歌う...そんなイメージ。しかし、"全身網タイツ"という超個性的な出立ちでパフォーマンスを行う、男性シャンソン歌手がいるという。それが、"悪魔の捨て子"の異名を持つ蜂鳥あみ太=4号さんだ。

「音楽でぶん殴って、観客にショックを与える」

というあみ太さんのライブは、一度体験すると病みつきになる人が続出!
そこで、今回の「テレ東プラス 人生劇場」は、蜂鳥あみ太=4号さんを密着取材。前編では、あみ太さんにインタビューを行い、知られざる素顔に迫ったが、後編では、「武蔵小山 LiveBar 6GRAMS」で行われた圧巻のライブの様子をお届けする!

chanson_20220822_01.jpg▲本番約4時間前に会場入りしたあみ太さん。ライブ前でピリピリしている(?)と思いきや、とても優しく迎えてくれました。素顔はお見せできませんが......どことなく菅田将暉さんに似てる...!?

着替えとメイクを終えたところで撮影をお願いすると、シャッターを切る度、くるくると表情を変えてくれました。ヌードデッサンモデルとしても活躍中のため、ポージングもお手のもの!

chanson_20220822_02.jpg▲いよいよリハーサル。日々、たくさんのミュージシャンと共演しているあみ太さん。時にはアコーディオン、時にはアコースティックギター、時には豪華なバンド編成など、演奏するメンバーや楽器編成も様々。レパートリーもかなり豊富で、毎日のようにライブがあってもファンを飽きさせません。会場には、続々とお客さんが集まり、いよいよ本番!

chanson_20220822_03.jpg
この日のライブは、"極悪いちご団&のまど舎しょうけい×あみヘーノ"による「地獄のツーマンショー」。まずはあみ太さんが、ショルへーノさんとのユニット「あみヘーノ」としてパフォーマンスを披露します。スパニッシュギターを得意とするショルへーノさんですが、歌やコーラスもこなし、YouTubeなどの動画編集もするのだそう。1年ほど前からあみ太さんと演奏していますが、2人の息は驚くほどピッタリ。

chanson_20220822_04.jpg
1曲目からあみ太ワールド全開! マイクがいらないほどの声量と、エネルギッシュな歌声で観客を魅了します。ボリビアのクエッカ(6/8拍子の舞曲)やアルゼンチンタンゴなど、バラエティー豊富なセットリスト。

chanson_20220822_05.jpg▲「演奏が始まった瞬間、全ての雑念が消え去って、ひとりぼっちになれる」というあみ太さん。もちろん実際にはお客さんや演奏メンバーがいますが、演奏中は一切周りが見えなくなって、音楽の一部になれると言います。トランス状態のあみ太さんに、お客さんも熱狂!

chanson_20220822_06.jpg
曲の導入は鬼気迫る語りから...。お客さんが固唾を飲んで聞き入り始めると、すかさず笑いのポイントを入れてくるなど、まるで会場ごとあみ太さんの手のひらで転がされているようです。

語り以外にも、「昔、スーパーの鮮魚売り場でバイトしてましてね...」と身近に思える話題から爆笑エピソードまで、MCも盛りだくさん。日本全国を飛び回るあみ太さんの新鮮なトークが聞けるのも、生ライブならでは!

chanson_20220822_07.jpg▲ステージ上で奇抜な感性を爆発させるあみ太さんですが、ご本人にとってはこれも「素」の姿。キャラクターを演じているわけではなく、ありのままの自分をさらけ出しているのです。

chanson_20220822_08.jpg

▲ライブが進むにつれてあみ太さんの露出も進み、客席のボルテージも最高潮に!
オリジナル曲はもちろん、古い外国の歌やインストゥルメンタルの曲に日本語詞をつけるのもあみ太さん流。あみ太さんが"超訳詞"した歌詞はストーリー性があり、曲を聴き終えると、まるで一冊の小説を読んだ後のよう。

chanson_20220822_09.jpg▲圧巻の歌唱力を惜しみなく披露し、あみ太さんのステージが終了! 終盤にかけては客席もトランス状態に!