不用意発言禁止! 裸のトークバラエティ「あちこちオードリー」(毎週水曜夜11時6分放送)。8月17日(水)の放送は、「トップを極めたけれどもまぁまぁ苦労もしてきた2組」山崎怜奈、とろサーモン (村田秀亮、久保田かずのぶ)が来店。とろサーモンが、久保田の炎上など、M-1王者にもかかわらず苦悩が絶えない日々を告白!
10年連続の敗者復活で久保田に異変
「M-1グランプリ2017」で優勝し、漫才で頂点を極めたとろサーモン。最近では、久保田の絵に100万円の値が付いたことも話題となり新たな才能も注目されているが...いまだに競艇場の営業で、客に絡まれながらレース予想をする仕事などもやっているそうで「まだここですんの?」との苦悩もあるという。
M-1王者になるまでにも苦労があった。久保田のボケを村田が冷たく受け流す「すかし漫才」が評価され準決勝の常連ながらも10年間決勝までいけなかったため、「こんだけ準決勝で負けてたら、頭おかしなるよ」と久保田。
若林が「どの辺から様子がおかしくなったんですか?」と尋ねると、久保田は準決勝止まりも5回目となった2007年からだと答える。それまでは決勝に落ちた仲間と飲みに行っていたが、準決勝止まりも5回目となった2007年あたりからは「同じことをしていてもしょうがない」と誰とも飲みに行かなくなったという。そして精神を落ち着かせるためYouTubeで幸せホルモン"セロトニン"の分泌を促す「528Hzの精神の安定という音楽を聞く」という方法を編み出す。
村田によると、久保田は芸風に似合わずどんどんスピリチュアルな方向に向かっているそうで「こいつマジでOLぐらい占い行きますから」と意外な一面が。有料の占いサイトを5つ登録しているという久保田は「毎日怖いねん。準決勝で負け続けたら、生きてくの怖いよ」と胸の内を明かす。
占い師に対面で占ってもらったことも。肩周りが痛いのは同業者から恨まれているからだと鑑定され、なんと村本大輔(ウーマンラッシュアワー)の生き霊が憑いているとのこと。祓ってもらい安心した久保田だったが、1週間後「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)の収録でスベリ倒したため、「今まで村本のおかげでウケてきたんかな?」と思ってしまったそう。
久保田の炎上に、村田が文句を言わない理由
一方、相方・村田の悩みは、久保田が過激な発言ですぐに炎上すること。その度に心労がかさむため、趣味のキャンプで焚き火をして心を浄化しているという。油汚れを油で落とすように、炎上は炎で落ち着かせる!?
久保田が炎上すると、村田のSNSにもアンチコメントが多数送られてくるそうだが、村田は文句ひとつ言わないのだという。理由は、口喧嘩では絶対に久保田に勝てないためだという村田だったが...!?
久保田によると、村田が何も言えない理由は「コイツは俺を殺そうとした事件があった」と物騒な話を持ち出す。高校時代、調理実習の際、村田がふざけてツッコんだところ、久保田は落ちていたキュウリに足をすべらせ割れたガラスが首に刺さってしまう。医者に、あと1ミリずれていたら死んでいたと言われたそうで、久保田は今でも根に持っている!?
上京後の極貧生活でアレを売った!?
大阪で結果を残して2010年に東京進出したとろサーモンだが、上京後に仕事は激減。M-1で優勝するまでの7年間は厳しい暗黒時代を過ごしていたそう。
久保田は、胡散臭い社長に呼ばれ、金が欲しければドンペリを「5秒で飲め」と言われて3秒で飲んだところ、「逆に怖ぇわ」とお金をもらえなかったり...と、壮絶(!?)な経験をしたことも。また、たまに仕事があったと思えば「底辺の芸人がやるような粗悪なロケ」で、久保田は途中で逃げ出したという。
大阪では数々の漫才賞を受賞していたにも関わらず東京ではこの扱い。久保田は大阪で得た栄光は「こんなもんウソや」と、生活のために単独ライブでトロフィーを売ってしまったという。ちなみに、「ABC新人グランプリ」で獲ったトロフィーは「3000円だって、バカヤロー!」と、悔しさとともに打ち明けた。
その他、山崎怜奈は、乃木坂46で選抜に入れなかった9年半の苦悩や、ラジオ番組で繰り広げたつぶやきシローとの攻防、将来の悩みなどを。ここでしか聞けないトークが満載!