スゴい食材7が一度に摂れる!疲労回復に効く「だる消しスープ」で猛暑を乗り切ろう

公開: 更新: テレ東プラス

今年の夏は酷暑! だるい...疲れた...を解消する魔法のスープがあった!?

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毎回さまざまな専門家がレギュラー出演中の生活情報番組「なないろ日和!」(毎週月~木曜朝9時26分放送)から、医師で医学博⼠の御川安仁先生に、体が元気になる「だる消しスープ」についてうかがいました。

疲労回復に効く食べ物は?

前回の記事で解説した通り、だるさなど体の疲れの原因のひとつは「ミトコンドリア」の機能低下。ミトコンドリアを活性化させ、疲労回復の効果もある「スゴい食材7」がこちら!

nanairo_20220814_02.jpg画像素材:PIXTA

【サバ缶】EPA、コエンザイムQ10、タンパク質を多く含む
【大根】 体内の解毒作用と消化促進作用も
【まいたけ】 ビタミンB、亜鉛、ビタミンD、βグルカンが豊富
【蒸し大豆】 PQQやタンパク質を補う
【みそ】 トラゾリンが含まれ、腸内環境を改善する作用も
【しょうゆ】 フラノン、抗菌作用
【酢】 クエン酸が食欲促進やエネルギー源に

これら全てを一気に摂れるのが、御川先生が提案する「だる消しスープ」。フードプロセッサーなど特別な調理器具がなくても作ることができ、1日1杯食べれば体内のミトコンドリアが活性化。2週間続ければ体が変わり、だるさが消えてくるそうです。

「だる消しスープ」の作り方

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【材料(10杯分)】※1杯あたり75~80g程度
サバ缶 ... 1缶(190g)
大根 ... 300g
まいたけ ... 1パック(約80g)
蒸し大豆 ... 100g

(A)
しょうゆ ... 30g
みそ ... 50g
酢 ... 小さじ2

【作り方】

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①大根をおろし器ですりおろす。※大根のおろし汁は全て使う。
②まいたけはみじん切りにし、電子レンジ(600w)で2分ほど加熱する。
③蒸し大豆を保存袋に入れて手のひらでつぶす。
④保存袋に大根おろし(汁ごと)、まいたけ、サバ缶を汁ごと加え、(A)の調味料を入れてよくもみこめば<スープのもと>が完成。
⑤保存袋のまま<スープのもと>の中身を平らにして、冷凍保存する。

冷凍保存しておいた「スープのもと」を75~80g器に入れ、100mlのお湯を注ぐだけで「だる消しスープ」が完成!

そのままスープとして飲むほか、味噌汁やカレーにしたり、卵と混ぜて卵焼きにしたりアレンジも自在。だるさがなくなり心と体が軽くなる魔法のスープで、暑い夏を乗り切りましょう!

※この記事は御川安仁医師の見解に基づいて作成したものです。

取材協力:御川安仁先生。ナチュラルアートクリニック(四ツ谷)院長、統合医療・栄養療法医師。災害や救急に対応できる科であった岡山大学麻酔・蘇生学教室に入局し、東日本大震災では災害派遣医療チーム(DMAT)のチームリーダーとして出動。国立国際医療研究センター救急部 臨床研修指導医、川口市立医療センター救命救急センター 医長、愛宕病院ER-救急蘇生センター救急部長などを歴任。2005年より「病気にならないようにする、できるだけ薬を使わずに治療する」ために補完代替医療を学び、2015年に開院。「自己回復力」を高め、病気にならない体をつくるための医療を続けている。著作に「体が勝手に元気になる だる消しスープ」(アスコム)、「疲れがとれない原因は副腎が9割」(フォレスト出版)。
ナチュラルアートクリニック

(取材・文/みやざわあさみ)