年齢は7歳?キャラが濃すぎる館長「セーラちゃん」の日常に密着!

公開: 更新: テレ東プラス

実はあのちゃんも、この博物館に足を運んだことがあるそう。その際セーラちゃんに遭遇しましたが、「怖くて走って逃げた(笑)」とトラウマを告白します。
しかしお客さんには大人気で、セーラちゃん目当てにやってくるリピーターも多数。果たして、博物館でどんな仕事をしているのでしょう。

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出入口でお客様をお出迎えしていたかと思いきや、突然大きな旗を持って走り出したセーラちゃん。道路に向かって旗を振り、お客様をお見送りします。
「せっかく来てもらったので、帰る時くらいは楽しい気持ちを増幅してもらいたい」。
お出迎えからお見送りまで丁寧なのがセーラちゃんスタイル。

束の間の休憩を取った後、再び走り出したセーラちゃん。今度はお見送りではないらしく、草むらをかき分けて大きな道路を全速力。まさか緊急事態?
しかし向かったのは、行きつけのパン屋さん。シナモンデニッシュを5個も爆買いし、博物館に戻ります。午後も精力的に接客し、夕方5時半に営業終了。すると…

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なんとセーラちゃんから普通の男性に戻ってしまいました! 食事に行くとのことでついて行くと、「あ、屁出しとこ」と道端でおならをブー♡ これにはスタジオのチョコプラも大爆笑!

密着2日目。セーラちゃんになったきっかけを話してくれました。

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7年前、サンタクロースのような白髭でセーラー服を着ている男性、通称「セーラー服おじさん」が博物館にやって来て、軽い気持ちで真似たところ、Twitterで人気に。やがて「セーラちゃん」としてこの姿が定着したといいます。
セーラちゃんになる前は裏方として施設づくりに没頭していましたが、変身を遂げた後は、様々なコスプレでお客様を楽しませるように。

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瞬く間に人気者になったセーラちゃんに、Twitter上では「人形を寄付したい」との声が。その要望に答え、お客さんからの展示品を引き取ることを決意したセーラちゃん。館内にはお客様のおばあちゃんの遺品なども飾られています。
セーラちゃんにとって大事なのは、目に見えるモノを残しておくこと。人が使ったモノには“思い出”という温もりがあり、デジタル化が進む中でも、セーラちゃんは現存しているモノにこそ価値を見出しています。

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「気持ちが楽になった」「元気が出る」と感想を伝えるお客様も多いそうで、「そういう人の助けはできないけど、気持ちだけでも前を向いてもらえれば」とセーラちゃん。
今日も「まぼろし博覧会」で、現存するモノの大切さを後世に伝えています。

番組では、その他、伝説の「フリー素材男」も登場します!