「町工場を継いで欲しい」誰より応援してくれる父の本音に、頂点を目指したい息子は...!?:CHOTeN

公開: 更新: テレ東プラス

全タイトル合わせ賞金総額約3億円、2021年に発足された国内最大級のeスポーツブランド「X-MOMENT」の試合の勝敗を予想する「X-MOMENT Presents CHOTeN~今週、誰を予想する?~」(毎週土曜夜11時30分放送)。7月23日(土)は、「RAINBOW SIX JAPAN LEAGUE(RJL) 2022」(※注1)で活躍している「Crest Gaming Lst」のWh1skey選手を紹介。さらにスタジオで、CHOTeNメンバーと対戦した。

父の想いを胸に、走り続ける

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RJL2022 Season1で、絶対王者「CYCLOPS athlete gaming (CAG)」を相手に大活躍を見せたWh1skey。チームは昨年の順位を超え、現在総合2位と絶好調だ。今回は、そんなWh1skeyが日頃の感謝を込めて、両親に食事をご馳走した様子をお届けする。

番組では、昨年10月に初めてWh1skeyに密着。埼玉県入間郡に住むWh1skeyは、フィリピン人の母と日本人の父との間に生まれた。父は火災報知器の部品を作る町工場を経営し、13人の大家族を養っている。

高校卒業後、Wh1skeyはeスポーツ選手を目指し、毎日練習に励んでいた。ところが当時の父は、eスポーツはただの遊びだと反対。さらに母の闘病のため、代わりにWh1skeyが父の工場で働くことに。

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逆境の中でも諦めず、昼は工場、夜はeスポーツと丸1年間全力でやり遂げ、2021年3月にプロリーグへの参加が決定。それをきっかけに父もeスポーツの魅力にハマり、「トップを目指せよ」と激励するまでになった。

この取材後、Wh1skeyは年間を通して活躍した選手に贈られるRJL2021個人賞を受賞。今年の春から始まった新シーズンでは、5人の敵をたった1人で殲滅する驚きのプレイも見せ、さらなる活躍が期待されている。

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およそ半年ぶりに自宅へお邪魔すると、昨年と比べてプロとしての意識にも変化が。良質な睡眠のためにベッドを買い替え、ジムで体も鍛えるつもりだとか。全てはパフォーマンスアップを図るためだ。

この日両親と向かったのは、行きつけの焼き鳥店。日頃から生活の面倒を見てくれている両親に、感謝を込めて夕食をご馳走するという。

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美味しい焼き鳥に舌鼓を打ちつつ、話題は今やすっかりWh1skeyのファンとなった父の話に。実は、eスポーツにハマった父は、SNS活動を開始。息子のWh1skeyをもじったCh1Ch1skey(父スキー)というアカウントで、試合会場の様子やチームの最新情報を発信しており、ファンもいるそう。

昨年は、リーグに挑戦する側だったWh1skey。今シーズンは新たなチームも参入し、さらに好成績だったSeason1以上の成績を残さなければと、プレッシャーを感じているという。

「応援よろしくお願いします」と両親に伝えるWh1skey。すると、父から意外な本音が。最終的には家業の町工場を継いで欲しいというのだ。Wh1skeyは現在23歳。eスポーツ選手は20代前半で引退する選手も多い。息子の将来を心配しての言葉だ。

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「今は色々やることがいっぱいあるから、心の片隅に入れておきます」と話すWh1skeyに、父は「ありがとう、それだけで十分」と笑みを溢す。Wh1skeyは心優しい父に、ウイスキーをプレゼント。少し遅れたが、父の日の贈り物だ。

父の音頭で、常連客もWh1skeyの活躍を祈って乾杯。「ナンバーワン目指せよ!」と激励してくれた。あたたかい応援を力に、Wh1skeyは頂点に向かって走り続ける!

番組後半にはWh1skeyがスタジオに登場。「RAINBOW SIX SIEGE」の練習モードで、CHOTeNチーム4名と対戦! 果たして結果は!?

※注1:「RAINBOW SIX SIEGE」は、2チームに分かれて戦うリアルガンシューティングバトル。「RAINBOW SIX JAPAN LEAGUE」では、賞金総額3700万円をかけて10チームが3シーズン制で競い合い、一番ポイントの高いチームが優勝する。

次回の放送は、「カワいく撃破せよ! プリティPUBG MOBILE」。芸能界屈指のプリティゲストが登場し、「PUBG MOBILE」をプレイ! 一番可愛いのは誰だ!?