「ヤッバあいつ、強強だね」ライバルも驚くトリック連発!二次審査進出6名が決定:Dreamer Z

公開: 更新: テレ東プラス

Z世代のスターを発掘する「~夢のオーディションバラエティー~Dreamer Z」(毎週日曜夜9時放送)。7月17日(日)は、新企画「スケボー新世代スター発掘オーディション」の一次審査Cグループの模様をお届けした。

一次審査Cグループ

スケボー文化の原点「ストリート」にこだわり、スポーツ競技とは一線を画したスタイルで開催するオーディション。「審査会場」は競技場ではなく「実際の建物や路面」で、「審査基準」は人の心を動かすカッコよさ="ヤバさ"で競い合う。優勝者には、名だたるプロスケーターたちとともにアメリカツアーに参加する権利が与えられる。

多数の応募からビデオ審査を通過したのは12名が挑む一次審査の舞台は、巨大廃墟ホテル。12人を4人ずつ3つのグループに分け、それぞれ違う場所で審査を行う。今回のCグループのステージは、体育館にある全長およそ50mの廊下。途中には高さ40cmのボックス(木箱)と、4段の下り階段が待ち構えており、2ヶ所でどんな"ヤバい技"を決められるか、技(トリック)の組み合わせも審査のポイントに。

審査員は、プロスケーターの戸枝義明と池田大亮。披露した技を、審査員が「ヤバい」と認定したらMAKE成立、技が不完全だったり失敗するとNOMAKEとなる。4人が挑戦し、成功したMAKEの数が8回になったら審査終了。ポイントはMAKEを成功させた数ではなく、いかに「ヤバい」MAKEを決めたか...。果たして今回は、どんなMAKEが飛び出すのか!

●エントリーNo.009 蛯原星七(29)

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普段は運送業で生計を立てている参加者の中で最年長の蛯原。いぶし銀の複合技が得意。

階段は「一回コケると翌日の仕事に支障があるから、やらない」とコメントしながらも、最初のトライでステアをノーリーインワードヒールフリップで飛び越え、MAKE成功!

2度目も成功させると、終盤は、ボックスの上でボードの後輪だけで走行するテールマニュアルを披露し、そのままの姿勢を保ちながら階段まで走行する高難度のトリックに挑戦。着地成功には至らなかったが、ギャラリーを大いに沸かせた。

●エントリーNo.010 菅原悠翔(18)

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仙台のスケボーパークでアルバイトをしながら、プロを目指し、週7日、寝ても覚めても練習しているスケボー狂の菅原。「みんな多分自分より上手いので、緊張しているんですけど、自分なりにできるようにがんばりたいです」と意気込む。

先陣を切って、廊下を走り出すと、ボックスで高難度のトリック成功するも、階段では着地を決められず、NOMAKE。2度目の挑戦で、ボックス、ステアともトリックを成功させ、MAKE成立。

MAKEは1つのみだったが、菅原が憧れる戸枝からは「ステアの着地もよかった」とべた褒めの言葉も。

●エントリーNo.011 山附明夢(17)

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4歳からスケボーを始め、数々の大会で輝かしい成績を残す注目の若手スケーター。「誰もやってない使い方とか、やってみたりするのが楽しい」と笑顔でコメント。

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自信あふれるその言葉通り、山附は今回最多の3つのMAKEを成功! 難度MAX★★★★★のトリックも連発し、ボックスで繰り出したスイッチF/S180ヒールフリップは、空中で回転する板を足で止めるエアキャッチが必要なヤバい技。

ライバル蛯原からは「ヤッバあいつ、強強(きょうつよ)だね」とヤバいワードも飛び出した。

●エントリーNo.012 澤島裕貴(19)

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高難度の技をスピーディーに決める職人肌の澤島。「アメリカの映像観てもみんなめっちゃスピード速くて、それの方が観てる側も楽しいし、すごいカッコいい」とスピードへのこだわりが伺える。

この日、初めてのMAKE成功させると、2度目は失敗。しかし、他の出場者が次々MAKE成功させ、ラストチャンスを迎えると、ヤバいスピードを活かした難易度★★★★★のフェイキーノーズスライドガゼルスピンアウトと、ハードフリップでファイナルMAKEを奪取!

二次審査進出は、1位・山附と、2位・澤島に決定!
発表を終えた戸枝は、大会とは異なるストリートにこだわったルールにしたことに触れ、「集まってくれたメンバーが、レベルもスタイルもすごいある人で、嬉しかったです」と出場者を労った。

Cグループのスケーターたちの驚きの"ヤバい"技は、「ネットもテレ東」でチェック!

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次回放送の二次審査には、各グループを勝ち上がった6人が進出。次の舞台となる遊園地で、どんなヤバいMAKEが飛び出すか?