Z世代のスターを発掘する「~夢のオーディションバラエティー~ Dreamer Z」(MC:木梨憲武、池谷実悠テレビ東京アナウンサー)。
「テレ東プラス」では、7月17(日)に放送されたLDH史上最大規模のオーディション「iCON Z ~Dreams For Children~」ガールズグループ部門2nd Missionの模様をお届けする。
候補生達は「DIVA」「Little Devil」「Aimer」「Crescent」の4グループに分けられた。パフォーマンスはグループごとに行うが、審査の対象はあくまで個人。同じチームメイトでも、ライバル同士なのだ。
2nd Missionの課題は2つ。1つはオリジナル課題曲「CHILI CHOCOLATE」を新たな5人グループでブラッシュアップすること。2つ目は新たに用意したダンストラックにのせた新グループでのパフォーマンス。さらに曲の後半1分間は、オリジナルの振付・構成を考えなくてはならない。
1ヵ月後の2nd Missionに向けて、週末合宿がスタート! 次の審査に進めるのは20人中15人だ。
【Little Devil】
審査まで3週間。SORA、AOI、UWA、NANAI、ANONで構成された「Little Devil」は、18歳にして現役ダンス講師のUWAがダンストラックをリードする。
振り付けのテーマは「強い女性」で、ダンストラックをハイヒールで踊ることに。足元が不安定になるため難易度が上がるが、メンバーの武器である大人っぽさや手足の長さを際立たせる狙いがある。
ダンストラックが順調に進む一方、ボーカルトレーナー・Emyliによる課題曲「CHILI CHOCOLATE」のチェックでは「全体的にピッチ(音程)が外れてる」と厳しい指摘が。さらに、リズムを刻む歌い方に変更したANONに「なんで切るの?」とEmyli。実はこれはグループのリーダーであるSORAの提案で、怒られているANONにSORAが「ごめん」と謝る場面が。
その他、「英語圏の人ってものすごく厳しく発音見るから。バカにされちゃうよ」などダメ出しは数えきれず、頭を抱えるEmyli。7日後の再チェックまで完璧に直すだけではなく、自分なりにこの曲を工夫し、「アドリブとか入れたいんだったら入れてもいい」と新たな課題が与えられた。
「全体的にクオリティ低すぎだよ。全っ然ダメ。これだと全員落ちるよ」というEmyliの厳しい言葉に、メンバーたちは肩を落とすが、「じゃあ練習しよう。やろう!」とすぐに気持ちを切り替える。
7日後、今度は踊りながらのボーカルチェック。パフォーマンス後、Emyliは小さく拍手し、「いいね」と一言。さらに、「UWA、最高にかわいい。ラップやダンスの見せ方とかものもすごく研究してる」と自分らしさを表現したUWAを絶賛するが、他のメンバーが「脇役に見える」という指摘も。
Emyliからの辛辣な指摘に、リーダーでメインボーカルを務めるSORAは泣き出してしまう。
そして「引っ張っていかなきゃいけない!」と自分を奮い立たせるSORAに、UWAは「そこは気負いしなくていい。歌はSORAちゃんに関しては言うことない。そういう所も見せちゃって全然いいから」と温かいエールを送った。
UWAが一歩リードした「Little Devil」だが、他のメンバーは追い上げることができるのか!