藤田ニコル「CM決まったら自分の謝罪会見を想像する」:あちこちオードリー

公開: 更新: テレ東プラス

不用意発言禁止! 裸のトークバラエティ「あちこちオードリー」(毎週水曜夜11時6分放送)。7月6日(水)の放送は、特別企画の第3弾「私の教訓どうですか? 芸能界が生きやすくなる参考書を作ろう!」。藤田ニコル飯尾和樹ずん)、ティモンディ前田裕太高岸宏行)が、自らの経験から得た教訓を披露。藤田ニコルの大人すぎる教訓に、一同驚愕!

〇〇のタレントは売れない

藤田ニコルの教訓は「マネージャーから説教されているタレントは売れない」。新人タレントが楽屋でマネージャーから「絶対に爪痕残してこいよ」「なんで絡みに行かなかったんだ」など説教されているのをよく目にするというニコル。しかし、そういうタレントは...

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「ただマネジャーの好きなタレントが出来あがっちゃうだけで、その子の個性とかじゃないじゃないですか。そうなると売れないなって」という。

これを聞いた若林は「あなた事務所の社長できます!」と絶賛。飯尾も「俺の2個上?」と、この若さにしてこの視点を持つニコルに驚く。

自身は一度もマネージャーから指示されたことがなく、もし説教されても「反抗します」というニコル。「だって現場に出てないじゃん。何が分かるの?」と、しっかり考えがあっての行動だという。ニコルは、タレントの個性を見い出し育てることなく誰にでも同じ説教をしていることで、「マネージャーが(タレントを)ダメにしちゃってる」と指摘する。

さらに、マネージャーから説教されている新人タレントは「だいたい事務所も一緒ですね」とのこと。一度仕事で会っても「その後はだいたい見てない」とブレイクすることなく消えてしまうのだという。

ニコル自身は、マネージャーとかなり仲が良いそうで、「マネージャーとちゃんと話し合うことが大事。だって売れてる女性タレントって、みんなマネージャーと仲良くないですか?」と分析。ニコルは、一年の終わりに「来年どんなことをやりたいか」についてマネージャーと話し合う場を自ら設けているという。毎年、大きなトピックを作るよう心掛け、昨年は「車の免許を取りたい」と発案し、見事に仕事につながったそう。これを聞いた飯尾は、困ったマネージャーについての不満を!?

CMが決まると〇〇を想像する

また、「CM契約が決まったところから、最悪のことを想定しておく」という教訓も。高校生の頃からCMに起用されてきたニコルは、CMには莫大なお金が動き、関わる人数も次元が違うことを実感。契約中に、もし自分が犯罪などの不祥事を起こしたり、思いがけない形で反社会的勢力と関わってしまった場合は、大損害を与えてしまうということがよく分かっているのだ。

そのため、CM契約が決まると「自分が謝罪会見しているところを想像する」という。「芸能界の終わりだって日を思い浮かべると、ちゃんといい子に毎日を過ごせる」と理由を明かすニコルに、若林は「企業としては嬉しいと思うよ」と感心する。

これだけ危機管理能力がしっかりしているニコルだが、「お金も入るから、調子に乗っちゃう自分もいる」と魔が差すことも。お金を持っていることによって、交友関係や近づいてくる人も変わるからだ。

さらに、CMは撮影から公開まで半年近く期間が空くため、「その半年がいつも怖くて怖くて」と。放送された時にようやく安堵するのだという。

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そんなニコルに、飯尾は「ニコルは『サンジャポ』出すぎじゃないかな」と、様々な芸能人の不祥事を見すぎたことを指摘。するとニコルは、「こんなことを言って、私が謝罪会見をしていたら笑ってください」と発言し笑わせた。