乃木坂46与田祐希「お姉ちゃんみたいな存在なので...」西野七瀬への想い語る

公開: 更新: テレ東プラス

毎週木曜深夜0時30分からは、木ドラ24「量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-」を放送!

ごく普通の女子が仕事にプライベートに自問自答しながら、「プラモデル」との出会いを通じて成長していく姿を描く"ホビー・ヒューマンドラマ"。
主人公・小向璃子役を与田祐希(乃木坂46)が演じ、藤井夏恋望月歩中島歩前田旺志郎石川恵里加与座よしあき森下能幸マギー田中要次といった個性豊かなキャストが出演します。

「テレ東プラス」では、地上波連続ドラマ初主演となる与田祐希にインタビュー! ドラマの見どころからプライベートまで...話を伺いました。

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璃子のプロフィールが、乃木坂46に入る前の自分と驚くほどそっくりでした

――地上波連続ドラマ初主演となります。まずは、与田さんが、ドラマのお話を聞いた時のご感想からお聞かせください。

「お芝居の経験もそんなにないですし、話を聞いた時はプレッシャーを感じ、正直"大丈夫かな?"という不安はありました。でも、璃子というキャラクターを演じるにあたり、"不安を抱えて現場に入るのはちょっと違うかな? 楽しみながら演じられるといいな"と考えるようになり、いざ現場に入ると本当に楽しくて...。空き時間も、みんなで談笑したりお絵描きしたりゲームをしたり...楽しくてゆるい空気感がすごくドラマの設定と合っていて、自分でも想像以上に楽しめているなと感じます。このメンバーでお芝居ができてうれしいです」

――璃子はプラモデルと出会い、人としても成長していきます。実際にプラモデルに取り組んでみて、どこに魅力を感じましたか?

「今回初めて触れましたが、今まで、プラモデル=遠いもの=すごく難しいものと思っていて、"手先が器用じゃないとできないんだろうな"と決めつけていたんです。
でも、型どおりにやらなくていい、自由に作っていいということも初めて知りましたし、全く同じものができないという点にも魅力を感じました。自分が作ったものにものすごく愛着が湧きますし、特別感があるというか...。あと、やってみるとものすごく集中できるので、何も考えなくていいというところもいいなと思います」

――ドラマの撮影中、面白かったことは?

「毎日、面白エピソードがありすぎて...(笑)。中でも面白かったのが、与座さんの沖縄語講座です。与座さんが沖縄の言葉で話すと、本当に全く分からない! 与座さんに沖縄語を教えていただいたり、"誰が一番お題に沿った絵を描けるか選手権"を開いたり、とにかく楽しい現場です」

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――璃子はイベント会社に勤務する会社員。もしも与田さんが会社員になるとしたら、どんな感じになりそうですか?

「たぶん...定時で帰ると思います(笑)。飲み会には参加せず、直帰するタイプ。仕事場ではたくさんコミュニケーションを取りたいけど、帰る時間になったら真っすぐ家に帰って、自分の時間を過ごすと思います。犬と遊んだり、夜ご飯をゆっくり食べたり、テレビを見ながらぼーっとしたり、たまに晩酌したり...。睡眠時間もしっかり確保したいです。おそらく、バリバリに仕事をして出世していくタイプではないと思います(笑)」

――"量産型"と呼ばれるあらゆるものが平均的なタイプの璃子を演じられますが、アイドルは量産型とはかけ離れているイメージですが、共感する部分はありましたか?

「自分が量産型かどうかというのはあまり考えたことがなかったんですけど、璃子のプロフィールが、乃木坂46に入る前の自分と驚くほどそっくりだったんです。
これといった趣味もなく、部活もみんながやっているからという理由で選んだり、将来の夢も特になかったので、"とりあえず塾の先生や親に勧められたからこっちにしようかな"みたいな。何事も自分で決めることがなかったし、学校でも、あまり目立つ感じではありませんでした。その辺が似ているなと感じたので、すぐに璃子に共感することができました」

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――そうなんですね。乃木坂46に入って変わったと?

「そうですね。乃木坂46に入るまでは、人に自分の意見を言うこともなかったし、人前で話すようなこともなかったです。学校の学芸会でも、"侍3"とか、セリフが少なくて目立たない役に立候補していました。
乃木坂46に入ったことでガラッと変わって、やがて後輩ができたり先輩が卒業したりとか、そういう節目を乗り越えたことは、自分の中でも大きかったと思います。"今度は先輩として、しっかり引っ張っていかなきゃ"という気持ちも芽生えたので」

――メンバーの中で、特に影響を受けた先輩はいますか?

西野七瀬さんはお姉ちゃんのような存在で、一緒にいる時間が長かったので、七瀬さんが卒業した時はものすごく寂しくて、"もうダメ..."みたいな。でも、そんな私じゃダメだと思ったんです。これからは、先輩にしてもらったことを自分がしていかなきゃという気持ちになれたのも、七瀬さんのおかげです」