「破滅していったハーフ芸人いっぱいいます」ハーフを武器にしたくない若手ハーフ芸人:ゴッドタン

公開: 更新: テレ東プラス

6月25日(土)放送の「ゴッドタン」(毎週土曜深夜1時50分)は、すっかりジジイ芸人になった番組MC(おぎやはぎ劇団ひとり)3人に新世代の若手を知ってもらおうという人気企画「この若手知ってんのか!? 2022」後編。2015年の同企画に登場したモグライダー芝大輔ともしげ)がMCを務める。

「今のバラエティで売れそうな芸人」部門

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「今のバラエティで売れそうな芸人」部門1位、ウガンダ人の父を持つボケのトミサットと、巨漢のツッコミ・大誠のコンビ「センチネル」がスタジオに登場。"センス系の芸人"ぶりたいトミサットと、ズレを指摘する大誠による巧みなしゃべくり漫才を披露すると、MC陣から「面白い!」「今までいない」と絶賛の声が。

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ネタはもちろん、矢作兼から「顔がスゴイね」と表情の面白さも褒められるが、トミサットは「あんまり顔とかでやっていきたくない」と、あくまでもセンスを見せたいよう。

"ハーフ"を武器にしたくない理由は、「ハーフを使い過ぎて破滅していったハーフ芸人の先輩いっぱいいます」とトミサット。ある番組で、憧れの芸人を聞かれ、とんねるずナインティナインの名前をあげたものの、憧れの先輩としてハーフ芸人の先輩・アントニーマテンロウ)からメッセージが送られて来たそうで、「アントニーさんは尊敬してないんです」と声を大に。「(アントニーが)一番ハーフを食い潰しちゃってる」と悲痛な思いを打ち明ける。

ハーフならではのエピソードを求められたトミサットは、父の母国・ウガンダではゴリラの被害により村が滅んだという話を披露し爆笑をさらうが、「こんな話したくないんです」と嘆く。

現在29歳。これまで「牛角のバイトリーダーやってました」とのことでバイト時代のエピソードを求められ、「七輪に1分間に2個つけて怪物と言われてました」と言うと、またまたスタジオ大爆笑。「こんなエピソードしたくないんです」と最後に付け足すトミサットに、「"こんな話したくない"までがセットじゃんか」と矢作がツッコミを。しっかりハーフ漫談が出来上がっている!?

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この他、「今のバラエティで売れそうな芸人」部門2位の弁護士資格を持つ弁護士芸人「こたけ正義感もネタを披露。お笑いの養成所に入る自信がなくて、「とりあえず弁護士になった」という異色の経歴の芸人。奥さんもまさかの職業!?

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「とにかくヤバい芸人」部門1位は、地球よりもお笑いが1000年ほど進んでいるおにぎり星から来たという姉弟コンビ「ちかえの子ども!!」(弟ひろのり、ねえね)。この世界観はぽっちゃりメイドカフェに勤めているというねえねの趣味のようで、BEAMSの店員をしているという弟は、このキャラにかなり無理してる!?

次回の「ゴッドタン」は、「第二回コンビ大喜利グランプリ」にコロコロチキチキペッパーズAマッソハナコドランクドラゴンが参戦。ハナコ・菊田竜大がついに覚醒か!?