睡眠薬を悪用し女性を襲って撮影する”昏睡ポルノ”急増の裏側:じっくり聞いタロウ

公開: 更新: テレ東プラス

売れっ子から懐かしのスターまで、芸能人が驚きの近況を報告する番組「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告」(毎週木曜深夜0時放送)。6月23日(木)の放送では、裏社会ジャーナリストが昏睡ポルノ動画が急増する裏側を大暴露!

スパイキングによる昏睡ポルノが急増

裏社会ジャーナリストの石原行雄さんによると、コロナ禍で性風俗店が苦境に喘ぐ中、アダルト系動画投稿サイトのアクセスが急上昇しているという。素人カップルが性行為をサイトに投稿して収益を得る"アダルト版カップルYouTuber"なる人種も登場し、再生回数に応じた収益を得て、さらに投稿サイトから会員制の有料サイトに誘導して会費や限定有料動画で1ヵ月に1000万円稼いだカップルもいるとか。

ちなみに、日本から無修正のアダルト動画をアップロードした場合、刑法に触れて逮捕される場合がある。そんな中、決して真似してはいけない、犯罪を匂わせるアダルト動画が激増しているという。それがスパイキングによる昏睡ポルノ動画だ。

スパイキングとは、人の食べ物や飲み物に薬物や強いお酒を混入して犯罪行為を行うこと。男性の場合は昏酔強盗、女性の場合は性的暴行の被害が多いという。昨年、有名企業の男性社員がOB訪問を悪用し女子大生を居酒屋に連れて行き、薬を盛って犯行を行った容疑で逮捕された。家宅捜査により睡眠薬700錠が押収され、男のスマホを解析すると40人近い被害女性の画像が検出されたという。他にも今年1月にはコスプレイベントで知り合った女性に個人撮影を持ち掛け、2人きりの状況の中で薬を盛って犯行を行ったという事例も。

心神耗弱状態になった女性に性的暴行を働くなど、まさに卑劣極まりない行為だが、石原さんによるとそれを利用した昏睡ポルノが増えているという。正規のルートで販売されているAVの中にもその手の作品があるが、それは基本的に台本があり女優が演技をしているもの。しかし、投稿されている本物は女性の首がグラグラして動かず、目も半開きで雑に扱われても閉じることがなく不気味な映像なのだという。その中には犯罪性のあるものもあり、「相手の合意なく動画を撮り、人にひけらかしたい人間がいる」と石原さん。