「貧困村」の大逆転劇...日本の”アレ”が観光客の殺到に一役買う:有吉の世界同時中継

公開: 更新: テレ東プラス

木曜夜7時58分からは、ゲストに的場浩司宇賀なつみ平子祐希アルコ&ピース)、齊藤なぎさ=LOVE)を迎えて、「有吉の世界同時中継~今、そっちってどうなってますか?~」【ついに...古代エジプトの棺から黄金のマスクが出た!】を放送!

「テレ東プラス」では、6月9日に放送された番組の中から「一体ナゼ? 貧困から奇跡の大逆転村」の内容をプレイバックする!

インドネシアの首都ジャカルタから車で約7時間のところにある人口約2700人のポンゴック村がいま、世界から注目されている。15年前までは人口の約30%が1日約150円で暮らす貧困層で「子どもたちにまともなご飯を食べさせるお金もなかった」村だが、日本の"あるもの"が貢献したアイデアで世界中から毎月5万人もの観光客が村を訪れるようになった。

現在の村の貧困層は0%になり、水道代はただ。日本でいう国民健康保険は村が全額負担する。そのほか、高齢者や赤子には栄養価の高い食料を無料で支給するなど至れり尽くせりの村暮らしに変わった。

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なぜ「奇跡」は起きたのか。その逆転劇の詳細を中継先のスタジオに知らせるべく、特派員が向かったのは村の中心にある池だった。池の水は透き通り、魚が泳ぎ、観光客が優雅に浸かっている。一見ただの「泳げる池」だが、突然2人の男が抱えたバイクを池に放り込んだ。

その様子を見た有吉弘行は「何してんの? 不法投棄でしょ」と眉をひそめる。しかし、これこそが村を救ったアイデアだった。水中では沈んだバイクに男性がまたがるなどしてポーズを取り、村の関係者らしき人物がカメラのシャッターを押した。できた写真にはまるで地上での日常が水中で営まれているような、不思議な光景が収められていた。

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この村の名物は、きれいな水の中でなんとも不思議な写真を写すことができることだ。水の中で魚に混じりノートパソコンをたたく、キャンプをする、洗濯物を干す、料理をする......。こうした斬新な撮影を求めて、いまや世界中からこの場所に観光客が押し寄せる。こうして村の生活は一変したが、かつてこの「ウンブルポンゴックの池」はごみがあふれ、水はにごり、泳ぐことなどできない汚い場所だった。