「ロス疑惑」で逆転無罪を勝ち取った弁護士が明かす、なぜ「痴漢冤罪」が発生するのか!?:じっくり聞いタロウ

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弘中先生によると「基本的に警察、検察、被害者の思い込み。思い込みでストーリーを作っちゃうと、それに合わない事実が軽視・無視される」そうで、「痴漢冤罪は女性の言い分が通ってしまう」という。

痴漢は他に証拠や目撃者がないことに加え、女性側も捕まえた人物が痴漢だと思い込んでしまう。また、被害に遭った女性の証言が曖昧な時は、警察や検察が「こういう風に話すように」と知恵をつけることも。捕まえた以上、もし間違いだった場合、自分の責任になってしまう。女性のそうした心理を突いてくるのだという。

痴漢で逮捕されると「強制わいせつ罪」または「迷惑防止条例違反」で立件されるケースがあるが、その違いは、着衣の上からの接触は「迷惑防止条例違反」(懲役1~6ヵ月または罰金)、下着の中に手を入れ直に接触した場合は「強制わいせつ罪」(懲役6ヵ月~10年)の実刑に。

冤罪にも関わらず罰金を払って解決しようとすると、その後も社会的制裁が続くことに。痴漢を疑われたら、その場で身の潔白を訴えること。とっさに謝ってしまうと、裁判になった時に不利になる可能性があるので注意が必要。立ち去るのがベストだが、万一拘留されてしまった場合は1人で解決しようとせず当番弁護士制度を利用して弁護士から適切なアドバイスを受けるようにとアドバイスした。

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