「楽しく踊りたいなら趣味でいい。すぐ帰って」プロの壁、仲間との衝突...武道館に立てない!?:Dreamer Z

公開: 更新: テレ東プラス

Z世代のスターを発掘する「~夢のオーディションバラエティー~Dreamer Z」。5月8日(日)の放送では、新世代アーティスト発掘オーディション「iCON Z」男性部門が最終章に突入! ファイナルステージへ向けた強化合宿がスタートした。

決戦の舞台は、5月21日(土)の日本武道館。候補生たちは、オリジナルの課題曲だけではなく、EXILE TRIBEの先輩グループと組み、大観衆の前でコラボすることが決定。「LIL LEAGUE」は、総勢16人の「THE RAMPAGE」、「KIDMATIC」は爽やかな曲調が印象的な「FANTASTICS」、「CROONERZ」は全員が歌って踊れる「BALLISTIK BOYZ」とパフォーマンスを披露する。

3グループは11日間の強化合宿でコラボ曲を練習。最終日には「ファイナル直前チェック」が行われ、最後の暫定ランキングが発表される。

新生KIDMATICが直面したプロの壁

佐藤蒼虎が加入し、9人グループとなった新生「KIDMATIC」。蒼虎は、すでに課題曲「Giant Steps」の振り付けを完璧に覚えて来ていた。さすが、今まで何度もダンス日本一に輝いてきた実力者! メンバーも「KIDMATICへようこそ!」と歓迎。

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高いハードルをチーム一丸となって乗り越えるべく、グループ初の親睦会が行われた。結成から3ヶ月、メンバー同士が外で過ごすのは初めてのこと。

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BBQをしながら、楽しそうにじゃれ合うメンバーたち。ずっと合宿所に籠りきりだったため、良い気分転換になったようだ。

「FANTASTICS」のメンバーとの顔合わせも行われ、世界と佐藤大樹がコラボ曲の指導に来てくれた。コラボ曲は「Flying Fish」に決定。"早熟セクシー"と評されたKIDMATICには、今までとは打って変わった"爽やかさ"という新たな表現が求められる。さらにボーカルのないダンストラックもコラボする。

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決まった振り付けはあるものの、立ち位置や移動などの構成"フォーメーション"はKIDMATICのメンバーたちに任された。しかし、与えられた時間は僅か2日。「デビューすると、それを半日〜1日でやらなきゃいけないから」と世界。メンバーたちは、プロの厳しさを知る。

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練習を始めるにあたり、チームをまとめるリーダーを決めることに。話し合いの結果、振り付けやフォーメーション作りも得意な佐藤峻之介が選ばれた。大役を任された峻之介は、「内気で感情を出しにくい性格」と自己分析しつつ、「人数も多いので大変だけど、一緒に良い方向に持って行けるリーダーにならなきゃいけない」と気合を入れる。

まとまりも緊張感もない、厳しい指摘に...!?

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翌日、さっそくフォーメーションを考えてきた峻之介。しかし、自分の頭の中の構想をメンバーに伝えるのが難しく、大苦戦。周りのメンバーも峻之介をフォローできず、練習が進まない。ダンス歴の長いメンバー揃ったグループ故に、それぞれダンスに対するこだわりが強いことも、なかなか一つにまとまれない要因だった。時間だけが過ぎ、焦りを隠しきれない峻之介。

焦りを抱えたまま、FANTASTICSの2人にフォーメーションをチェックしてもらう日が来てしまった。見せ場は、メンバー全員がダイナミックに交差するパート。FANTASTICSをイメージした爽やかなダンスでまとめたつもりだったが...

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大樹と世界からは「FANTASTICSと一緒にやった時に、悪目立ちしちゃう」「これをそのままお客さんの前に出すのは全く考えない方が良い」と厳しい言葉が。さらに、グループとしてのまとまりのなさを指摘され、世界から「リーダーもまとめ方を勉強しなきゃいけないし、他のメンバーがちゃんと信頼してついて行くことも大事」とアドバイスを受ける。

さらに、危機感や緊張感のなさも浮き彫りに。練習を見ていたダンストレーナーのMASAYAは「できたもの踊るのは誰だってできるから。今すぐやりたかった人と変わってあげて欲しい」「楽しく踊りたいなら趣味でいいから、すぐ帰っていい。そんな覚悟では絶対アーティストになれない」と叱責。

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まとまりのなさは、はた目にも明らか。そこで山本光汰がミーティングを提案するが...峻之介はトイレに籠ってしまった。

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リーダー不在の中、残ったメンバーで話し合いが始まる。中村碧は、全てを峻之介に任せきりになっていたこと、また練習時に100%のパフォーマンスを発揮していなかったことなどを反省。「同じチームメイトなのに、(峻之介だけに)負担がかかってる。リーダーに選んだのは俺らなのに」と涙ぐむ。光汰も、峻之介が求めているものを理解し汲み取ることが足りていなかったことき気づき、「何かをすると決めたら、全体でサポートするのが大切」と意見を。

そこに峻之介が戻ってくる。「僕はKIDMATICが好きだから、この9人で良い結果を残したいし、不完全燃焼で終わりたくない。努力した上での自信を持って武道館に立ちたい。みんなのために全力を尽くすので、できたらついてきてほしい」と、リーダーとしての思いを語る。

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峻之介の思いを知り、メンバーにも変化が。岡尾琥珀は、それぞれがチーム全体より「自分を良く見せたい」という思いが強かったことを反省し、「全体の見せ方が良くないといけない」と考えを改める。

峻之介を中心にグループの方向性を確かめるミーティングでは、「セクシーかつパッション」「いろんな魅せ方持ってる」「このチームが一番アクロバットできる」「俺らが言いたいのは"何の色でも出せますよ"ってことでしょ」「じゃあ『サイゼリア』じゃん」と、それぞれが意見を出し合う。チームとしての魅力や強みを洗い直し、チーム力を高めていこうと前を向き始めた。

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これまで峻之介に任せきりだったことも他のメンバーが率先して行い、それぞれが苦手分野を補ってアドバイスを送り合う。峻之介も「控えめじゃダメだ」と思い直し、リーダーとしてメンバーを引っ張る覚悟を決めた。

そして迎えたファイナル直前チェック。果たして、KIDMATICはコラボ曲でアピール出来るのか!?

明日の放送は、「iCONZ」1時間スペシャル。「LIL LEAGUE」と「CROONERZ」の親睦会やコラボ曲の中間チェックに向けての取り組みを放送! メンバー間に亀裂が!?