金沢の城下町で噂になっている謎の金庫...中からお宝がザックザク!:所さんのそこんトコロ

公開: 更新: テレ東プラス

金曜夜9時からは、ゲストに新井恵理那を迎えて「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」【開かずの金庫からマジ札束&スシローの鬼ルール】を放送。
「テレ東プラス」では、4月22日に放送された番組の中から、「開かずの金庫を開けろ!」の内容をプレイバックします。

開かずの金庫があると聞き、リポーターの岡野陽一がやって来たのは、石川県金沢市。江戸時代の風情が色濃く残る歴史ある街並みに、噂の開かずの金庫があるそうで、依頼主は三上基樹さん。「もうそこにある」とのことで見てみると、なんと家の外に置きっぱなし! 外から丸見えのため、街中の噂になっているとのこと。

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東京と金沢で生活している三上さん。金沢は奥様の地元であり、古き良き日本の風情を残す街並みに魅了され、3年前に古い物件を購入しました。元々は築50年以上の2階建ての木造一軒家でしたが、趣のある柱やハリを残してオシャレにフルリノベーション。
金庫は三上さんが物件を購入する際、売主が処分に困っていたため引き取ることになったそう。「僕も噂になるとは思わず、何気なく置いていた」と語る三上さんですが、仲介業者を通して家を購入していたため、元の持ち主の情報は分からず。そこでまずは、周辺の住民に聞き込みをすることに。

お隣で長年お店をやっている方に話を聞くと、70年前はガスや灯油などを扱う燃料店だったそう。さらに斜め向かいのお宅に聞いてみると、「繁盛していた燃料店で、しっかり者の女性が経営していた」とのこと。これは中身にも期待ができそう!

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開錠に挑むのは、どんな金庫も開ける無敵の鍵職人・玉置恭一。金庫は高さ70cmほどの中型サイズで、観音開きではなく片開き。イロハダイヤルのため100年以上前のもので、外とはいえ屋根があるため、状態はまずまずです。ダイヤルと下側の鍵で開ける構造ですが、鍵はすでに開いており、ダイヤルの目盛りを合わせると開く仕組み。

早速開錠に取り掛かる玉置ですが、ここで問題が。何やらダイヤルの感触に違和感があるそうで...なんと通常の3つではなく、4つの目盛りを揃えなければダイヤルが開かないことが判明。その組み合わせは447万通り以上! 百戦錬磨の玉置も「ちょっとヤバいかも」と焦ります。
難易度はMAX級、このサイズでこのダイヤルが付いているのは想定外。かなりのお宝が入っているのでしょうか?

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玉置は、下の鍵穴にわずかな隙間があることを発見。金庫のサイズが小さいため、鍵穴からダイヤルまでの距離は短いと予想し、カメラを挿入してダイヤルの羽根をのぞく作戦に変更します。すると玉置の予想通り、ダイヤルの羽根が見えました。
あとは映像を見ながら羽根の切れ目を合わせるだけということで、わずか5分で開錠に成功! 外扉を開けてみると、鉄の内扉が。こちらも鍵がかかっていましたが、玉置はこれもあっという間に開錠してしまいました。果たして、金庫の中身とは?

3段の棚がある構造で、上段には書類のようなものが入っていました。1段目にあったのは前の持ち主の郵便物などで、燃料の定期購入に関する契約書などが入っていました。2段目には前の持ち主が使っていたであろう印鑑が。残す引き出しは下側の1つのみですが、果たして...!?