涙、涙、涙...一緒に武道館に立ちたかった...ここで脱落する1グループが決定:Dreamer Z

公開: 更新: テレ東プラス

Z世代のスターを発掘する「~夢のオーディションバラエティー~Dreamer Z」。5月1日(日)の放送では、新世代アーティスト発掘オーディション「iCON Z」男性部門の大きなターニングポイントとなる四次審査の結果が発表された。

三次審査を突破した20名が4つのグループに分かれてのグループバトル。四次審査では、切磋琢磨し成長してきた4グループが、ダンスに歌とラップを合わせた総合パフォーマンスに挑む。日本武道館でのファイナルステージに進めるのは、4グループ中3グループだけ。ここで最下位の1グループは脱落することになる。

前回の「CROONERZ」「LIL LEAGUE」に続き、今回は「Z FACTION」と「KIDMATIC」のパフォーマンスを紹介。グループ結成から3ヶ月...夢の切符を掴むのはどの3組なのか!?

メンバーの1本のLINEがチームを変える

個々の総合力が高いメンバーが揃う「Z FACTION」。ボーカル・ラップ中間チェックでは1位を獲得したが、振付・ダンス中間チェックでは3位に。チームとしてのまとまりや、カラーを生み出すことが課題となった。

さらに中間チェック直後の練習では、ダンストレーナーのMASAYAから「お客さんのために練習している人が少ない。それぞれが上手く歌おうとしているだけで、グッとこない」と厳しい言葉が。グループとしての一体感の無さ...佐藤蒼虎以外の全員が他グループとの重複メンバーのため、コミュニケーションが足りない状況が続いていた。

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危機感が高まる中、行動を起こしたのはグループ内唯一のダンス初心者で最年長のギレルメ マサユケ トマジ 西村。週末合宿以外の平日にも都内近郊に住む蒼虎と中村碧を誘い自主練習に励んだ。

さらに、チーム内でのミーティングも。そのキッカケになったのは、ギレルメがメンバーに送った1本のLINEだった。

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そこには70行にも渡る長文で、「要らないプライドは自分の成長スピード結構止める」「まず人間力と信頼関係」「自分含めてもっと意識を変えないといけない」など熱い思いが綴られていた。

ギレルメは「僕が言わなかったら、一生みんなこのままで、デビューしてから苦労する。嫌われてもいいから、みんなに言おうと」と、心境を振り返る。

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そんなギレルメの想いに応える形でミーティングが行われ、初めて正直な気持ちを打ち明け合った。いつも笑顔だった"出来杉くん"こと中村竜大も、初めて涙を見せたという。個人ランキング1位で勝ち上がり、「歌もダンスも完璧でいなきゃ」とプレッシャーと戦ってきた竜大。「それまでメンバーに弱い自分を見せきれていなかった。考えすぎてダメな方向に行っていたところを、みんなに救われました」と感謝の気持ちを語る。

実力者揃い故に個々のプライドも高く、なかなかチーム力を発揮できなかったZ FACTION。ミーティングをきっかけに互いにアドバイスを求めたり、遠慮なく意見をぶつけ合い、グループとしての意識が生まれ始めた。

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四次審査本番。円陣を組み「今まで通りのことをやろう」「全員揃ったら最強」と気合を入れる。

Z FACTIONの課題曲は「Coyote」。「個々でスキルを磨いてきた7人が一丸となってほしい」という期待を、群れで獲物を狩るコヨーテに重ねた曲だ。

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これまで「一匹狼」として個々の実力を磨いてきたメンバー達が、プライドや遠慮を捨て、グループとして群れになった。AKIRA(男性部門プロデューサー)は「中間発表より、『魂をぶつけてやろう』という勢いがプラスされた」と評価。さらに、ダンス初心者のギレルメには、「このグループに入れるのは僕たちにとっても結構な挑戦だったけど、しっかり答えてくれた。ダンスを初めて2ヶ月とは感じないグルーヴ、ラップも最高だった」と称賛を。

SHOKICHI(男性部門プロデューサー)は、激しく踊りながら難易度の高いサビを歌い上げた竜大に「あれ歌うんだもんなぁ」と驚き、HIRO(総合プロデューサー)は「このオーディションを象徴するチームとして注目していた。今出せる最高のパフォーマンスは出せた」とコメント。Z FACTIONは、武道館のステージに立つことができるのか!?

ローティーン中心のチームの課題

ダンス歴の長いメンバーが集まった「KIDMATIC」。ローティーン中心のチームだが、与えられた課題曲のテーマは「男の色気」。振付・ダンス中間チェックでは、それを見事に表現しランキング2位の評価を得たが、ボーカル・ラップ中間チェックでは最下位に。ダンスが得意なメンバーが集められたため、マイクパフォーマンスでの課題が浮き彫りになった。

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さらに、13歳の百田隼麻は変声期の真っ只中。タイトルを歌い上げる重要なパートを任されたが、上手く高音を出すことができない。

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さらにダンスでも、メンバー数名に、集中力が切れた瞬間が見えてしまうという課題が。一瞬たりとも集中を切らさず、いかに見る人の心を動かすパフォーマンスをするのか...KIDMATICの取り組み&本番のパフォーマンスは「ネットもテレ東」でチェック!