小日向文世と遠藤憲一が「これだけは譲れない!」こだわり明かす:嫌われ監察官 音無一六

公開: 更新: テレ東プラス

Q.本作では我が道を進む音無監察官の姿が描かれていますが、出演者の皆様にとって、これだけは譲れないというこだわりがございましたら教えて頂きたいです。

小日向:そうですね、譲れないというか僕は基本的に自宅が唯一リラックスできる場所なので、地方ロケに行っても例えば関西の方に行っても帰れる時間なら必ず一泊せず日帰りしますね。一泊して観光してから帰るってことが無くて、とにかく一刻も早く自宅に帰ってリラックスしたいタイプなので、基本的には都内で撮影していても終わったらすぐ帰ります。

<お家がそれほどまでリラックスできる理由は何かありますか?>

小日向:なんでしょうね...。去年の外出自粛期間2ヵか月のうち、2日しか家から出なかったくらいなので、家でじっとしていても全然飽きないというか、一番リラックスしている自分がそこにいるんですよね。仕事がなければ昼間からチビチビお酒を飲んでいる時もあるんですけど、休みの日はとにかく家の中で台本を読んだり、メダカに餌をあげたりとか、観葉植物の調子を見たりしながら過ごすとそれだけで一日があっという間に過ぎていくんですよね。だから僕にとっては家が唯一のリラックス場所であり、セリフをしっかり入れる場所なんですね。

遠藤:僕も日常的なことになっちゃいますけど、絶対抜かさないのは朝飯!トーストでもご飯でも良いんだけど、未だかつて仕事行くときに朝飯抜いたことあるのは1回だけなの。Vシネとかやっていた時代なんですけど、午前中から腹ペコになっちゃって、お昼の弁当もまだー?って言って早飯にさせてもらったことがあったりでそれ以来、絶対朝飯は抜かないって決めた。朝飯も現場にあるんですけど、起きたら真っ先に顔洗ってご飯食べたい人なんで家で必ず食べてきます。朝4時起きでも食べてきます。朝飯が一番大好き。

古川:年代は違いますけど僕もこだわりあるのはお酒ぐらいで、その日仕事頑張った日は良いお酒を飲んで、何もなかった日は安いのを飲んで。グラスと氷をこだわって飲むくらいであとは何もこだわりはないですね。基本、日本のウイスキーが好きで、頑張った日にはちょっと良いやつを飲みますね。

小野:撮影で、身の危険を感じる時やちょっと怪我をしそうな状況を見た時は自分の意志で止めます。それだけは譲らずやりますね。とにかく仕事というのは安全がまず第一なので、少々のNGはもう一回やれば良いけど、怪我とか大事故に繋がりそうな時は遠慮せず止めるっていうのが原則だと思うのでそれだけは守るようにしています。撮影に限らず、芝居なんかでも舞台とか結構危ないですからね。

▼締めのご挨拶

小野:2時間ドラマでやっていたものが連続ドラマになるとのことで、我々も楽しみしています。是非、ご覧になってお楽しみください!よろしくお願いします。

古川:新キャストである四堂厘太郎が、徐々に変化していく姿が見えてくるかと思うので、そういうところにも注目しながら見て頂けたら大変嬉しいなと思っております。

遠藤:小日向さんを筆頭に、今回の出演者の方々は心の高い人たちが集まっています。刑事ドラマだけど、どこか温かみのある作品になると思うので、そこを味わって頂けたらなと思います。

小日向:刑事ドラマなんですけど、監察官という警察を監視するお話なので、今までありそうで無かった題材だと思います。過去のスペシャルを見てくれた方は勿論、連ドラを楽しみにして頂けたらと思いますし、初めて見る視聴者の方も警察内部を監察していき、そして事件も解決していくお話なので、一味違ったドラマになっていると思います。是非、楽しんで見てもらえたらと思っております。

金曜夜8時放送! 第1話あらすじ ※初回2時間スペシャル!

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監察官とは"警察の中の警察"という異名を持つ、警察内部のあらゆる不正を取り締まる者たちのこと。警視庁警務部長の千住遼子(田中美佐子)の指示のもと、身内を厳しく監察する音無一六(小日向文世)は、職務を忠実に全うするがゆえ、特に嫌われている監察官だ。
現在は、まったく見た目が似ていないタクシー運転手の弟・万丈二六(遠藤憲一)と同居している。ある夜、玩具コレクターの射殺体が見つかり、その捜査本部に一六は「特別監査」として加わったのだが...。