乙武洋匡新加入！”Facebook”にダメ出し...一方、メルカリ・楽天もアメリカの”パクり”で海外では勝てない！？議論はヒートアップ！

プラットフォーマーの公共性からGAFAの倫理観の話題へ。入山さんは「特にFacebookは倫理観が弱い。米国ではFacebookで働いていると恥ずかしいという話も聞くほど」と衝撃の事実を語る。嬉しそうにSNSのプロフィール欄に書いているのは日本だけなのだろうかーー。

乙武さんの知人であり、グローバルで投資活動を展開する慎泰俊さんはFacebookメッセンジャーの利用を辞めたという。感度が高い人ほど、脱Facebookが加速しているそう。

シリコンバレーが長い加藤さんの周囲では、最初からFacebookを忌避する傾向があり、その理由は「合法の範囲で中毒症状を起こさせるサービスだから」。どれだけFacebookが社会的意義を語っても「やってることはクソだよね」という結論になるという。加藤さんの舌も温まってきたようだーー！

ebayをパクっただけのメルカリが世界で勝てるわけがない

次のファクトは日本初のネクストGAFAの1社として期待視されているメルカリのデータ。どうやら米国事業は減速してしまっているようだ。やはり日本企業がグローバルで覇権を取ることは難しいのだろうかーー。

加藤さんは「減速したのは当たり前だと思う」と一刀両断。メルカリ経営陣がしてきたことにリスペクトはあると前置きしつつ、「米国ebayのパクリを日本でやっただけ。それを米国に持っていっても、それは失敗すると思う」といわゆる『タイムマシーン経営』を実践して成功しただけのサービスがグローバルで覇権を取れるわけがなく、やはりオリジナルなもので勝負する必要があると力説した。

塩野さんも加藤さんの意見に賛同しつつ、とはいえオリジナルの1点突破だけだとGAFAに買収されて終わってしまい、勝つことは難しいのではないかと主張。既にプラットフォーマーたちはIDと決済を有し、自分たちの経済圏を確立している。消費者は既にプラットフォーマーに財布と友達を人質に取られている状態なので、簡単には抜け出せないのではないかという。“中毒”の次は“人質”という恐ろしいワードが飛び交う・・・。

ハードウェアづくりが突破口！？

中毒にされて、大事なモノを人質に取られているGAFAにはもう勝てないのだろうかーー。塩野さんは「突破口の1つになるのはハードウェアではないか」と語る。ネットで完結する領域はGAFAが強すぎるため、FRACTA社の水道管のような、リアルなモノづくりから入るのはGAFA経済圏外になるのではないかというのだ。

加藤さんも「最初は水道管を直す蛇型ロボットを作りたかったが難しく、AIxビッグデータで水道管を直す事業になった。オリジナルはこのような試行錯誤で生まれる」と同意。そもそも水道管を直すヘビ型ロボットを作ろうという発想がなかなか出てこないが、座学やパクリだけでは強いオリジナルが生まれないのは事実だろう。

Facebookやメルカリの悪口だけでなく、Z世代の会社選び基準からネクストGAFAを探すアプローチなども議論をしている。今回の動画に日本発のネクストGAFAのヒントが隠されているかもしれないーー。新レギュラーの乙武さんも絶好調な『FACT LOGICAL Season2』の続きは日経テレ東大学で！

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