波乱のランキング発表!ラップ初挑戦のメンバー苦戦、実力者も難易度の高い曲に苦しむ!?:Dreamer Z

公開: 更新: テレ東プラス

Z世代のスターを発掘する「~夢のオーディションバラエティー~Dreamer Z」。新世代アーティスト発掘オーディション「iCON Z」男性部門は、三次審査を突破した20名が4つのグループに分かれて戦う"グループバトル"。4月17日(日)の放送では、四次審査の結果を占う前哨戦となる中間チェック「ボーカル・ラップ」の暫定ランキング発表された。「振付・ダンス」暫定ランキングでは、総合力が高いメンバーが揃った「Z FACTION」が3位という波乱の結果となったが、「ボーカル・ラップ」で巻き返しなるのか!?

LILLEAGUEはバウンス感で楽しさを

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ダンスでは見事な一体感を見せ1位に輝いた「LILLEAGUE」。課題曲「Rollah Coaster」は、5人のボーカリストと2人のラッパーで歌い分ける構成。

目まぐるしいマイクリレーの中で、重要なサビを任されたのは個人ランキング1位の"出木杉くん"こと中村竜大(たつひろ)。バラードを得意としてきた竜大にとって、この曲に求められる弾むような楽しさを表現できるかが課題だが...。SHOKICHI(男性部門プロデューサー)から「声でバウンス感を作れると良い雰囲気になる」とアドバイスを受けると、すぐに100点の出来。さすがの実力を発揮した。

2回目のサビを担当する個人ランキング2位の岩城星那(せな)も、いきなり「最高やん!」という評価が飛び出す。LILLEAGUEのアニキ分2人は順調だ。

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13歳の難波碧空(そら)の最大の武器は、変声期前のハイトーンボイス。高い音域も難なく歌いこなし、笑顔を見せた。もう一人の13歳ボーカリスト・百田隼麻(はいま)は、変声期真っ只中。喉にとって最も大事な時期のため、無理のない音域で歌えるパートを担当する。サビ直前の高揚感を高めるパートを担当する山田晃大(こうだい)は、安定したボイスコントロールを褒められた。

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2人のラッパーにも見せ場が。岡尾兄弟の弟・岡尾真虎(まとら)は、SHOKICHIのアドバイスを受けスタッカートを意識して曲のノリを表現。14歳の"スキルフルボーイ"こと西口空良(そら)は「ラップ感が良い」と高評価。しかし、「Top Speed」のフレーズが何度やっても言えない。苦戦しながらも、SHOKICHIの「口ではなく腹に意識を持ってくる」というアドバイスにより見事クリア。うれしそうな笑顔を見せた。LILLEAGUEの「Rollah Coaster」は、どんな仕上がりになったのか!?

KIDMATICはグルーヴ感が課題

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ダンスでは2位の「KIDMATIC」。ダンサブルな課題曲「Giant Steps」は、百田隼麻、遠藤翼空(つばさ)、山本光汰が歌を担当し、5人のラッパーがリズミカルにマイクを回す。

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リードボーカルの翼空には、SHOKICHIから「みんなが踊りやすいように、翼空くんの声でリズムを作ってあげて」という要求が。自然に体が動き出すほどのグルーヴが、この曲の肝なのだ。

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グルーヴが出るか否かはラッパー達にもかかっている。鈴木瑠偉(るい)には、ラップが歌っぽくなってしまうとの指摘が。さらに、このグループにはラップやボーカルがほぼ初心者というメンバーが3人いる。このオーディションをきっかけにラップを始めた岡尾兄弟の兄・岡尾琥珀(こはく)は、頭で考えてしまいがち。この数ヶ月猛特訓を続けてきた佐藤峻乃介も、ラップのノリに苦戦。「Z世代」のフレーズは「ダイ」ではなく「ドゥア~イ」と発声するようアドバイスを受けチャレンジ。

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ダンスで勝ち上がってきたためマイクを握るのがほぼ初めての川口蒼真(そうま)には、短いが難しいパートを任された。「Yeah ah」の「ah」を「オとアの間で」と指示されるが、なかなかうまくいかない。何度も「アッ!」と繰り返し、「...難しい」と苦笑。KIDMATICの「Giant Steps」は踊れるナンバーになったのか!?

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ダンス3位「Z FACTION」の課題曲「Coyote」は、ボーカリスト4人とラッパー4人でマイクを回す複雑な構成。中でも最難関は遠吠えのような高音が続くサビで、個人ランキング3位の実力者・山本光汰も大苦戦。ラップ初挑戦の佐藤蒼虎(しげとら)には「ダンスをするように、隠れているリズムを声でも表現してほしい」と難しい課題が与えられ、個々の実力が発揮できるかが鍵となった。

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ダンス最下位の「CROONERZ」は、ボーカリスト集団のメンツにかけて上位を狙う。課題曲「Water Baby」は、高い表現量が要求される大人っぽいバラード。ボーカルもラップも得意な6人の中で、大抜擢となったのがマークエイロン。タイトルを高らかに歌い上げる曲のハイライトを任された。強烈インパクトのラップが持ち味のギレルメ マサユケ トマジ 西村は、メロウな表現に苦戦。情感たっぷりのラストフレーズを担当する石川晃多は、自分が納得いくまで15回以上テイクを繰り返した。

4グループの楽曲は「ネットもテレ東」でチェック!

ボーカル・ラップ暫定ランキング

四次審査を通過できるのは3グループのみで、最下位は脱落決定。最終審査となる日本武道館のステージに立つことはできないのだ。この中間チェックでのランキングは、グループの現在地を知る手がかりとなる。果たしてボーカル・ラップで暫定王者となるのはどのグループなのか?