甘え上手な中川大輔「僕は年上の方に委ねたいと思うタイプ」:花嫁未満エスケープ

公開: 更新: テレ東プラス

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アラサー女子のリアルすぎるラブストーリー「花嫁未満エスケープ」で、"結婚適齢期"を迎えた主人公・ゆう(岡崎紗絵)の今カレ・尚紀を演じる中川大輔さんにインタビュー。ドラマのことをはじめ、恋愛観や大事なものなどについてお話をうかがいました。

尚紀は、とても自分と似ている

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――付き合って7年、同棲して5年、ゆうのことを"居て当たり前"のように感じている尚紀。尚紀に対しては、どういう印象を持っていますか?

「自分が尚紀を演じているということもあり、どうしても尚紀寄りに考えてしまうのですが...すごく人懐っこいところが魅力的だと思いますね。根は純粋な人だと思います。ゆうからするとモヤモヤするところもあるかもしれませんが、いい人ではあるはずです。

尚紀は、とても自分と似ていると思いました。僕はよく共演者の方から『ゴールデンレトリバーみたい』と言われるのですが、尚紀も猫というより大型犬という感じですよね。僕は姉がいることもあってか年上の方に委ねたいと思うタイプですが、尚紀も同じ匂いがします(笑)。ただ、尚紀は言葉足らずなんですよ。もうちょっと思っていることを言葉にすれば、ゆうともここまですれ違わなくてすんだのに、と思いますね」

――ゆうと尚紀は、少しのズレの積み重ねが、いつしか大きなすれ違いに...。中川さんだったら、どのように関係を修復しますか?

「僕は人と付き合う上で"ちゃんと顔を見て話す"ということを大事にしています。会わないと何も始まらない。同棲しているゆうと尚紀は毎日顔を合わせていますが、お互いに向き合って話してはいないので、そこを直していけばいいんじゃないかな。ズレてしまったと感じたら、その都度修整していけばいい。普段から目を見て話していればあんなに溝が深くはならなかったかもしれないですね。彼女が求めていること=ゆうの場合は結婚だと思うのですが、それを察知して、ちゃんと用意してプロポーズすると思います」

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――女性の気持ちに敏感なタイプなんですね。

「自分では感受性が強いタイプだと思っているので、意外と女心に気づきやすいタイプかもしれません(笑)。姉がいるのも大きいと思いますが、ネットで恋愛コラムを読むのが好きで、いろいろ学んでいます。あと、日本や韓国の恋愛ドラマを女性目線で見て感情移入するのが好きです。女性が"こうされたらうれしい"と思うことを学んでいます(笑) 誕生日や記念日は忘れないし、サプライズも好きで。友達の家にこっそり入ってプレゼントを置いておくとか、そういうちょっとしたことは男女問わずやりますね」

――2人がすれ違っている間に、ゆうは元カレと再会します。中川さんは恋のライバルが現れたらどうしますか?

「僕なら先手を打っちゃいます。抜け駆けではないですが、自分の気持ちをまず伝える。負けたくないんですよ。恋愛だけでなく、服や物でも欲しいものがあったら絶対に手に入れたいと思うんです。お店になかったら検索して見つけ出します。だから恋愛でもライバルがいてもそういう気持ちになるんじゃないかと思います。ぜひ、尚紀にも僕くらいの強い気持ちで頑張ってもらいたいですね」

――尚紀に頑張ってもらいたいところですが、ライバルの深見の動向も気になりますね。3人の恋がどうなるのか目が離せないです。

「本当にリアルなんですよね。僕の周りにもプロポーズを待っている女性がたくさんいて。きっと世の中にも同じ気持ちの方が多いと思うので、一緒に怒ったり共感したりしながら観てほしいです。3人の関係は原作の漫画でもまだ結論が出ていないから、どうなるのか僕も楽しみながら演じていきたいです」

――中川さんの今後の俳優としての展望は?

「時代劇に出てみたいです。小学生の頃に、武田鉄矢さんが原作を担当された漫画『お~い!竜馬』を読んで坂本龍馬が好きになり、高校生の時に司馬遼太郎さんの小説『竜馬がゆく』を読んでさらに惹かれたので、いつかは坂本龍馬の役をやってみたいです。龍馬以外にもやってみたい役はたくさんあります。どんな人にもなれるのが役者の魅力なので、いろんな役に挑戦していきたいです」