女性ファン熱狂のイケメン島人!不登校、引きこもりの過去を乗り越え挑む夢:CHOTeN

公開: 更新: テレ東プラス

全タイトル合わせ賞金総額3億円以上、2021年発足された国内最大級のeスポーツブランド「X-MOMENT」の試合の勝敗を予想する「X-MOMENT Presents CHOTeN~今週、誰を予想する?~」。

前回の放送では、先日開幕した「Rainbow Six Japan League 2022」(※注1)に出場する2チームをピックアップ。注目選手を紹介し、勝敗を予想した。

不登校、引きこもり...イケメン島人の知られざる過去

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「REJECT」の冷静沈着な司令塔、tadaNiki(20)。昨年のリーグでは、1対3の不利な状況で3人を連続撃破し、逆転勝利! 先日の開幕戦でも、昨シーズン2位の「Sengoku Gaming」に見事勝利した。

イケメンで女性人気も高いtadaNikiだが、かつて不登校児だったという意外な過去が。辛い過去を乗り越え、eスポーツで掴み取りたい大きな夢とは? tadaNikiの生活に密着した。

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現在は、沖縄県那覇市で一人暮らし。自炊を心がけ、本を参考に料理を作っているそうだが、つい同じメニューに偏ってしまうことも。

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「起きている間はずっとシージのことを考えているみたいな感じです」というtadaNiki。毎朝、まずはライバルチームの研究からスタート。1日に2〜3時間は研究に費やして作戦の参考にしている。

tadaNikiの武器は、正確無比な早撃ち。訓練場(多くのCPUと戦闘できる練習用モード)でもあっという間に30人も倒してしまった。

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この日のチーム練習は夜9時から始まり、終わったのは深夜0時。睡眠以外、1日15時間はeスポーツに使っている。メンバーからは、司令塔としての正確性や、20歳とは思えないしっかりしたところへの評価が高い。

tadaNikiの住まいは、実家から徒歩15分とすぐ近く。eスポーツで十分食べていけるが、家賃や食事のことを考えると実家暮らしでも良いはず。なぜ一人暮らしをするのか?

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引きこもりだった自分が自立していることを親に示したいというtadaNiki。実は、中学2年の夏から不登校になってしまった。きっかけは、小学1年から続けていた野球をやめたこと。

tadaNikiは、コーチをしていた父の勧めで野球を始め、エースを務めていた。しかし、当時は体罰が話題になっていた時期。当たり前だと思っていた監督からの体罰に疑問を持ち、「自分がやりたくて野球をやっているのか?」と考え始めたのだという。監督からの叱責が引き金となり、中学2年で野球を辞めてしまった。

人生の大半を費やしてきた野球がなくなったことで人間関係に不安を感じたtadaNikiは、学校での居場所を失い不登校に。野球を続け、学校に行ってほしいと思っていた父とは大きな溝ができ、部屋に閉じこもる日々が続いた。

人とも会わず、時間だけが過ぎていく中で救いとなったのがオンラインゲーム。人生で初めて、自分からやりたいと思えたのがeスポーツの世界だった。そして17歳で「RAINBOW SIX SIEGE」と出会い、転機が訪れる。名門「REJECT」からスカウトされ、プロ選手の道を歩むことになったのだ。

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プロ選手になった息子を、父はどう思っているのか? 一人暮らしをしてから初めて実家を訪れたtadaNikiを、父は手料理で迎えてくれた。当初、父はゲームに理解を示さなかったが、チームからスカウトされたことで息子の努力に気づき、応援するように。今では試合も観戦し、一番の応援団長になっていた。

「RJL(Rainbow Six Japan League)で1位を獲って、絶対勝ちたい」と意気込むtadaNiki。認めてくれた父のためにも、絶対に負けられない!

睡眠は3時間!祖父の工場で働きながら夢を掴む!

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今シーズン「EVA:e」から名前を変えてリスタートした「IGZIST」からは、チームの指揮と守りの要をこなすSIFTY(21)に密着。過去には世界大会にも出場したチームだが、昨シーズンは連携がうまくいかず最下位に。降格の危機に陥るも、入れ替え戦でなんとか勝利を掴んだ。二度と屈辱を味わいたくないと、オフシーズンも練習を重ねるチームを支えてきたSIFTY。実は、昼間に祖父の工場で働きつつeスポーツ選手として活動している。そのため睡眠は3時間という日も。過酷な生活を送るSIFTYが、掴み取りたい夢とは? 二足のわらじを履きながら夢を追う男の物語を。

※注1:「RAINBOW SIX SIEGE」は、2チームに分かれて戦うリアルガンシューティングバトル。「Rainbow Six Japan League」は賞金総額3700万円をかけたチームの3シーズン制で、一番ポイントの高いチームが優勝する。

次回放送は、「母とケンカして壁に穴があいても夢追う若者スペシャル」。過去には掴み合いのケンカも!? 紆余曲折を経て今は母親に応援される選手と、チーム移籍にあたって反対された選手に密着!