ハナコ・岡部大が語る!春夏限定”忘れられないご飯のお供”&両親との感動秘話

公開: 更新: テレ東プラス

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――ほぼニートのようなたくあんは、それを見かねた住職の父・こしあん(松平健)からの命令で全国行脚修行に…。テレビで岡部さんを拝見する度、たくあんとは違って“岡部さん=理想の息子、おそらく反抗期なんかなかったんだろうな~”と勝手に想像してしまうのですが(笑)、岡部さんご自身は、ご両親とはどのような関係だったのでしょう。

「あーおっしゃる通りですね。実は僕、親に怒られたことがほぼ無いんですよ。姉がめちゃくちゃ反抗期だったときがあり、それを見て育ったので、反面教師なのか反抗期はまったくなかったです(笑)。そんな親から唯一言われていたことが『ご飯は残さず食べなさい』でした。もうまさしくこのドラマにピッタリの言葉で(笑)。作り手のことを考え、感謝しながら食べる…その教えは今も胸に残っています」

――コントでさまざまな表情を見せる岡部さんですが、やはりお芝居との違いを感じますか?

「コントは大げさだったり不自然なところも笑いになりますが、お芝居はもうちょっと柔らかく自然に見せる感じでしょうか。ご覧になる方に感情移入していただき、今回の作品であればほっこりしていただけたら…。とはいえ、表情は僕の売りでもあるので、セリフ同様、顔ヂカラも大事にしています(笑)。ぜひ楽しみにしてください!」

――元々お芝居には興味はあったのでしょうか。

「そうですね。コントでキャラクターになりきって何かをするのが好きでした。そういう意味では、お笑いとお芝居というジャンルの違いはありますが、やりたいことは近いです。これからもお笑いという軸は変わりませんが、お芝居でもいろいろなキャラクターを演じていけたらいいなと思っています。人柄のいい役、汗をかきながら一生懸命生きている人の役が多いので、いつか見ている方を裏切るような悪い役も演じてみたいです」

――岡部さんの悪役…楽しみです。ここでタイトルにかけて…“まだまだ修行が足りない”と感じることはありますか?

「日々感じていますね。特にコント番組で大先輩のチョコレートプラネットさんを見ていると“あーもっと頑張らなきゃな~”と思います。間近で見ていると本当にすごいんですよ。一緒にコントをやりながら日々勉強させていただいています。刺激のある毎日でありがたいです!」

――最後にドラマの見どころを!

「食べるシーンは必見です。たくあんは、今までのドラマ史上、一番食べるキャラだと思います。“とにかくあいつは食べるぞ!”と思っていただけたらうれしいです。ちなみに僕はこの仕事を“胃袋でつかんだ仕事”だと思っているので、食べっぷりにも期待してください。あと、オープニングもかなり力を入れて撮影していますので、そこも毎回楽しんでいただきたいです。深夜なのにお腹が空いて葛藤する…そんなグルメドラマを目指して頑張ります!」

岡部大 プロフィール】
1989年5月30日生まれ、秋田県出身。2014年、菊田竜大秋山寛貴と「ハナコ」を結成。2018年、「キングオブコント」「ワタナベお笑いNo.1決定戦2018」で優勝を果たす。「有吉の壁」(日本テレビ系)、「新しいカギ」(フジ系)など多数出演。2020年、ドラマ「私の家政夫ナギサさん」(TBS)で堀江耕江役を好演し、話題に。

(取材・文/玉置晴子)

【第1話 あらすじ】

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ほぼニートのような生活を送っている寺の息子・米田たくあん(岡部大)は、父・こしあん(松平健)からの命令で托鉢の全国行脚修行をすることに。
「善行をした分ご飯を食べられる。食べていいのは白飯の入ったお椀にのる一品のおかずのみ。」そんな修行の最初の地は、千葉南房総。海の幸を使ったおかずが多数登場。新人漁師の女性・千佳(内田理央)との出会いも。究極のご飯の友を探すたくあんの旅が今夜スタート!