白米に合う最高のおかずは何か...究極の問いに迫る新たなグルメドラマ、ドラマ24「しろめし修行僧」がスタート！（毎週金曜深夜0時12分放送）

ほぼニートの寺の息子・米田たくあんが、"托鉢"の全国行脚修行を通して、各地の"ご飯のお供"と出会う様を描き、「しろめしに合う最高のおかずとは何か」という問いに迫るグルメドラマ。毎話登場する最高のおかずたちが、金曜深夜に食欲をそそること間違いなしだ！ グルメはもちろん、ほっこりする人間ドラマ、マドンナとの淡い恋模様、幼馴染とのかたい友情など...癖になる要素が満載！

主人公・たくあん役を演じるのは、バラエティー番組で愛らしい食べっぷりが話題となったハナコ・岡部大。「テレ東プラス」は、ドラマ初主演を飾る岡部を直撃！ 忘れられないご飯のお供から両親とのエピソードまで...話を聞いた。

――「孤独のグルメ」「忘却のサチコ」「きのう何食べた？」など、数々の人気グルメドラマを生み出してきたドラマ24枠。この枠で主演と聞いたときの感想は？

「伝統のグルメ枠ということで、気持ちが引き締まります。いかにみなさんのお腹をグーと鳴らすことができるかどうか...責任重大です。みなさんを冷蔵庫にダッシュさせるくらい、
翌日スーパーからその食材が消えるくらい楽しませることができれば...かなり気合が入っています！」

――今回初主演となりますが、周囲の反応はいかがでしたか？

「みんな『すげぇ！』と僕以上に驚いていましたが、秋山（寛貴）からは『いずれ銀幕の世界で顔芸をしてほしい』と言われ、菊田（竜大）からは芝居に対して常に背中を押されていたので、2人にはかなり喜んでもらえました。
実は昔から先輩方とご飯に行くと、『本当に美味しそうに食べるな』『飯の奢りがいがある』と言っていただくことが多かったんです。トークで先輩にハマる後輩もいますが、僕は完全に食べっぷりでかわいがっていただいたタイプ。お世話になっているサンシャイン池崎さんやシソンヌのじろうさんにも、今回の作品のことを報告させていただきましたが、じろうさんからは『ぴったりの役じゃないか』と言われてとてもうれしかったです」

――たくあんは、超食いしん坊でお人好し。素の岡部さんに近い部分もありそうですが...。

「そうですね。台本を読んだとき、自分でも『これはもう僕がやるしかない！ 絶対にやらせていただきたい‼』と思いました。もしも他の方が演じていたら、きっとめちゃくちゃ嫉妬していたと思います(笑)。たくあんは、『どうせお寺を継げるでしょ』と、どこか世の中をなめているので、普段の僕より少し不真面目ではありますが、旅先で誰かのために頑張るときは本当にひたむきなんですよ。そこも少し似ているというか...。僕も小・中・高とバスケ部で、練習で一番声を出して頑張るという理由でキャプテンに選ばれた経験があるので。
どこかなめているけどひたむきで頑張るときもある...そんなたくあんのギャップをしっかり出すことができたらいいなと思います」

――グルメドラマは食べるお芝居も大事ですよね。何か心がけていることはありますか？

「役や芝居のプランはもちろんですが、"胃袋"のプランも大事にしたいと思っています。ロケ弁はなるべく食べないようにして、確実にお腹を空かせていこうと。ただ、あまりお腹が空きすぎていても意外と食べられないので、おにぎりを1個、撮影の3時間前に食べるなど、しっかりコンディションを整えて臨んでいます。白米とおかずに全集中できるように整えることが大切かなと。それ次第で、米の吸い込み具合に差が出てきますから(笑)」

――「白飯に合う最高のおかずは何か？」という究極の問いに迫るドラマ。ご飯のお供がたくさん登場します。

「第1話から、"知らなかった～"というようなご飯のお供がどんどん出てきます。1話につき1品じゃないので、これがまたうれしい！(笑) 秋田出身でとにかく白米が好きなので、ドラマを通して新たなご飯のお供を見つけられることにも喜びを感じます」。

――忘れられないご飯のお供はありますか？

「大学に入学するために上京しましたが、学生の頃はとにかくお金がなかったんですよ。そんな中、実家から段ボールいっぱいに送られてきたご飯のお供は忘れられないです。
特に、母の手作りの『わらびのたたき』は昔も今も大好き。あく抜きしたわらびを煮て、包丁で叩いて味噌と和えたものなのですが、もうめちゃくちゃ美味しいんですよ！ 地元から送られてきた米を大量に炊いて、ご飯の上に乗せて食べていました。今も変わらず送ってもらっていますが、忘れられないご飯のお供です」