「16ビートが体から見えない」「声が小さいしスカスカ」ダンス日本一にも厳しいダメ出し:Dreamer Z

公開: 更新: テレ東プラス

Z世代のスターを発掘する「~夢のオーディションバラエティー~Dreamer Z」(毎週日曜夜9時放送)。新世代アーティスト発掘オーディション「iCON Z」男性部門は、三次審査を突破した20名が4つのグループに分かれて戦う"グループバトル"。SHOKICHI(男性部門プロデューサー)がディレクションした、グループそれぞれのカラーに合わせた課題曲が発表された。

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ダンス日本一に何度も輝いた佐藤蒼虎や、マルチプレーヤーの夫松健介など個々の総合力が高いメンバーが集まった「ZFACTION」の課題曲は「Coyote」。SHOKICHIは、「満月の夜に吠える狼のように、みんなの歌声を空に飛ばせるように。描いた夢を絶対に離さず、獲物を捕らえるように夢を捕らえてほしい」と願いを込めた。個人でスキルを磨いてきた7人が一丸となってほしい...そんな期待を、群れで獲物を狩るコヨーテに重ねた曲だ。

楽曲は、ボーカリスト4人とラッパー4人でマイクを回す複雑な構成。中でも難所は高音のファルセットで歌い上げるサビ。キーは高いが「声を張り上げずクールに歌いこなしてほしい」とSHOKICHI。

ボーカル4人(中村竜大、夫松健介、山本光汰、岩城星那)の中で、サビの高音パートを任されたのは、三次審査1位通過の中村竜大。期待の高さがうかがえる。ラッパー4人(佐藤蒼虎、夫松健介、中村碧、ギレルメ マサユケ トマジ 西村)の中で最も長いマイクパートを任されたのはギレルメ。ラップの表現力がグンを抜いていると評価された。

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しかし、トレーニングを続けるうちに候補生それぞれのウイークポイントが浮き彫りに。ダンストレーナーによると「パッションが弱い」。可もなく不可もなくのまとまった踊りはできるが、もっと気持ちの届くものを目指さなければならない。加えて、ボーカルメンバーには「16ビートが体から見えない」と厳しい言葉。特にボーカルで高く評価されてきた中村竜大は、リズムの取り方に弱点があると指摘されてしまった。

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また、ダンス日本一の佐藤蒼虎にはラップに課題が。ラップトレーナーから「圧倒的に声が小さいし、スカスカ。必死に食らいついてきてほしい」と厳しい言葉が。

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個人個人のダメ出しを受けた後は、「『俺はできるはず』と思って、過信してもいいから前のめりに頑張ってくれたら。それが1グループで行われていたら、めちゃめちゃカッコいい」とアドバイスも。

実はグループ結成時、HIRO(総合プロデューサー)は「上手くまとまればいいグループになるが、ぶつかりすぎると個性を潰し合い、空中分解してしまうかも」と懸念を口にしていた。個人だけではなくグループとして輝けるか!? コヨーテが群れで狩りをするように大きな夢をとらえるには仲間が必要なのだ。

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話し合うメンバー達。「変なプライドは捨てなあかんと思う」(夫松)、「自分のダメなところを引っくるめて、みんなでもっと話した方がいい」(中村竜大)など真剣に意見を交わし、グループのために全員で頑張ることを誓い合った。

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個性も年齢も体格もあえてバラバラ、化学反応を狙う「LILEAGUE」の課題曲は「Rollah Coaster」。成長過程のハラハラ感や夢を掴むまでの大冒険を、ローラーコースターに重ね表現した楽曲だ。中学生ボーカリストが避けて通れない変声期の問題を、どう乗り越えていくのか? 年齢が離れているからこそ、全員が輝くバランスを取ることや、魅せる方向性を決めるのが課題だ。LILEAGUEの課題曲への取り組みは、「ネットもテレ東」で!

3月27日(日)放送の「~夢のオーディションバラエティー~Dreamer Z」(MC:木梨憲武)は30分拡大SP! 「kid matic」と「CROONERZ」の課題曲が明らかに。「女優オーディション」は、ステージ2のBグループ5名のち1名が脱落。