メイクに4時間!厚底靴は手作り?60歳男性がミニスカートをはくワケ。女装に協力的な妻の本心は?:家、ついて行ってイイですか?(明け方)

公開: 更新: テレ東プラス

3月21日(月)に放送した「家、ついて行ってイイですか?(明け方)」(毎週月曜深夜)では、「マクハリ ハンドメイド フェスタ 2021」で出会ったあきひこさん(60歳)と妻のみやこさん(59歳)のお家について行きました(2021年12月11日取材)。

「マクハリ ハンドメイド フェスタ 2021」は、アクセサリー・アート・雑貨・ファッションなど手作り作品が出展・販売される年に一度の祭典。今回の企画は、会場で番組スタッフが首からフリップを下げてインタビュー、買い物代をお支払いするかわりに家について行くというもの。

世界に1つだけの手作り作品を探すために訪れた人たちだけあって、個性的な出で立ちの人も多く見受けられましたが、中でも特に目立っている人物を発見!

ミニスカートに網タイツというセクシーな格好の人物に話しかけてみると...「いつもこんな格好。私は男です」。さっそく「家、ついて行ってイイですか?」と交渉してみたところ、「汚いけど大丈夫。みーちゃんも大丈夫って言うと思う」と、妻帯者であることが判明。こちらの祭典には妻の"みーちゃん"こと、みやこさんと一緒に来場したそうです。

ちなみに、メイクをして外出するまでにかかる時間はなんと4時間!

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ピアス用に買ったどら焼きの形をしたポーチの代金をお支払いしたところで、家について行くことに。...と、ここで番組スタッフには気になることが。あきひこさんの胸のふくらみが気になって質問すると「歳をとると胸がたるんできちゃって。60歳になったのをきっかけにブラをするようになった」とのこと。いろいろこだわりがあるようです。

町工場を経営しているそうで、休みの日は必ずご夫婦でお出かけするんだとか。話を伺いながら歩いていると、前方のビルらしき建物を指して「ここです ボロ屋」と、あきひろさん。4LDKのご自宅は「父親が建てた家」だそうで、1階が工場、2階が住居スペースになっています。さっそくリビングにお邪魔すると、あきひこさんの靴や衣装で溢れていました。

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ズラッと並ぶ厚底靴の中には、3カ月ほどかけてラインストーンを1粒ずつ貼ってアレンジしたというものも。さらに、ロングスカートを短く切ってリメイクしたミニスカートもあれこれ披露してくれました。

番組スタッフ:「なんでミニスカートなんですか?」
あきひろさん:「男の人はスカート短いほうが、なんとなくアレじゃないですか」
番組スタッフ:「自分が穿くとなったら別だと...」

...と、あきひこさんと番組スタッフの間でなんとも言えないやり取りが続きます。

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他にも伝線したストッキングの山を見せてくれました。これはすべてあきひこさんが穿いていたものだそうで「お世話になったので洗って取ってあるんです」とのこと。洋服代は月に5万円以上、多いときは10万円くらいになることもあるといいます。とはいえまったく買わない月もあるそうで、基本的には手作り。みやこさんも制作に協力してくれるんだとか。みやこさんが作ったという帽子には、「I LOVE MIYAKO」と、妻への愛を込めたデコレートが施されていました。

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メイクは3~4年ほど前から始めたそうで、「レディー・ガガさんのメイクを見て、こんなのあるんだとマネしてみたんです」。

気になるご夫婦の馴れ初めを伺うと...18年ほど前に友人の紹介で知り合い、付き合って3カ月で結婚したそうです。当時は、あきひこさん自身も女装をするとは思ってもいなかったとか。

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仕事部屋も見せていただくと、やっぱりオシャレアイテムで溢れていましたが、仕事中は普通?の作業着だそうです。

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500着にも及ぶドレスを前に、番組スタッフが思いきって「女性になりたいのでしょうか?」という質問をぶつけると、「全然。女性になりたいっていうのはない。ただスカートとか(レディースの)洋服が好き」と、あきひこさん。

女装を始めたのは10年ほど前。みやこさんが洋服を買うのを見ていたあきひこさんはうらやましく思っていたそうです。「いいなと思っていたよね。男物の服は可愛くないっていうか。花柄とかフリルとか付いていないじゃないですか」。

そんなあきひこさんの様子を見たお店の人が、「スパッツを穿けばワンピースを着てもおかしくない」とアドバイスしてくれたそうです。そこで思いきってワンピースを購入。そこから、だんだんレディースの服を買うようになり、徐々にスカート丈が短くなり...。

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2017年にはついに生足が登場!

みやこさんは写真を見ながら「急にじゃなくて、だんだんとだったので。急にこうなったら(許せたか)わからなかったですけど」と、女装する夫に対する複雑な心境を明かしてくれました。一方、あきひろさんにもなぜレディースの服に惹かれるようになったのか心当たりがあるようで...子ども時代の出来事について振り返ってくれました。

「中学生になってからやんちゃな人たちにいじめられたりしたことがあって...。女の子が見るもの(本や漫画)を読むほうが多かったかもしれない。女の子のほうが平和で楽しい」。

「一緒に探してくれるんですよ。みーちゃんが。反対は絶対にしなかった。(夫が女装したら)夫婦仲が悪くなっても普通だと思う。だけど私がそういう格好をすることに対して、理解して賛成して協力までしてくれる。ものすごくありがたいですね。私は大好きです」と、妻への感謝の気持ちを語るあきひこさん。

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みやこさんが、ある日町で出会った派手な格好をしている若者から聞いたエピソードを教えてくれました。「『(あきひこさんのように)自分も本当はこういう格好をしたい。でも今は若くて恥ずかしいからそこまでできない』、って言っている人もいたんですよ。そういう話を聞くと(若者に)影響はあるってことなのかなと思う」。...と、言いつつ、メイクを落としたあきひこさんを見て「私はこっちのほうがいいですよ」と、正直な気持ちを明かす一幕も。

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ド派手なファッションセンスを発揮する夫を笑顔で支える妻。根底には揺るぎない夫婦の愛がありました。

3月23日(水)夜6時25分スタートの「家、ついて行ってイイですか?」は、ゲストに古田新太・新川優愛/坂下千里子・モグライダーを迎えて、【新たな一歩踏み出す人たち...春の3時間半SP】をお届けします。

【深夜の巣鴨】
深夜の巣鴨で...31歳美人ママ&11歳長髪男子母子のご自宅へ!
大好きなパパは...フランス人! フランス流? ディナーは特大ステーキ&ワイン!
5歳の時に出会ったパパ...出会って2日目に●●に吊るされた!?
勉強も遊びも全て教えてくれた..."人生変えてくれた"大好きなパパへ感謝のメッセージ!

【春日部のスーパー銭湯】
春日部のスーパー銭湯で...32歳2児の母のご自宅へ!
大好きなおじいちゃんとおばあちゃんも一緒...ナゼ?
7歳の娘は祖母を「かあちゃん」と呼ぶ!
6年前に離婚...祖父母が支えてくれたシングルマザー時代...
今の夫は実は...離婚した元夫!? 同じ男性と再度結婚したワケ!

【上野の駄菓子店】
上野・アメ横の駄菓子店で...
「面白い部屋だよ~」ハードル上げてくる74歳男性のご自宅へ!
玄関開けると...物・物・物! 足の踏み場もない...収集家ハウス!
空き缶、チリソース、ラベル、メガネ...気に入ったものは全て集めちゃう!
「何の価値もないけど...それがいい」モノに囲まれ暮らすおしどり夫婦!

【高尾山トリックアート美術館】
高尾山に...カップルで遊びに来ていた20歳ギャルのご自宅へ!
職業は...なんと農家!? 中3の春から農業をしている...いったいナゼ?
ギャルと共に三浦市に広がる広大な大根畑へ!
何度も熱中症になりながらも...描くデッカイ夢!

【深夜の中目黒】
180cm180kgの超ビッグボディ! 実はアメリカから帰国したハリウッド俳優!
キアヌ・リーブスと共演、「全裸監督」にも出演。
ビッグすぎる俳優が...出会って1カ月の女性と結婚決めたワケ!
取材から1年3カ月...まさかの大河俳優になっていた!? 衝撃の現在!

【北千住駅】
「一人暮らしは寂しい」事務職の女性のご自宅へ!
風水にならって家具の色を決めたりする普通の25歳女子かと思いきや
...実は、プロボクサー!
ボクシングでオリンピックに出場した父親がいるサラブレッドを戦績は、0勝1敗とまったく...。
ボクシングに一度は挫折するも、
「まずは1勝! いつかは世界チャンピオンに!」と夢は大きい!

【東京ビッグサイトの骨董イベント】
コレクション数は500個!時計コレクターの男性の自宅へ!
20歳の頃にとあるお店の柱時計を見て、その雰囲気に惹かれアンティーク時計を集め始める。
壁掛け時計やキャリッジクロック、気圧計が付いた時計など
普段あまり目にしない品がぞろぞろと...
世界中にある時計を買い占めたいという野望を持つも、
コレクションは人から人へ受け継がれるものといずれは手放す覚悟があるのだとか...。
放送から4年5カ月後...手放すと言っていたコレクションはどうなっているのか!?

【由比ヶ浜海岸】
女性4人で海水浴に来ていた27歳の美人双子姉妹のご自宅へ!
彼氏が出来るタイミングも別れるタイミングも
何から何まで一緒な一卵性双生児の2人には壮絶な過去が...。
4歳で父親が死去。子育てが出来なくなった母親のもとを離れ、
児童養護施設で暮らすことに。
数えきれないほどいろいろなことがあったが
「もう1人の自分がいたから、双子だったから乗り越えられた」が持つ夢は、成り上がること!
その夢とは...!?

【インタビューしたら気になった人5連発】
その①:動画と静止画を同時に撮れる二刀流カメラを上野動物園で流行らせた男性
その②:「ザ・ノンフィクション:19歳の漂流」に出演した波乱万丈そうな美女
その③:帰るのが面倒になって人間観察が好きで野宿しがちな警備員
その④:ベートヴェンを"ベーさん"呼ぶ所沢出身ドイツ在住39歳女性
その⑤:「遊戯王」デュエルマスターズのカードを売って、明日の昼食代を捻出する男性

【所沢駅】
ドイツから帰省中の39歳主婦のご自宅へ!
このご家族は、ちょっとワケあり...
離婚はしていないが、歩いて数分の距離に父親の家、母親の家、妹の家と3つも!
元モデルで美人な母親にはリビングや寝室、クローゼット、トイレなど
至るところを自ら改築するほどDIYが大好き!
ちょっとHな話が好きでおちゃめな85歳の祖母を筆頭に、
家族全員が明るく、毎晩のように大笑いをしている家族の裏に隠された
11年前に起こったとある悲劇とは!?

【深夜の国分寺】
エキストラの書類審査が通らず落ち込む55歳男性のご自宅へ!
4年前まで老齢の父親の介護で2人暮らしをしていた家は、時が止まったまま。
「介護は大変だけど、楽しかった」と語るのは、
仕事人間だった父親とようやくゆっくりと何気ない日常会話をすることが出来たから。
50年仲良くなかったがテレビを観て語らうことで、その隙間が埋められた。
今度は自分が「誰かを元気付けたい!」と役者を目指すことに。

【長國寺の酉の市】
スパルタンレースのチームメンバーと食べ歩きに来ていた女性のご自宅へ!
パーソナルジムを経営し、息子と2人で暮らし、家では服を着ない裸族な女性 。
自身が母子家庭で育った経験から、子どもには寂しい思いをさせたくない、
男性で苦労してきた人生だったので男性に頼らずに生きていきたいという想いから、
力的にも強くなろうと鍛え始めた。
そんな母親に対する息子の想いとは!?

【平和島骨董まつり】
骨董まつりに出店している友人にお弁当を届けに来た男性のご自宅へ!
古伊万里焼や鍋島焼、丸谷焼等、
ひとつ数万円はする食器を沢山コレクションする男性は、15歳で割烹旅館に弟子入り。
様々なお店を渡り歩き、57歳で「商売をやりたいから一緒にやってくれ!」と、
奥様にプロポーズし、交際0日で再婚、2人の店を持つ。
78歳で引退するまで「包丁一本、道一筋63年間、料理人になるのが運命だった」と人生を振り返る。

どうぞお楽しみに!