核兵器保有の議論は「してもおかしくない」菅前総理vs成田悠輔&ひろゆきで衝撃発言!

公開: 更新: テレ東プラス

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米イェール大学助教授の成田悠輔さんと、2ちゃんねる創始者の西村博之ひろゆき)さんが日本や世界の根本的な問題に新しい視点を提供し再定義するトーク番組『Re:Hack』。

今回のゲストは、『令和おじさん』改め、前内閣総理大臣の菅義偉衆議院議員が参戦。「ロシアのウクライナ侵略で日本の国防はどう変わるのか」「なぜ菅政権は人気を持続出来なかったのか」などなど・・・際どい話題を徹底討論!

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菅さんは30分前入り、ひろゆきさんは10分前起床

今回のゲストは、政治界の超大物・菅義偉前内閣総理大臣。超大物を前に、スタッフも気合が入りすぎたのか、菅さんに30分前の現場入りを要請。しかし、MCであるひろゆきさんは10分前に起床・・・!

ひろゆきさんは平謝りをしつつも「30分も前に呼ぶ方がおかしくないですか?」とスタッフに責任転嫁。菅さんも「30分前は早すぎじゃないかと思った。10分前でよかった」とひろゆきさんを援護する。
そしてなぜか、パンダがミスを認めて謝罪。ただ結果的に、パンダのミスによって番組冒頭でひろゆきさんと菅さんのアイスブレイクには成功・・・?

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菅前総理が考える『ウクライナ侵略』の国防への影響

ここからは、一気にシビアな話題『ロシアのウクライナ侵略』について討論。菅さんは、今回の戦争が日本の国防観に与える影響をどのように考えているのだろうかーー。

菅さんは「まず、自分の国は自分で守るという防衛力、続いて日米安全保障条約による集団的自衛権の重要性が改めて見直されるのではないか」と語る。
菅さんは、第二次安倍政権の官房長官時代から国防力強化の重要性を訴え続け、特定秘密保護法案平和安保法制を行ってきたという。つまり、築いてきたことが再評価される機会になったと言いたげなご様子。

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また、総理大臣として訪米時に52年ぶりに台湾海峡の平和と安全を議論したことも、現状を考えると重要な行動だったのではないかと語る。ロシアの次は中国が・・・という議論もされている中、しっかりと先を見据えた動きをしていたと主張。

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菅前総理「(核兵器保有の)議論はしてもおかしくない」

ここでひろゆきさんが「自分の国を自分で守るというならば、核兵器を持った方がいいんじゃね?ってなると思うんですけど」と、いつも通りのぶっこみを炸裂させる。

菅さんは「安全保障というのは時代によって色々な議論がある」と歯切れの悪い回答・・・。

そこでひろゆきさんは「核を持つかどうかの議論自体は日本でもやって良いと思っているということですか?」と追撃。

すると菅前総理は「議論はしてもおかしくない」と核兵器保有に向けた議論自体の可能性については認める衝撃発言を!(※その日のニュースにもなりました)

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ひろゆきさんの"煽り力"によって、前総理大臣から核兵器保有に関する重大な発言が飛び出る展開になった。

菅さんは平和安保法制を制定する際も、議論することさえタブー視されていた内容を議論し、前に進めた経験がある。その経験を踏まえて、核兵器保有に関しても議論自体をタブー視することは問題があると考えているのかもしれないーー。

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